こんにちは。Shikokuレールノート、運営者の「よんてつ」です。
今年もついに、青春18きっぷ 2025年冬シーズンの情報が発表されましたね。鉄道好きとしては、この季節が来るとソワソワしてしまいます。
2025年の冬はいつからいつまで使えるのか、値段は据え置きなのか、そして3日間用と5日間用の違いはどうなっているのか、気になる点が多いですよね。特に2024年からルールが大きく変わって、買い方や使い方で戸惑っている方もいるかもしれません。
この記事では、2025年冬の発売日や利用期間、指定席券売機での購入方法といった基本情報から、自動改札の使い方、グループ利用に関する注意点、北海道新幹線オプション券の詳細まで、青春18きっぷの情報をまるっと解説していきます。
- 2025年冬の発売日や値段、利用期間
- 3日間用と5日間用の違いと買い方
- ルール変更点(自動改札・連続利用)
- 年末年始や降雪時の注意点
青春18きっぷ 2025年冬の基本情報
まずは、今回発表された「青春18きっぷ 2025年冬」の基本情報をしっかり押さえておきましょう。買い方や使える期間、値段など、冬の旅を計画する上で欠かせない土台となる部分ですね。特に利用期間は嬉しい変更点がありますよ。
2025年冬の発売日と値段
2025年冬の青春18きっぷは、昨年に引き続き「3日間用」と「5日間用」の2種類が発売されます。そして何より嬉しいのが、価格が据え置きになったこと!色々なものの値段が上がる中、これは本当にありがたいですね。

(出典:JR東日本プレスリリース『「青春 18 きっぷ」「青春 18 きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について』)
2025年冬 発売情報(概要)
- 3日間用: 10,000円
- 発売期間: 2025年11月28日(金)~ 2026年1月10日(土)
- 5日間用: 12,050円
- 発売期間: 2025年11月28日(金)~ 2026年1月8日(木)
価格は「おとな」「こども」同額です。これは青春18きっぷが「特別企画乗車券(トクトクきっぷ)」という扱いで、小児専用の価格設定が元々ないためですね。小学生のお子さんでも大人と同じ1枚(1人分)が必要になります。
発売期間が利用期間の終了日より少し早い点に注意が必要です。例えば5日間用は、最終利用開始日である1月8日(この日から5日間=1月12日まで使える)に合わせて、発売も1月8日までとなっています。
利用期間はいつからいつまで?

次に、最も重要な利用期間です。ここが今回一番の注目ポイントかもしれません。
2025年冬の利用期間は、2025年12月12日(金)から2026年1月12日(月・祝)までとなりました。
例年の冬シーズンは1月10日頃で終わることが多かったのですが、今回は利用期間の開始日・終了日が例年より2日遅く設定されたんです。その結果、なんと2026年1月の成人の日を含む3連休(1月10日・11日・12日)にも丸々利用できるようになりました!
年明けの3連休が使えるメリットは大きい!
年末年始は帰省やイベントで忙しくても、「年明けの連休でどこか行こうかな」と考えていた方には朗報ですよね。例えば、3日間用(1/10発売)を購入して、この3連休(1/10~1/12)だけで使い切る、といったプランも可能になりました。
もちろん、利用最終日である1月12日(月・祝)は、その日の在来線最終列車まで有効です。0時をまたぐ列車でも、通常ダイヤの終電であれば終着駅まで有効なので、最終日もギリギリまで旅を楽しめますね。
買い方と発売場所まとめ

青春18きっぷは、全国のJRの主な駅で購入できます。具体的な場所は以下の通りです。
- JRの主な駅の「みどりの窓口」
- 「指定席券売機(みどりの券売機)」 ※オペレーター呼び出し機能付き含む
- JRの旅行センター(ツアーカウンター)
- 一部の主要旅行会社
私のおすすめは、やはり「みどりの券売機などの指定席券売機」ですね。窓口が混雑している時間帯でも、券売機ならスムーズに購入できることが多いです。
指定席券売機での購入手順(イメージ)
機種によって多少の違いはありますが、おおむね以下の流れで購入できます。
- 券売機のトップ画面で「おトクなきっぷ」「割引きっぷ」などを選択
- 「青春18きっぷ」のボタン(または案内)を選択
- 「3日間用」か「5日間用」かを選択
- 「ご利用開始日」を指定(カレンダーなどで選択)
- 内容を確認して代金を支払う
購入時の注意点
購入時には必ず「3日間用」か「5日間用」かを選び、さらに「利用開始日」を指定する必要があります。この利用開始日は、未使用の場合に限り1回だけ変更可能ですが、3日間用⇔5日間用の種別変更はできませんので、計画を立ててから購入しましょう。
ちなみに、青春18きっぷは非常に人気のあるきっぷですが、座席指定券などとは異なり、枚数制限はなく、期間中であれば売り切れの心配はありません。発売開始日に慌てて買いに行く必要はないので、自分の旅行計画が決まってからで大丈夫ですよ。
3日間用と5日間用の違い

2024年のリニューアルで登場した「3日間用」と「5日間用」。どちらも「1人用」のきっぷであることは共通ですが、日数と価格が異なります。
最大の違いは、もちろん「連続して使える日数」と、それに伴う「1日あたりの価格」ですね。
| 券種 | 価格 | 利用日数 | 1日あたりの価格 |
|---|---|---|---|
| 3日間用 | 10,000円 | 連続する3日間 | 約3,333円 |
| 5日間用 | 12,050円 | 連続する5日間 | 2,410円 |
こうして比較すると、1日あたりのコストパフォーマンスは5日間用が圧倒的に有利なのが分かります。もし5日間の休みが確保できるなら、5日間用を選ぶのが最もお得かなと思います。
ただし、新ルールの重要なポイントは「連続利用」であることです。
例えば、5日間用で12月20日を利用開始日に指定した場合、有効期間は12月20日・21日・22日・23日・24日の「連続する5日間」となります。途中で「12月22日は使わないから飛ばす」といったことはできません。
旅程に合わせた選び方
- 3日間用がおすすめな人:
- 週末+1日(有休など)でサクッと旅したい
- 成人の日の3連休(1/10~1/12)だけで使いたい
- 5日間用がおすすめな人:
- 年末年始休暇などで5日以上のまとまった休みがある
- とにかくコストを抑えて長距離移動したい
自分の旅程に合わせて、無駄のない方を選ぶのが賢い使い方ですね。
北海道新幹線オプション券とは?
「青春18きっぷで北海道に行きたい!」という夢を叶えるための特別なチケット、それが「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」です。

ご存知の通り、青春18きっぷは原則として新幹線には乗れません。そして、本州と北海道を結ぶ青函トンネル区間は、現在JRの在来線が廃止されており、新幹線(北海道新幹線)しか通っていません。
そこで、この区間を18きっぷ利用者が通過できるよう、特別に用意されたのがこのオプション券(価格: 4,650円)なんです。
オプション券で乗れる区間(片道1回限り)
- 北海道新幹線: 新青森 ~ 木古内間(普通車の空いている席)
- 道南いさりび鉄道: 木古内 ~ 五稜郭間(普通列車)
これを使えば、18きっぷ本体の効力(五稜郭~函館・札幌方面はJR在来線)と組み合わせて、北海道へ渡ることが可能になります。
利用期間は18きっぷ本体と同じ(2025年12月12日~2026年1月12日)です。ただし、あくまで「片道1回」限りなので、往復する場合は2枚必要になる点に注意してくださいね。

青春18きっぷ 2025年冬の注意点
ここからは、2025年冬の旅を計画する上で、絶対に知っておきたいルールや注意点を解説します。特に2024年から大きく変わった「連続利用」や「グループ利用」のルールは、久しぶりに使う方にとっては戸惑う部分かもしれません。しっかり確認していきましょう。
ルール変更と自動改札の使い方

2024年冬のリニューアルで、きっぷの使い勝手が大きく変わりました。
最大の変更点は、昔ながらの大きな赤いきっぷ(常備券)に日付スタンプを押してもらうスタイルから、一般的な乗車券サイズ(85mm券)の磁気券になったことです。
これにより、ついに自動改札機を通れるようになりました!
特に都市部での乗り換え時など、いちいち有人改札に並ぶ必要がなくなり、格段にスムーズになったのは大きなメリットだと思います。利用開始日に自動改札を通せば、その日の日付が印字される仕組みです。
自動改札がない駅やエラーが出た場合は?
地方の無人駅や、自動改札が設置されていない駅はもちろん従来通り有人改札(または駅係員)に見せる形になります。また、万が一自動改札でエラーが出た場合も、慌てずに有人改札の係員さんにきっぷを見せて事情を説明すれば大丈夫です。
ただ、鉄道ファンとしては、あの旅情あふれるスタンプ欄が埋まっていくワクワク感がなくなったのは、ちょっとだけ寂しい気もしますね…。
複数人でのグループ利用は不可

ここが旧ルールとの最大の違いであり、2025年冬も最も注意が必要なポイントです。
【最重要】グループでの「シェア利用」はできません
旧ルール(~2024年夏まで)では、1枚のきっぷが「5回(人)分」という扱いで、例えば以下のような使い方が可能でした。
- 5人グループの日帰り旅行で、1枚をみんなで使う(5回分消費)
- 1人で2回分使い、残りの3回分を友人や家族に譲る
- 期間中、飛び飛びの日付で5回使う
しかし、これらの使い方は新ルールでは完全に禁止されました。
新しい18きっぷは「購入時に指定した利用開始日から連続○日間、購入した1名様のみが有効」というルールに変わっています。複数人で旅行する場合でも、必ず1人1枚、それぞれ自分用のきっぷが必要になりますので、絶対に間違えないようにしてください。
特急に乗れる例外区間

青春18きっぷは「全国のJRの普通・快速列車の普通車自由席」が乗り放題になるきっぷです。そのため、新幹線や特急・急行列車には原則として乗車できません。(特急券や急行券を別途購入しても乗れません)
…ただし、日本には「普通列車の運行が全くない」区間が一部存在します。そうした区間を通過しないと先に進めない利用者のために、特例として追加料金なしで特急列車の自由席(または空席)に乗車が認められている区間があります。
特急に乗れる特例区間(2025年現在)
- 石勝線: 新夕張~新得間(普通列車が走っていないため)
- 室蘭本線: 室蘭~東室蘭間(一部の特急で指定席の空席利用可)
- 奥羽本線: 新青森~青森間(本州と北海道を結ぶ連絡のため)
- 宮崎空港線: 宮崎~宮崎空港間(空港アクセス利便性のため)
- 佐世保線: 早岐~佐世保間(一部の特急自由席)
※これらの特例は、あくまで「その区間内のみを乗車する場合」に限られます。例えば、新夕張~新得間を越えてトマムや帯広方面へ乗り越す場合は、全区間の乗車券・特急券が別途必要となります。ルールが細かいので、利用前には最新の情報を確認してください。
年末年始のダイヤと終夜運転
冬シーズンは年末年始の大型休暇を直撃するため、列車のダイヤにも注意が必要です。
例年、多くのJR路線で12月30日頃から1月3日頃までは「土曜・休日ダイヤ」で運行されます。平日のつもりで乗り継ぎ計画を立てていると、列車が来なかったり、接続がうまくいかなかったりする可能性が高いです。乗換案内アプリや時刻表で、必ず「休日ダイヤ」で検索するようにしましょう。
また、大晦日から元旦にかけて、首都圏などで実施される「終夜運転」を利用する場合も、18きっぷの「1日」の区切りに注意してください。
終夜運転と「日付の区切り」のルール
18きっぷの1日分の有効期限は「乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで」ですが、新ルールではこれが拡大され「乗車日の在来線最終列車(通常ダイヤの終電)まで」有効となりました。
しかし、終夜運転の臨時列車は、この「通常ダイヤの終電」の後に走る列車です。そのため、12月31日分のきっぷで終夜運転の列車に乗っていても、深夜0時を過ぎて1月1日になった時点で、1月1日分のきっぷ(2日目)が必要になると解釈するのが安全です。
年越しを列車で迎える計画の方は、このルールをしっかり頭に入れておきましょう。

夜行列車の運行状況
かつては18きっぷシーズンの風物詩で、宿代を浮かせながら長距離を移動できる「ムーンライトながら(東京~大垣)」や「ムーンライトえちご」といった夜行快速列車がありました。

残念ながら、これらの定番列車は2021年の「ムーンライトながら」廃止などを最後に、現在定期的な運行はありません。2025-26年冬シーズンも、18きっぷユーザーが気軽に利用できる定番の夜行快速列車の運行予定はないと見込んでおいた方が良いでしょう。
もし、どうしても夜通し移動したい場合は、主要駅の最終列車で移動できるところまで行き、駅の待合室などで始発列車を待つ(いわゆる「駅寝」)といった方法を工夫する必要があります。
「駅寝」のリスクについて
「駅寝」は宿代を節約できる裏ワザではありますが、冬場は想像以上に体力を消耗します。十分な防寒対策はもちろん、荷物の盗難などの防犯面にも細心の注意が必要です。体調を崩してしまっては元も子もないので、無理のない計画を立てることを強くおすすめします。
降雪や遅延時の対応
冬の鉄道旅で、計画の最大の敵となるのが「降雪」や「悪天候」によるダイヤの乱れです。
特に東北地方や日本海側、山間部の路線では、大雪による列車の遅延や運転見合わせ(運休)、区間運休(途中駅での折り返し)、さらにはバス代行輸送なども珍しくありません。
青春18きっぷの旅は、新幹線や特急といった振替手段(ワープ)が使えないため、一度ダイヤが乱れると、その後の計画が大きく崩れてしまうリスクを常に抱えています。
万が一に備えておくこと
- 日程には十分すぎる余裕を: 1日の遅れが致命傷にならないよう、予備日を設けたり、タイトすぎる乗り継ぎを避けたりしましょう。
- 情報収集を徹底する: JR各社の運行情報サイトやアプリ(JR西日本「JR-WEST」アプリなど)をこまめにチェックする癖をつけましょう。
- 装備を万全に: 防寒着はもちろん、長時間列車に閉じ込められた場合に備えて、モバイルバッテリー、飲み物、非常食(お菓子など)をカバンに入れておくと安心です。
冬の18きっぷ旅は、こうしたリスク管理も楽しみの一つと捉え、余裕を持って行動することが大切ですね。

青春18きっぷ 2025年冬の総まとめ
あらためて、青春18きっぷ 2025年冬シーズンのポイントを振り返ってみます。
2024年からの新ルール(連続利用・1人利用限定)が定着し、「個人の連続した日程での旅」に特化したきっぷとなりました。旧ルールの自由度の高さを知っていると少し不便に感じるかもしれませんが、自動改札が使えたり、今回の冬のように成人の日の3連休まで利用できたりと、明確に便利になった点も多いです。
特に5日間用(12,050円)なら、1日あたりわずか2,410円。3日間用(10,000円)でも1日あたり約3,333円です。
1日で東京から大阪まで(約550km)移動しようとすると、通常の乗車券は8,910円かかります。それが1日分(2,410円や3,333円)でまかなえてしまうのですから、その破格の魅力は今も健在です。
降雪などのリスクはありますが、それを上回る「ゆったりと車窓を眺める旅」の楽しさがあります。時刻表とにらめっこしながら綿密に計画を立てて、2025年冬もお得な鉄道旅に出かけてみてはいかがでしょうか。


