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【徹底解説】サンライズ瀬戸の喫煙室は臭い?対策と実態レポート

【徹底解説】サンライズ瀬戸の喫煙室は臭い?対策と実態レポート

こんにちは。Shikokuレールノート 運営者の「よんてつ」です。

あこがれの寝台特急、サンライズ瀬戸での旅。いざ予約しようとしたら禁煙車が満席で、泣く泣く喫煙車(喫煙可能な個室)を検討している方もいるのではないでしょうか。あるいは、予約した後で「サンライズ瀬戸 喫煙室 臭い」なんて検索してしまい、不安で夜も眠れない状況かもしれませんね。

サンライズ瀬戸の喫煙席しか空いていない時の絶望感とリスク
タバコを吸わない人にとって、一夜を過ごす空間の臭いは死活問題です

タバコを吸わない方にとって、長時間の移動で臭いがきついのは死活問題です。「何号車ならマシなのか」「空気清浄機はあるのか」「満席でも変更できるチャンスはあるのか」といった疑問や、具体的な対策を知りたいという切実な思い、痛いほどよくわかります。特に、個室という閉鎖空間での「残留臭」は、想像以上に旅の質を左右する要素となり得ます。

この記事で分かること
  • サンライズ瀬戸・出雲の「喫煙可能個室」の具体的な臭気レベルと実態
  • どうしても喫煙可能個室に乗る場合の「臭い」に対する物理的な防御策
  • e5489などを活用した禁煙個室への変更テクニックとキャンセル待ち
  • 乗車後に後悔しないための服や持ち物の完全ガードマニュアル
目次

サンライズ瀬戸の喫煙室は臭い?実態

まずは、誰もが気になる「実際のところ、どれくらい臭うのか?」という核心部分について、車両の構造や利用者のリアルな声をもとに解説していきます。これから予約する方も、すでに切符を持っている方も、まずは敵を知ることから始めましょう。1998年に登場した車両の「染み付いた歴史」は、現代の私たちの想像を遥かに超えていることがあります。

サンライズの喫煙室は何号車にある?

サンライズエクスプレス(285系)は、7両編成を2本つないだ最大14両で運転されています。ここで誤解されがちなのですが、サンライズは「車両まるごと喫煙車/禁煙車」というより、“喫煙可能な個室”と“禁煙の個室”が混在する号車があるという考え方が近いです。

サンライズ瀬戸・出雲の喫煙車(6号車・13号車)と一部喫煙可能な車両の配置図

結論から整理すると、喫煙できる部屋があるのは大きく以下のパターンです(運用・編成変更などで例外が出る可能性はあるため、最終確認は予約画面の表示を優先してください)。

  • 6号車(瀬戸側)・13号車(出雲側)全個室が喫煙可能として案内されることが多い号車
  • 4号車・11号車個室の半数が喫煙可能/半数が禁煙という構成で案内されることが多い号車
  • ここでの号車説明は東京発の下り列車の場合です。上り列車では号車が逆になります。

つまり、「喫煙は6号車と13号車だけ」という断定は正確ではありません。“喫煙できる部屋が存在する”という意味では4号車・11号車も関係してくるわけです。予約時に「喫煙/禁煙」の表示が出てくるのは、まさにこのためですね。

最近の新幹線のように「デッキに喫煙ルームがある」のではなく、(喫煙可能枠の部屋に限って)「個室そのものが喫煙可能」という、今となってはかなり珍しい仕様なんです。しかも6号車や13号車は、シングルやシングルツインといった人気の個室が集まる2階建て車両。なお、ノビノビ座席は5号車(瀬戸側)12号車(出雲側)に設定されています。

なぜこのような車両が存在するのかというと、この285系電車が登場したのは1998年。当時はまだ、オフィスでも電車でもタバコが吸えるのが当たり前の時代でした。その時代の設計思想が残っているため、現在の「禁煙が標準」の価値観とは大きくズレた空間が生まれている側面があります。

そして6号車・13号車・4号車・11号車はいずれも2階建て構造を持つ車両で、狭い個室・布地の内装・長年の蓄積という条件がそろうため、非喫煙者にとっては“臭いの当たり外れ”が出やすいのも特徴です。2階部分は天井が湾曲していて空気が回りにくく感じる人もいますし、1階部分は床面に近いぶん、臭いを近く感じるという声もあります(体感差が大きいポイントです)。

ちなみに、共用設備の場所は把握しておくと安心です。シャワー室とシャワーカード販売機(有料)は、基本的に3号車(瀬戸側)10号車(出雲側)にあります。飲料の自動販売機は、一般的には3・5・10・12号車に設置される案内が多いです(編成変更・更新等で変わり得るため、断定しすぎないのが安全)。

このように、単に「タバコが吸える」というだけでなく、車両構造そのものが現代の禁煙スタンダードとは異なる「特異点」になっていることを理解しておく必要があります。他の多くの区画は禁煙として運用されており、空気の印象がまったく別世界になることもあります。

サンライズ喫煙室の臭いに関する口コミ

サンライズ車内の臭いの原因となる経年劣化と湿度の影響、三次喫煙について
雨の日や湿度の高い日は、素材から臭いが浮き上がりやすくなるため特に注意が必要です

ネット上の口コミを見ていると、評価が真っ二つに分かれていることに気づきます。これは利用者の「喫煙習慣の有無」や「臭いへの感受性」によって、感じ方が180度異なるからです。

まず、喫煙者の方からは「酒とタバコと夜景を楽しめる最高の空間」「最後の砦」といった絶賛の声が多いです。新幹線の喫煙ルームすら廃止されつつある今、部屋でくつろぎながら紫煙をくゆらせることができるサンライズは、愛煙家にとって魅力的に映るのでしょう。「換気口の近くで吸えば意外と気にならない」という意見も見られます。

一方で、非喫煙者やタバコの臭いに敏感な方からは、かなり悲痛な叫びが上がっています。SNSや旅行記ブログを検索すると、以下のような証言が見つかります(感じ方には個人差があります)。

「部屋に入った瞬間、染み付いたヤニの臭いが鼻を突く。昭和の雀荘のような臭い。」
「息苦しくて一睡もできなかった。高いお金を払って拷問を受けている気分だった。」
「消臭スプレーを使っても、壁紙から臭いが湧き出てくる感じで効きが弱かった。」
「翌朝、下車して新鮮な空気を吸った瞬間、自分の服から発せられる臭いに絶望した。」

私自身も取材のために喫煙可能区画の近くを通ることがありますが、正直に言って、非喫煙者が「まあ大丈夫だろう」と高をくくって乗ると、後悔するかも?と思われます。特に臭いが感じやすいのは、雨の日や湿度の高い日です。

湿度が高いと、カーペットやシートのモケット(布地)、カーテン、壁材などの多孔質な素材に吸着していた臭いが、体感として強く感じられるという声があります。原因の説明を化学反応まで断定するのは難しいものの、「湿度が高い=臭いが濃く感じることがある」という傾向は、乗り物に限らず部屋の臭い全般で起きやすい現象です。いずれにせよ、素材の奥に長年蓄積したものは清掃だけで完全に取り切るのが難しく、構造的な課題になりやすいのは確かです。

サンライズが満席で喫煙しかない場合

大型連休や週末など、サンライズのチケット争奪戦は凄まじいですよね。「10時打ち」で負けてしまい、ふと見ると喫煙可能枠だけ「△(残りわずか)」で空いている…。この状況、本当に悩みます。「乗れないよりはマシか」「一晩くらい我慢すればいいか」と自分に言い聞かせたくなる気持ちもわかります。

しかし、結論から言うと、タバコの臭いがどうしても苦手な方は、喫煙可能個室での妥協はおすすめしません。

なぜなら、サンライズでの移動は数時間の「乗車」ではなく、一夜を過ごす「宿泊」だからです。新幹線で2〜3時間我慢するのとは訳が違います。睡眠を取るということは、無防備な状態でその部屋の空気を6時間、7時間と吸い続けることを意味します。

タバコの臭いが苦手な人が、壁や衣類などに残るタバコ由来物質に長時間さらされると、頭痛、吐き気、めまい、喉の痛み、目の刺激感などの不快症状を訴えるケースがあります(ただし症状の出方は個人差が大きいです)。また、「三次喫煙(サードハンド・スモーク)」という言葉があり、タバコを消した後でも室内表面などに残った化学物質を吸い込むことを指します。厚生労働省e-ヘルスネットでも用語として紹介されている一方で、新しい概念のため研究はまだ少なく、健康影響は“まだ明らかでない”とも説明されています。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット『三次喫煙』用語詳細『三次喫煙(サードハンド・スモーク)』

せっかくの楽しい四国旅行や出雲旅行が、行きの移動で体調を崩してしまっては元も子もありません。到着した朝、頭が重くて観光どころではない…なんてことになったら悲しすぎますよね。

「どうしてもその日に移動しなければならない」という絶対的な事情がない限り、日程をずらすか、あるいは新幹線+ホテル、夜行バス(最近の夜行バスは完全禁煙で快適な個室タイプもあります)など、別の手段を検討する勇気も必要かなと思います。サンライズに乗ること自体が目的なのであれば、なおさら「快適な禁煙個室」に乗れる日まで待つことをおすすめしたいです。

サンライズ喫煙から禁煙への変更方法

「間違えて喫煙可能枠を取ってしまった」「とりあえず喫煙可能枠を押さえたけど、やっぱり禁煙がいい」という場合、諦めるのはまだ早いです。実は、サンライズの切符は意外と直前になって動きがあるものです。

まず原則として、JRのきっぷは、使用開始前で条件を満たす場合に限り1回に限って手数料なしで変更できるルールが一般的です(きっぷ種別や条件により例外があり得ます)。もしあなたが「みどりの窓口」で購入した切符を持っているなら、窓口で「禁煙個室に空きが出たら変更したい」と相談してみましょう。

e5489での変更ルール、特典ありなしの違い

さらに強力なのが、JR西日本のネット予約サービス「e5489」を使っている場合。ただし、ここは重要なので丁寧に書きます。

e5489には「特典あり/特典なし」という扱いがあり、受け取り前なら何度でも変更できるのは“特典あり”の場合です。一方で、予約内容によっては“特典なし”扱いとなり、変更は原則1回までになります。サンライズのように運行エリアが広い列車は、ケースによって扱いが変わることがあるので、あなたの予約画面(申込内容)に「特典あり/特典なし」や変更可能回数の表示が出ていないかを必ず確認してください。
(参考:e5489 変更・払いもどしの案内

キャンセル待ち(空席拾い)の狙い目タイミング

  • 乗車日の2週間前:ツアー枠や団体枠の調整が入ると言われる時期で、まとまった空席が出ることがあります。
  • 乗車日の2日前〜前日:予定変更が表面化しやすい時期。特に前日からは払いもどし手数料が「券面金額の30%」になるため、その直前〜前日に動く人が出ることがあります(ルールはきっぷ種別で変わる可能性あり)。
  • 当日の出発直前:急な体調不良や仕事などで乗れなくなった人の分が、発車直前にポッと出ることがあります。
サンライズ瀬戸のキャンセル待ちが出やすい時期(2週間前、2日前、出発直前)

私はよく、暇さえあればe5489の空席照会画面を開き、ポチポチとチェックしています。これを「連打」と呼ぶ人もいますが、意外と直前に「ポロッ」と禁煙個室の空き(△マーク)が出ることがあるんですよ。特にシングルなど部屋数が多い個室はチャンスがあります。

もし空きを見つけたら、即座に変更操作を行いましょう。数秒の差で埋まってしまうこともある世界ですが、諦めずに粘り強くチェックすることで、喫煙可能枠から禁煙枠へ移れる可能性はゼロではありません。

サンライズ喫煙可能区画の廊下の臭気レベル

「個室のドアを閉め切っていれば大丈夫では?」と思うかもしれませんが、実は廊下も要注意エリアです。ここを見落としていると、トイレや洗面台に行くたびに、臭いの強い空気に触れることになります。

喫煙可能個室が多い号車(とくに6号車・13号車付近)では、各個室から漏れ出した臭いが合流し、廊下側で濃く感じられることがあります。車内の空調は車両内で空気が循環する部分もあるため、個室の空気を完全に遮断できる構造ではありません。

また、列車の走行状況(長いトンネル、すれ違い、速度変化など)によって、ドアの隙間から空気が動いたように感じるタイミングがある、という声もあります。メカニズムを断定するのは難しいのですが、結果として廊下に出た瞬間に「うっ」と感じたり、髪や服に臭いが付きやすいのは事実として起こり得ます。

「喫煙可能号車を通り抜けないと目的地に行けない」というケースは限定的ですが、たとえば自分の号車から別の号車へ移動する用事がある場合や、編成の都合で動線が長くなる場合は、喫煙可能区画の近くを通ることもあります。非喫煙者の方は、移動回数そのものを減らすのも立派な対策になります。

サンライズ瀬戸の喫煙室の臭い対策

禁煙個室が取れなかった場合の防衛戦の準備と心構え

さて、ここからは「キャンセル待ちも叶わず、もう喫煙可能枠に乗るしかない!」と腹を括った方のために、少しでも快適に過ごすための実践的な対策を紹介していきます。丸腰で挑むと痛い目を見ますが、装備を整え、戦略的に行動すれば、ダメージを最小限に抑えることは可能です。これはまさに「防衛戦」です。

サンライズ車内に空気清浄機はあるか

まず、ハードウェア面での期待値を調整しておきましょう。「個室に空気清浄機くらい付いているだろう」と期待している方も多いですが、結論から言うと、家庭用の高性能な空気清浄機のような強力な脱臭効果は期待しにくいです。

個室の天井には換気口があり、空調装置にはフィルターも設置されています。しかし、これはあくまで1990年代の車両基準で作られた設備であり、近年のホテルのように「除菌・脱臭機能付きの最新システム」がビルトインされているわけではありません。

換気自体は役立ちますが、壁やカーペットに染み付いた「残留臭」を根こそぎ取り除く用途には限界があります。もし荷物に余裕があるなら、USB電源やバッテリーで動くポータブル空気清浄機を持ち込むのは有効です。枕元に置き、自分の顔の周りだけでも「クリーンエアゾーン」を作るイメージですね。首から下げるタイプのマイナスイオン発生器などは効果に個人差がありますが、精神的な安心感には繋がるでしょう。「自分で空気を守る」という意識が大切です。

枕元の空気を守るならこれ
ドリンクホルダーに入るサイズで、自分の顔周りだけでも綺麗な空気を確保しましょう。


ファブリーズ等の消臭剤は有効か

「とりあえず消臭スプレーを撒けばなんとかなる」と思っている方、ちょっと待ってください。消臭剤の選び方を間違えると、事態を悪化させることがあります。

無香料の強力消臭剤と、避けるべき香り付きスプレーの比較

最もやってはいけないのが、「フローラル」や「せっけんの香り」などの香りがついているタイプのスプレーを使うことです。タバコ臭と芳香剤が狭い個室で混ざると、胸が悪くなるような「不快な混合臭」になりがち。一度発生すると換気してもなかなか消えません。

おすすめの消臭剤避けるべき消臭剤使い方のポイント
無香料の強力消臭タイプ
(業務用・車内向け消臭など)
香り付きスプレー
(フローラル、シトラス、アロマ系全般)
乗車後すぐに、空間全体と布地(カーペット等)に向けて散布する。
置き型の酸化分解系
(安定化二酸化塩素系など)
マスキング(香り付け)タイプ
(車用の芳香剤など)
テーブルや窓際など、空気の流れがある場所に設置する。

私が推奨するのは、ホテルやレンタカー店でも使われる「安定化二酸化塩素」などの酸化分解系の消臭剤です。香りでごまかすのとは違い、臭いの元にアプローチする方向性のため、喫煙臭との相性は比較的良いです(ただし製品ごとの注意書きは必ず守ってください)。

具体的な手順としては、乗車して個室に入ったら、荷物を広げる前にまず部屋全体に散布(火災報知器・換気に注意)。そして換気を強めにし、しばらく部屋の外(デッキなど)で待機します。10分ほどして戻れば、初期状態よりは幾分マシになる可能性があります。それでも壁や布地からの臭いは残りやすいので、置き型タイプを枕元に設置して寝ている間の臭いをガードしましょう。

【必須装備】最強の無香料消臭剤
乗車したらすぐ部屋全体にスプレーしてください。香りでごまかさない「ドクターデオ」等の無香料・強力タイプがベストです。


シャワーカード売り切れと臭いのケア

喫煙可能枠に乗ると、どうしても体や髪に臭いがつきやすくなります。寝る前にシャワーでさっぱりして綺麗な状態で布団に入りたいところですが、ご存知の通りサンライズのシャワーカードは争奪戦になりがちです。

シャワー室とシャワーカード販売機は、基本的に3号車(瀬戸側)10号車(出雲側)にあります。発車後すぐに動く人が多いので、出遅れると厳しいことも。しかも車内移動の途中で、喫煙可能区画の近くを通るとまた臭いを拾いやすい、というジレンマもあります。

シャワーカード売り切れ時の対策とボディシートの活用

もしシャワーカードが売り切れてしまった場合に備えて、以下の「水なしケアセット」を必ず持参してください。

シャワー難民になった時のための救済アイテム

  • 大判のボディシート:メントール配合など清涼感が強いものがおすすめ。臭いごと拭き取るつもりで全身を拭ける厚手タイプが◎。
  • ドライシャンプー:髪のベタつきや臭いをリセットしやすい。防災グッズとしても人気ですが、喫煙臭対策にも刺さります。
  • 着替え専用の袋:体を拭いた後に着る服は、直前まで密封しておいた清潔なものを使う。

また、「もう車内での入浴は諦める」と割り切るのも一つの手です。無理にシャワー争奪戦に参加して疲弊するより、ボディシートで最低限のケアだけして早めに寝てしまい、翌朝到着後に日帰り温泉や銭湯に直行するプランを組むのも現実的。到着後の“ご褒美風呂”を用意しておくと、メンタル的にもかなり楽になります。

シャワー代わりの救世主
普通の汗拭きシートではなく、全身をガッツリ拭ける「超大判」タイプを用意しておくと、さっぱり感が段違いです。


サンライズ乗車時の服の臭い防御策

喫煙可能枠に乗る際、最も警戒すべきなのは「衣類への臭い移り」です。タバコ臭は繊維の奥まで入り込みやすく、お気に入りのコートやニットに染み付くと、旅行中ずっとその臭いと付き合うことになります。最悪、クリーニングでも取り切れないと感じる人もいます。

これが個人的に最強の対策だと思っているのですが、「衣類圧縮袋」をフル活用する方法です。圧縮袋は荷物を小さくするためだけではなく、今回は「臭いを遮断するバリア」として使います。

衣類を臭いから守るための圧縮袋活用テクニック

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 乗車前の準備:スーツケースの中身を整理し、「翌日着る服」「下着」「コート」「マフラー」など、車内で使わない布製品をすべて圧縮袋に入れます。
  2. 乗車直後のアクション:個室に入ったら、すぐに自分が着ているアウターも脱いで圧縮袋に入れ、二重にチャックを閉めて密封します。
  3. 絶対の掟:下車する直前まで、この「聖域(圧縮袋)」はできるだけ開放しない。

こうすれば、繊維への臭い移りを物理的に大幅に減らせます。どんなに部屋が煙たく感じても、袋の中だけは「無臭室」になりやすい。翌朝、袋を開けた瞬間に広がる柔軟剤の匂いは、わりと本気で救いになります。

臭い対策のMVPアイテム
100均のものより、スライダー付きで密封性が高い旅行用ブランドのものが安心です。手で巻くだけで空気抜けるタイプが便利。


スーツケースやバッグ自体も、布製(ソフトキャリー)よりハードケースの方が臭いが染み込みにくく、後で拭き取りやすいのでおすすめです。布製バッグしかない場合は、バッグごと大きめのゴミ袋(45L〜90L)に入れて口を縛ってしまうのが最強クラス。見た目はアレですが、個室内なら誰に見られるわけでもありません。背に腹は代えられません。

そしてもう一つ重要なのが、「車内で何を着て過ごすか」です。

悪いことは言いません。お気に入りのパジャマやルームウェアを持ち込むのはやめましょう [cite: 92]。

ポリエステルとコットンの臭いのつきにくさ比較

「せっかくの寝台列車だから、可愛いパジャマで写真を撮りたい」という気持ちは痛いほどわかりますが、喫煙可能枠でやると、そのパジャマが“タバコ臭い布”になりがちです。おすすめは以下の条件を満たす服。

  • 最悪捨てても惜しくない服:古くなったジャージ、色褪せたスウェットなど。
  • ポリエステルやナイロン素材:綿(コットン)やウールは臭いを吸着しやすいですが、ツルツルした化学繊維は比較的臭いが付きにくい傾向があります。
  • 漂白剤でガンガン洗える服:帰宅後、酸素系漂白剤で浸け置きできるタフな素材。

私は喫煙可能枠に乗らざるを得ない時は、もう捨てる寸前のTシャツと短パンを持っていき、下車後に着替えて、その場でビニール袋に密閉して持ち帰る(場合によっては処分)レベルの服で挑みます。これくらいの「完全防備」の意識が、心の平穏を守る鍵です。

喫煙室におけるマスクと換気の重要性

「寝ている間に臭いを吸い込みたくない」という切実な願いを叶えるためには、マスクの選定と換気コントロールが重要です。ただ漫然とマスクをするだけでは、臭いを完全に消すことはできませんが、体感を軽くする助けにはなります。

活性炭入りマスクの構造と効果的な理由

まずマスクについて。ドラッグストアで売っている一般的な「不織布マスク」や「ウレタンマスク」は、飛沫(ウイルスや花粉)を防ぐためのもので、臭い成分には弱いです。

そこでおすすめなのが、「活性炭入りマスク」です。

フィルター層に活性炭が入っているタイプは、臭いの原因物質を吸着しやすく、タバコ臭の“直撃感”を和らげやすいのが強み。もちろん万能ではありませんが、喫煙可能個室サバイバルでは頼れる装備です。

呼吸を守る最後の砦
普通のマスクとは段違いです。個包装タイプなら旅行に持っていきやすくおすすめ。就寝時も苦しくない立体タイプを選びましょう。


マスク着用のメリットは臭い対策だけじゃない!

車内は空調で乾燥しやすいので、マスクは喉の保湿にも役立ちます。「臭くて眠れない」に「喉が痛い」が加わると最悪なので、就寝用(耳が痛くならないタイプ)の活性炭入りを探してみてください。

次に「換気」。個室に入ったら、真っ先に確認すべきなのが換気口や空調の風量設定です。操作パネルで風量調節ができる場合は、迷わず「強(または最大)」に設定し、できれば一晩中回し続けてください。音が気になるかもしれませんが、臭いがこもるよりはマシです。

換気扇の活用と濡れタオルによる臭い対策

さらに、私が実践している裏技として「濡れタオル作戦」があります。

備え付けのタオル、あるいは持参したフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ってハンガーにかけ、部屋の中に干しておきます(できれば空調の風が当たる場所)。これは加湿目的に加え、湿った布に臭いが“まとわりつく”ことで体感が少しマイルドになることを狙うものです。科学的に万能とまでは言いませんが、狭い個室空間では「鼻への刺激が和らいだ」と感じる人もいます。水をこぼさないように注意しつつ、できる範囲で環境改善を試してみてください。

サンライズ瀬戸の喫煙室の臭いまとめ

ここまで、サンライズ瀬戸の喫煙可能個室における「臭い」の実態と、その過酷な環境を生き抜くための対策について、かなりディープにお話ししてきました。少し脅かすような内容になってしまったかもしれませんが、「知らずに突撃して後悔する」ことだけは避けてほしい、という意図です。

準備があればサンライズの旅は楽しめるというメッセージ

最後に、この記事のポイントをもう一度整理しておきましょう。

状況推奨されるアクション
予約前何としてでも禁煙個室を狙う。「喫煙可能枠でいいや」と妥協しない(喫煙可能枠は6・13号車中心、4・11号車にも一部あり)。
予約後(満席)e5489などで粘り強く空席照会。変更回数は「特典あり/なし」で変わるため、予約内容の表示を必ず確認する。
乗車確定「無香料の消臭剤」「活性炭マスク」「衣類圧縮袋」の三種の神器を準備する。
乗車中荷物を密封し、汚れてもいい服に着替え、換気を強めに回し続ける。車内移動は回数を減らす。

「サンライズ瀬戸 喫煙室 臭い」と検索してたどり着いたあなたに伝えたいのは、「準備さえしていれば、最悪の事態はかなり防げる」ということです。何も知らずに乗車して、お気に入りの服を臭くし、一睡もできずに翌日の旅を台無しにするのが一番の悲劇です。

たとえ喫煙可能枠であっても、サンライズ瀬戸という列車自体が持つ魅力――夜明けの瀬戸内海の美しさや、車窓を流れる街明かりの旅情――は変わりません。臭い対策という「防具」をしっかり身につけて、この特別な夜行列車の旅を、少しでも良い思い出にしてくださいね。

この記事が、あなたの快適なサンライズ旅の一助となれば幸いです。もし奇跡的に禁煙個室に変更できたら、その時は思いっきり深呼吸して、個室の空気を楽しんでください!それでは、良い旅を。

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