2026年4月22日更新
こんにちは。Shikokuレールノート、運営者の「よんてつ」です。
特急しまんとの運行区間や停車駅、現在の走り方が気になっていませんか。特急しまんとは、高松駅から高知方面へ向かうJR四国の特急列車で、列車によっては中村・宿毛方面まで直通します。2025年3月のダイヤ改正で運行形態が見直され、現在は高松〜高知の都市間輸送に加え、高知県西部へのアクセスを担う列車として運転されています。
この記事では、2026年版として最新情報をもとに、特急しまんとの運行ルート、全停車駅、所要時間、特急料金、2700系の設備、岡山方面への乗り継ぎまでまとめて解説します。初めて利用する方でも分かりやすいように、現在の列車体系や南風リレー号との関係も含めて整理しました。
特急あしずり・しまんとの違い、料金、座席、運行区間、土佐くろしお鉄道への乗り入れをまとめて確認したい方は、 特急あしずり・しまんと完全ガイド もあわせてご覧ください。
- 2026年時点の運行区間と全停車駅
- 高松・高知・中村・宿毛間の所要時間
- 2700系特急の車内設備と特急料金
- 岡山方面「南風」への乗り継ぎ方法
特急しまんとの運行区間についての基本情報【2026年版】

- 始発駅と終着駅はどこ?
- 主な運行ルートと所要時間
- 全列車の停車駅一覧
- 運行エリアの特徴
- 運行区間別の見どころを紹介
始発駅と終着駅はどこ?
特急しまんとの始発駅と終着駅は、現在のダイヤでは列車によって異なる複数のパターンに整理されています。利用したい区間に応じて、乗車する列車を選ぶ必要があります。
まず、最も基本的な運行を担うのが高松駅と高知駅を結ぶ「しまんと3号」(下り)と「しまんと2号」(上り)です。この1往復は、香川県と高知県の県庁所在地間を結ぶ都市間特急としての役割を担います。
次に、高知県西部へ足を延ばす長距離系統があります。下り列車では、早朝に高松駅を出発する「しまんと1号」が、中村駅まで乗り換えなしで運行します。
一方、上り列車では「しまんと4号」が、宿毛駅方面から窪川・高知を経由して高松駅へ向かいます。この列車が、宿毛・中村エリアから高松へ向かう直通系統の役割を担っています。
このように、特急しまんとは「高松」「高知」「中村」「宿毛」方面を結ぶ列車として構成されており、乗車する列車番号によって運行区間が変わるため、きっぷの購入時や乗車前には行き先をしっかり確認することが大切です。
主な運行ルートと所要時間

特急しまんとの運行ルートは、香川県の高松駅から予讃線で多度津駅へ進み、そこから土讃線を通って高知方面へ向かう流れが主軸です。さらに一部列車は、高知県西部の土佐くろしお鉄道へ直通運転を行っています。
基幹ルート:高松 ↔ 高知
「しまんと3号・2号」が運行する高松駅〜高知駅間は、特急しまんとの最も基本的な運行ルートです。この区間の所要時間はおおむね2時間15分前後で、高松と高知を効率的に結んでいます。ビジネスや観光での都市間移動において、中心的な役割を果たしている区間と言えるでしょう。
西部延伸ルート:高松 → 中村/宿毛方面 → 高松
高知県西部へ直通する列車は、より長距離の旅となります。
- しまんと1号(下り):
高松駅を出発し、高知駅を経由して中村駅まで向かいます。高松駅から終点の中村駅までの所要時間は、おおむね約4時間です。 - しまんと4号(上り):
宿毛方面から窪川駅・高知駅を経由して高松駅へ向かいます。四国を縦断する長距離列車で、利用区間によっては4時間を超える移動となります。
これらの長距離列車は、高知駅を境に性格が少し変わります。高松〜高知間は速達性を重視した都市間特急として走行し、高知以西や土佐くろしお鉄道線内では停車駅が増え、地域輸送を担うローカル特急の側面も持ち合わせているのが特徴です。
全列車の停車駅一覧
2025年3月15日のダイヤ改正で、特急しまんとの列車体系は見直されました。現在の停車駅は列車によって異なるため、利用前には必ず確認が必要です。以下に、現行の代表的な停車駅をまとめました。
| 会社名 | 路線名 | 駅名 | しまんと1号 (下り) | しまんと3号 (下り) | しまんと2号 (上り) | しまんと4号 (上り) |
| JR四国 | 予讃線 | 高松 | ● | ● | ● | ● |
| 坂出 | ● | ● | ● | ● | ||
| 丸亀 | ● | ● | ● | ● | ||
| 多度津 | ● | ● | ● | ● | ||
| 土讃線 | 善通寺 | ● | ● | ● | ● | |
| 琴平 | ● | ● | ● | ● | ||
| 阿波池田 | ● | ● | ● | ● | ||
| 大歩危 | ● | ● | ● | ● | ||
| 大杉 | ● | ● | ● | ● | ||
| 土佐山田 | ● | ● | ● | ● | ||
| 後免 | ● | ● | ● | ● | ||
| 高知 | ● | ● | ● | ● | ||
| 旭 | ● | ● | ||||
| 朝倉 | ● | ● | ||||
| 伊野 | ● | ● | ||||
| 佐川 | ● | ● | ||||
| 須崎 | ● | ● | ||||
| 土佐久礼 | ● | ● | ||||
| 土佐くろしお鉄道 | 中村線 | 窪川 | ● | ● | ||
| 土佐佐賀 | ● | ● | ||||
| 土佐上川口 | ● | ← | ||||
| 土佐入野 | ● | ● | ||||
| 中村 | ● | ● | ||||
| 宿毛線 | 平田 | ● | ||||
| 宿毛 | ● |
凡例
- ●:停車
- ←:通過(しまんと4号は土佐上川口駅を通過します)
表から分かる通り、「しまんと1号」と「しまんと4号」は高知以西で多くの駅に停車し、地域の足としての役割も担っています。一方で、「しまんと2号・3号」は高松〜高知間の主要駅中心に停車する速達タイプです。

運行エリアの特徴

特急しまんとが走行するエリアは、香川県の都市部から四国山地の険しい山岳地帯、そして高知県の雄大な太平洋岸へと、非常に変化に富んだ景観が特徴です。
旅の始まりである高松駅から多度津駅までの予讃線区間は、比較的平坦な讃岐平野を走ります。市街地や田園風景が広がる、穏やかな車窓が続きます。
多度津駅から土讃線に入ると、風景は一変します。列車は四国山地へと分け入り、急なカーブと勾配が連続する山岳路線を進みます。特に、大歩危・小歩危峡周辺は、切り立った崖と吉野川が織りなす絶景が楽しめる区間です。
そして、高知県に入り高知平野を抜けると、窪川駅からは土佐くろしお鉄道の区間となります。ここでは太平洋の雄大な景色や四万十川流域の風景が広がり、海と川の両方を味わえるのが魅力です。窪川から先の路線の雰囲気や乗り方をもっと詳しく知りたい方は、完全ガイド!土佐くろしお鉄道の乗り方【2026年版】も参考になります。
運行区間別の見どころを紹介
特急しまんとの旅は、車窓から見える景色そのものが見どころと言えますが、ここでは特におすすめのポイントを区間別にご紹介します。
予讃線区間(高松~多度津)
この区間では、源平合戦の古戦場として知られる屋島周辺や、瀬戸大橋線の分岐点である宇多津駅付近の風景が楽しめます。特に宇多津付近では、瀬戸大橋方面へ伸びる線路や讃岐平野の広がりが印象的です。
土讃線区間(多度津~窪川)
土讃線は、まさに見どころの宝庫です。琴平駅は「こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮の玄関口です。列車が四国山地へ分け入ると、ハイライトである大歩危・小歩危峡が待っています。列車の窓から見える吉野川の渓谷美は、特急しまんとの車窓でも特に人気の高い区間です。
大歩危・小歩危をはじめ、土讃線の車窓の絶景ポイントをもっと詳しく知りたい方は、土讃線の絶景ポイント11選!四国の秘境を巡る鉄道旅ガイドもあわせて読むと、見どころがさらにイメージしやすくなります。
土佐くろしお鉄道区間(窪川~中村・宿毛)
窪川駅を過ぎると、列車は高知県西部の風景の中を進みます。土佐佐賀駅付近では太平洋が見える区間があり、中村線では四万十川流域らしいのどかな景色も楽しめます。のどかな田園風景と清流が織りなす、日本の原風景ともいえる眺めが、この区間の魅力です。
特急しまんとの運行区間について、詳細と利用ガイド

- 最新の車両編成と設備紹介
- 特急料金と座席の種類
- 他路線との接続について
- 利用時の乗り継ぎ案内
- 特急しまんとの運行区間について総括
最新の車両編成と設備紹介

現在の特急しまんとは、JR四国の2700系で運行されています。高松〜高知・中村・宿毛方面を結ぶ列車として、現在のJR四国の特急ネットワークを支える主力車両です。
2700系の技術と乗り心地
2700系の大きな特徴は、カーブの多い四国の路線条件に対応した車体傾斜システムを備えている点です。土讃線のような山岳路線でも速達性と快適性を両立しやすく、長時間の乗車でも比較的疲れにくいのが魅力です。
車内の主な設備
車内は落ち着いたデザインでまとめられており、長距離利用でも快適に過ごしやすい設備がそろっています。
- 座席と電源: 全席にモバイル用コンセントが設置されています。
- Wi-Fiサービス: 無料で利用できる公衆無線LANサービスが提供されています。
- 荷物スペース: デッキに大型荷物を置けるスペースがあります。
- バリアフリー対応: 車いすスペースや多機能トイレが設けられています。
2700系の定期運用や、「南風」「しまんと」での編成パターンをもっと詳しく知りたい方は、2700系 運用の完全ガイド!南風・うずしおの最新事情と攻略法もあわせてチェックしてみてください。
このように、2700系は機能性と快適性を高いレベルで両立させた車両であり、特急しまんとの旅をより一層快適なものにしています。

特急料金と座席の種類

特急しまんとに乗車するには、運賃のほかに特急料金が必要です。ここでは料金体系と座席の種類について解説します。
料金体系
特急料金は、乗車する営業キロに応じて変わります。JR四国の現行案内では、在来線特急料金Aの通常期指定席特急料金は営業キロ151〜200キロまでで2,730円、自由席特急料金は2,200円です。高松〜高知のような主要区間では、このレンジに該当するケースが多くなります。
きっぷは、JRのみどりの窓口や主な旅行会社のほか、JR西日本のネット予約「e5489」やJR四国のアプリ「しこくスマートえきちゃん」などでも購入できます。
座席の種類
特急しまんとの座席は、基本的に「指定席」と「自由席」の2種類です。現行の編成案内では、しまんと・あしずり系統にグリーン車は案内されていません。
- 指定席: 事前に座席を確保できるため、確実に座りたい場合や、混雑が予想される時期の利用におすすめです。
- 自由席: 指定席より料金を抑えられますが、混雑時には座れない可能性があります。
指定席・自由席の違いや、e5489・スマえきでの買い方をさらに詳しく知りたい場合は、特急しまんと 特急券の買い方を完全解説!お得なきっぷ情報もも参考になります。
どちらの座席を選ぶかは、旅行の計画や予算、混雑状況に応じて判断するとよいでしょう。特に長距離を乗車する「しまんと1号」や「しまんと4号」では、旅の快適性を考慮して指定席を確保するのがおすすめです。
他路線との接続について

特急しまんとは、四国内の交通網において他の路線と接続し、広域的な移動を支える役割も担っています。特に重要なのが、岡山方面へ向かう特急「南風」との接続です。
2025年3月15日のダイヤ改正では、長年行われてきた特急「南風」との分割・併結体系が見直され、高松方面と高知方面を結ぶ一部の「しまんと」系統については、南風リレー号への接続を基本とする形に変わりました。これにより、過去のような併結運転を前提にした案内は、現在の運行実態とは異なる場合があります。
主な接続駅としては、多度津駅や丸亀駅、宇多津駅周辺の乗り継ぎが重要です。高松側から岡山方面へ向かう際は、特急「南風」だけでなく快速「サンポート南風リレー号」も補完的な役割を果たしています。
高松方面から岡山行き「南風」へどう乗り継ぐのか、快速リレー列車の役割まで含めて整理したい方は、快速サンポート南風リレー号の乗り方と全情報を徹底解説もぜひご覧ください。
この変更は、一部の利用者にとっては乗り換えの手間が増えた面もありますが、ダイヤ全体の安定性や分かりやすさを高める狙いもあると考えられます。
利用時の乗り継ぎ案内
特急しまんとを利用して、岡山方面や徳島方面へ乗り継ぐ際の具体的な方法と注意点を解説します。
岡山方面(特急南風)への乗り継ぎ
高松駅から特急しまんとに乗り、岡山方面へ向かう場合は、多度津駅・丸亀駅・宇多津駅周辺で特急「南風」または快速「サンポート南風リレー号」への乗り継ぎを行う形が基本になります。
- 乗り換え方法: しまんとを下車後、電光掲示板やアナウンスで乗り換え先の列車・ホームを確認します。
- 注意点: 大きな荷物がある場合や接続時間が短い場合は、少し余裕を持って行動した方が安心です。

徳島方面(特急剣山)への乗り継ぎ
徳島方面へ向かう場合は、土讃線の阿波池田駅が主要な乗り換え拠点となります。阿波池田駅で特急しまんとから徳島線経由の特急「剣山」に乗り換えることで、徳島駅方面へアクセスできます。四国の中央部を横断するルートを旅する際に、この乗り換えパターンを利用することになります。
これらの乗り継ぎ情報を事前に把握しておくことで、四国内での移動計画がよりスムーズになります。
特急しまんとの運行区間だけでなく、あしずりとの違いや中村・宿毛方面への行き方も知りたい方は、 特急あしずり・しまんと完全ガイド で全体像を確認できます。

特急しまんとの運行区間について総括
最後に、この記事で解説した特急しまんとの運行区間に関する重要なポイントをまとめます。
- 2025年3月のダイヤ改正で列車体系が見直された
- 現在の運行本数は1日2往復(4本)体制が基本
- 高松方面と高知方面を結ぶ一部列車は南風リレー号接続へ変更された
- 運行区間は主に高松〜高知、高松〜中村、宿毛方面〜高松の系統で整理できる
- 高松〜高知間は都市間特急としての性格が強い
- 高知県西部へ直通する列車は地域輸送の役割も担う
- 使用車両は2700系で、全席コンセントや無料Wi-Fiなどを備える
- 座席は指定席と自由席の2種類で、グリーン車は案内されていない
- 岡山方面へは南風または南風リレー号への乗り継ぎを前提に考えると分かりやすい
- 見どころは土讃線の大歩危・小歩危峡や高知県西部の風景
- きっぷは窓口のほかe5489やスマえきでも購入しやすい
- 利用する列車によって停車駅が大きく異なるため事前確認が重要

