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特急しおかぜ・南風・マリンライナーの違い|行き先別に解説

特急しおかぜ・南風・マリンライナーの違い|行き先別に解説

Shikokuレールノート 運営者の「よんてつ」です。

岡山駅から四国へ向かう列車を調べると、特急しおかぜ、特急南風、快速マリンライナーという3つの列車名が出てきます。

どの列車も瀬戸大橋を渡るため、「結局どれに乗ればいいの?」「特急しおかぜで高松へ行けるの?」と迷いますよね。

先に結論を言うと、岡山から今治・松山方面へ行くなら特急しおかぜ、琴平・阿波池田・高知方面なら特急南風、坂出・高松方面なら快速マリンライナーが基本です。

3列車の違いは、列車名の知名度や「特急」「快速」という言葉だけで判断するより、瀬戸大橋を渡ったあとにどの方向へ進むのかを見るとすっきり理解できます。

この記事では、それぞれの行き先、所要時間、料金、座席、車内設備の違いに加え、四国内で高松から松山へ向かうときに確認したい特急いしづちとの関係まで解説します。

この記事でわかること
  • しおかぜ・南風・マリンライナーの行き先
  • 特急列車と快速列車の料金や乗り方の違い
  • 岡山から高松・松山・高知へ行く列車の選び方
  • 高松から松山へ移動するときの注意点

列車選びの基本

松山・今治方面は特急しおかぜ、高知・阿波池田方面は特急南風、高松方面は快速マリンライナーを選びましょう。

記事内の運賃、料金、所要時間、運行本数は、2026年7月時点における一般的な目安です。

利用日、列車、停車駅、座席区分、ダイヤ改正などによって変わるため、正確な情報はJR四国・JR西日本の公式サイトや予約画面をご確認ください。

目次

岡山から四国へ行く列車の選び方

岡山駅から四国方面へ向かう主な列車は、特急しおかぜ、特急南風、快速マリンライナーの3つです。

いずれも岡山駅から児島駅を経由して瀬戸大橋を渡りますが、四国へ入ったあとの走行ルートが異なります。まずは、目的地と列車の組み合わせを地図のイメージで整理しておきましょう。

岡山から松山方面は特急しおかぜ、高知方面は特急南風、高松方面は快速マリンライナーと示した四国の路線図
岡山から西の松山方面はしおかぜ、南の高知方面は南風、東の高松方面はマリンライナーが基本です
主な目的地選ぶ列車主な経由地所要時間の目安
今治・松山特急しおかぜ丸亀・観音寺・新居浜約2時間40分~3時間
琴平・阿波池田・高知特急南風多度津・琴平・大歩危約2時間25分~2時間40分
坂出・高松快速マリンライナー児島・坂出約53分~59分

しおかぜと南風は、乗車券に加えて特急券が必要な特急列車です。一方、マリンライナーは快速列車なので、普通車自由席であれば乗車券だけで利用できます。

「特急のほうが速そうだから」という理由だけで選ぶのではなく、目的地に直通する列車を選ぶことが一番大切です。

松山方面は特急しおかぜ

岡山駅から愛媛県の今治駅や松山駅へ向かう場合は、特急しおかぜを利用します。

しおかぜは岡山駅を出発したあと、児島駅から瀬戸大橋を渡り、宇多津駅、丸亀駅、多度津駅、観音寺駅、新居浜駅、今治駅などを経由して松山駅へ向かいます。

特急しおかぜの行き先が松山・今治方面、所要時間が約2時間40分から3時間、利用には特急券が必要と示したスライド
岡山から今治・松山方面へは、特急券が必要な特急しおかぜを利用します

岡山から松山まで乗り換えなしで移動できるため、本州方面から愛媛県へ向かう鉄道アクセスの中心となる列車です。

岡山駅から松山駅までの所要時間は、停車駅や列車によって異なりますが、おおむね2時間40分から3時間ほどを見ておくとよいでしょう。

使用される車両は主に8000系と8600系で、グリーン車、普通車指定席、普通車自由席が設定されています。8000系と8600系は列車ごとの運用が基本的に決まっているため、設備を重視する場合は乗車予定列車の車両も確認しておくと安心です。

岡山から松山までは長時間の乗車になります。予定が決まっているなら、私は普通車指定席を確保しておくのがおすすめだと考えています。

自由席を選んで座れなかった場合、途中駅で席が空くまで落ち着けません。特に週末の午前中、連休初日、お盆や年末年始などは、指定席の安心感が大きくなります。

よんてつのワンポイント

岡山駅から松山駅まで乗り通すなら、自由席との差額だけでなく、約3時間を確実に座って過ごせるかという視点でも選んでみてください。大きな荷物がある旅行では、指定席を取っておくと移動の疲れがかなり違います。

しおかぜの車両、座席、いしづちとの連結について詳しく知りたい方は、特急しおかぜ・いしづち完全ガイド|違い・予約・料金を解説も参考にしてください。

高知方面は特急南風

岡山駅から琴平駅、阿波池田駅、大歩危駅、高知駅方面へ向かう場合は、特急南風を選びます。

南風は岡山駅から瀬戸大橋を渡り、宇多津駅、丸亀駅、多度津駅を経由したあと、土讃線へ入ります。

特急南風の行き先が高知・阿波池田方面、所要時間が約2時間25分から2時間40分、利用には特急券が必要と示したスライド
岡山から琴平・阿波池田・高知方面へは、特急券が必要な特急南風を利用します

多度津駅からは琴平駅、阿波池田駅、大歩危駅、土佐山田駅、後免駅などを通り、高知駅へ向かいます。岡山駅から高知駅までの所要時間は、おおむね2時間25分から2時間40分ほどです。

南風には、カーブの多い土讃線を速く走るための車体傾斜装置を備えた2700系気動車が使用されています。普通車指定席、普通車自由席、グリーン車が設定され、基本的に各座席でモバイル機器用コンセントを利用できます。

一部の南風はアンパンマン列車として運転され、1号車の普通車指定席にアンパンマンシートが用意されています。

アンパンマンシートを利用する場合は、単に南風の指定席を予約するのではなく、対象列車と対象座席を確認する必要があります。通常の指定席を取っただけでは、アンパンマンシートにならない点に注意してください。

また、土讃線は山間部を走り、カーブが連続します。乗り物酔いが心配な方は、進行方向を向いた座席を選び、乗車前に体調を整えておくと安心かなと思います。

南風の運行区間や停車駅を詳しく確認したい方は、特急南風の運行概要や停車駅を徹底解説もあわせてご覧ください。

高松方面はマリンライナー

岡山駅から香川県の坂出駅や高松駅へ向かう場合は、快速マリンライナーを利用します。

検索では「特急しおかぜ 岡山 高松」と調べる方もいますが、しおかぜは岡山駅から松山方面へ向かう列車であり、高松駅には乗り入れません。

快速マリンライナーの行き先が高松・坂出方面、所要時間が約55分、普通車自由席は乗車券のみで利用できると示したスライド
岡山から坂出・高松方面へは、普通車自由席なら乗車券だけで利用できる快速マリンライナーが基本です

岡山駅から高松駅まで乗り換えなしで行く基本の列車は、快速マリンライナーです。

マリンライナーは日中を中心におおむね30分間隔で運転され、岡山駅から高松駅まで約55分で結びます。しおかぜや南風より運転本数が多く、予定に合わせやすいのも大きな特徴です。

快速列車なので、普通車自由席は乗車券だけで利用できます。岡山駅から高松駅までの普通運賃は、大人片道1,660円が目安です。

1号車には普通車指定席とグリーン車があり、追加料金を支払えば座席を予約できます。高松側の先頭車は2階建て構造になっており、2階がグリーン席、1階が普通車指定席です。

運転室直後には4席限定のパノラマグリーン席もあります。前面展望を楽しみたい方には魅力的ですが、座席数が少ないため、利用日が決まったら早めの予約がおすすめです。

マリンライナーの予約方法、座席、チケットレス料金については、高松駅から岡山駅 マリンライナー予約・料金の全知識で詳しく解説しています。

しおかぜと南風の違い

しおかぜと南風は、どちらも岡山駅を発着し、瀬戸大橋を渡る特急列車です。

岡山駅から宇多津駅や丸亀駅付近までは似た経路を走りますが、その先で向かう方向が大きく異なります。愛媛方面か高知方面かで分けると、迷いにくくなります。

行き先と走行路線の違い

特急しおかぜと特急南風の最も大きな違いは、四国へ入ったあとに走る路線と最終目的地です。

しおかぜは予讃線を走り、香川県西部から愛媛県の四国中央市、新居浜市、西条市、今治市を経由して松山市へ向かいます。

南風は多度津駅付近から土讃線へ入り、琴平町、徳島県三好市、大歩危周辺を経由して高知市へ向かいます。

比較項目特急しおかぜ特急南風
主な方面愛媛方面高知方面
主な路線予讃線土讃線
主な途中駅観音寺・新居浜・今治琴平・阿波池田・大歩危
主な終着駅松山高知

岡山駅から川之江駅や伊予三島駅へ行く場合も、基本的にはしおかぜを選びます。徳島県西部の阿波池田駅へ行く場合は南風です。

同じ「四国方面の特急」でも、列車を間違えると途中からまったく違う方向へ進みます。岡山駅の発車案内では、列車名だけでなく行き先も必ず確認してください。

簡単な覚え方

瀬戸内海側を西へ進んで松山へ向かうのがしおかぜ、四国山地を越えて南の高知へ向かうのが南風です。

車両と所要時間の違い

車両と所要時間の違い
Shikokuレールノート

しおかぜと南風では、使用される車両の仕組みも異なります。

しおかぜは8000系または8600系の電車で運転されます。予讃線は電化されているため、架線から電気を受けて走る電車が使用されています。

南風は2700系気動車で運転されます。土讃線には非電化区間があるため、車両に搭載したディーゼルエンジンで走ります。

南風の2700系はカーブの多い土讃線に対応するため、車体を内側へ傾けながら走る振子式の車両です。山間部でも所要時間を抑えるための仕組みですが、揺れ方が独特に感じられることもあります。

岡山駅から松山駅までのしおかぜは約2時間40分から3時間、岡山駅から高知駅までの南風は約2時間25分から2時間40分が一般的な目安です。

高知のほうが山を越える印象がありますが、岡山からの鉄道所要時間は松山より短い列車が多くなっています。距離感だけで所要時間を判断しないほうがよいでしょう。

車内設備では、南風の2700系と、しおかぜの8600系は基本的に全座席へコンセントが設置されています。

しおかぜの8000系は、リニューアルの有無や座席位置によってコンセントの利用条件が異なります。充電環境を重視する場合は、乗車する車両と座席位置まで確認すると安心です。

しおかぜとマリンライナーの違い

しおかぜとマリンライナーは、岡山駅から瀬戸大橋を渡る点は同じですが、列車の種類と行き先が異なります。

しおかぜは松山方面へ長距離を走る特急列車、マリンライナーは岡山駅と高松駅を高頻度で結ぶ快速列車です。

特急と快速の料金差

特急しおかぜに乗るには、乗車区間の乗車券に加えて特急券が必要です。

普通車指定席を利用する場合は指定席特急券、普通車自由席を利用する場合は自由席特急券を購入します。

マリンライナーは快速列車なので、普通車自由席であれば乗車券だけで利用できます。指定席やグリーン車を選んだ場合のみ、乗車券とは別に指定席券またはグリーン券が必要です。

区間・列車座席合計額の目安
岡山~松山・しおかぜ普通車自由席6,820円
岡山~松山・しおかぜ普通車指定席7,350円
岡山~高知・南風普通車自由席5,940円
岡山~高知・南風普通車指定席6,470円
岡山~高松・マリンライナー普通車自由席1,660円
岡山~高松・マリンライナー普通車指定席2,500円
岡山~高松・マリンライナーグリーン車2,920円

表の料金は大人片道の一般的な目安です。特急の普通車指定席料金は利用する時期によって変動する場合があり、ネット予約商品やポイント商品を利用すると金額が異なることもあります。

また、新幹線としおかぜ・南風を岡山駅で乗り継ぐ場合に適用されていた新幹線乗継割引は、2023年4月1日乗車分から廃止されています。

新幹線と在来線特急を利用するときは、以前のように在来線特急料金が自動的に半額になるわけではありません。旅行全体の料金を定価ベースで確認しておきましょう。

岡山から高松はマリンライナー

岡山駅から高松駅へ直接行く場合、特急しおかぜではなく快速マリンライナーを選びます。

しおかぜは瀬戸大橋を渡ったあと、宇多津・丸亀方面へ進むため、高松駅を経由しません。

「特急のほうが快速より速いのでは?」と感じるかもしれませんが、岡山から高松へ行く場合、しおかぜを選ぶと途中駅で乗り換える必要があります。

マリンライナーなら岡山駅から高松駅まで乗り換えなし。しかも日中はおおむね30分間隔で運転されているため、所要時間だけでなく使いやすさでも優れています。

普通車自由席なら乗車券だけで乗れるので、費用を抑えたい方にも向いています。一方、朝夕の通勤時間帯や週末は自由席が混雑することがあります。

確実に座りたい場合は1号車の普通車指定席、眺望や静かな環境を重視する場合はグリーン車を選ぶとよいでしょう。

よんてつのワンポイント

高松へ行くのに「特急」という言葉だけでしおかぜを選ばないことが大切です。岡山と高松を結ぶ主役は、あくまで快速マリンライナーです。

香川県西部へ行く列車の選び方

岡山駅から宇多津駅、丸亀駅、多度津駅などの香川県西部へ向かう場合は、複数のルートが考えられます。

乗り換えを減らしたいのか、料金を抑えたいのか、指定席で快適に移動したいのかによって最適な列車が変わります。高松へ向かう場合ほど単純ではないため、目的に合わせて選びましょう。

宇多津・丸亀・多度津への行き方

岡山駅から宇多津駅、丸亀駅、多度津駅へ行く場合は、特急しおかぜまたは特急南風を利用すれば、乗り換えなしで到着できる列車があります。

しおかぜと南風は、どちらも岡山駅から瀬戸大橋を渡り、宇多津駅、丸亀駅、多度津駅付近まで同じ方面を走るためです。

ただし、列車によって停車駅が異なります。すべてのしおかぜ・南風が希望する駅に停車するとは限らないため、予約前に停車駅を確認してください。

料金を抑えたい場合は、マリンライナーで坂出駅まで行き、普通列車へ乗り換える方法があります。

例えば岡山駅から丸亀駅へ向かう場合、マリンライナーで坂出駅まで行き、予讃線の普通列車へ乗り換えます。この方法は特急料金がかかりませんが、坂出駅での乗り換えが必要です。

接続時間によっては、特急を利用した場合より到着が遅くなります。荷物が多い方や、初めて四国へ来る方は、特急の直通列車を選ぶと移動が楽かなと思います。

香川県西部への選び方

乗り換えなしと速さを重視するならしおかぜ・南風、料金を抑えるならマリンライナーと普通列車の乗り継ぎが基本です。

安さと快適性で選ぶ基準

宇多津・丸亀・多度津方面へ行くときは、特急料金を支払う価値があるかを考えてみましょう。

荷物が多い、乗り換えを避けたい、確実に座りたいという場合は、しおかぜや南風の指定席が便利です。

一方、移動費を抑えたい、坂出駅での乗り換えが苦にならないという場合は、マリンライナーと普通列車を組み合わせる方法が向いています。

ネット予約商品やチケットレス商品を利用するときは、商品名だけで判断せず、対象区間を必ず確認してください。

短距離向けの商品であっても、岡山駅を発着する区間が対象外になっている場合があります。また、購入後の列車変更や区間変更ができない商品もあります。

金額が安いことだけで選ぶのではなく、乗り遅れた場合の扱い、変更の可否、乗車券を別に用意する必要があるかまで確認するのが大切です。

割引商品は通常のきっぷより変更や払い戻しの条件が厳しい場合があります。

金額だけで選ばず、利用区間、発売期限、乗車券の要否、変更の可否を確認してから購入してください。

高松から松山へ行く方法

高松駅から松山駅へ移動する場合は、岡山発着のしおかぜだけでなく、高松発着の特急いしづちを確認する必要があります。

しおかぜといしづちは、四国の予讃線内で連結して走る列車が多く、初めて見ると少し複雑です。列車名、行き先、乗車する号車を確認しておけば、難しく考える必要はありません。

しおかぜといしづちの関係

特急しおかぜは岡山駅と松山駅方面を結ぶ列車です。

特急いしづちは高松駅と松山駅方面を結ぶ列車です。

通常は宇多津駅で両列車を連結し、松山方面へ一緒に走る運用が基本です。上り列車では宇多津駅で切り離され、しおかぜは岡山方面、いしづちは高松方面へ分かれます。

高松駅から松山駅へ乗り換えなしで向かう場合、基本的に確認する列車名は特急いしづちです。

検索で「松山 高松 特急しおかぜ」と調べる方もいますが、高松駅に発着する部分は、列車名としてはいしづちになります。

連結後も、しおかぜといしづちの号車番号や指定された座席は別です。指定席を予約している場合は、きっぷや予約画面に表示された列車名と号車を確認し、別の編成へ乗らないようにしてください。

しおかぜといしづちの違いや連結方法は、特急しおかぜ・いしづち完全ガイド|違い・予約・料金を解説で詳しく確認できます。

多客期の分割運転に注意

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの利用者が多い時期は、しおかぜの輸送力を増やすため、通常とは異なる編成で運転される場合があります。

岡山発着のしおかぜを長い編成にして運転するため、いしづちとの連結を行わず、高松駅から宇多津駅や多度津駅付近まで区間運転するケースがあります。

この場合、高松駅から松山方面へ向かう利用者は、案内された駅でしおかぜに乗り換えます。

通常ダイヤでは乗り換えなしとなる列車でも、多客期には乗り換えが必要になる可能性があるということです。

JR四国は対象期間が近づくと、指定席の拡大や運転方法について案内を発表します。連休中に高松から松山へ移動する場合は、予約画面に表示される列車名、乗り換え駅、号車番号まで確認してください。

また、瀬戸大橋線は強風の影響を受けることがあります。橋の区間で運転見合わせとなった場合、しおかぜ・南風は岡山側と四国側で運転区間が分かれ、マリンライナーも児島駅や坂出駅などで折り返す可能性があります。

高速バスも瀬戸大橋の道路規制によって運休することがあるため、鉄道が止まれば必ずバスへ振り替えられるとは限りません。

天候が荒れる日は早めにJR四国・JR西日本の運行情報を確認し、時間に余裕を持った計画に変更してください。

3列車の座席と設備を比較

しおかぜ、南風、マリンライナーは、行き先だけでなく座席や車内設備にも違いがあります。

長時間の移動では、料金だけでなく、コンセント、Wi-Fi、座席の広さ、景色の見やすさも列車選びの大切なポイントです。

特急しおかぜと特急南風は自由席でも乗車券と特急券が必要で、快速マリンライナー自由席は乗車券のみと比較した表
しおかぜと南風は特急券が必要、マリンライナーの普通車自由席は乗車券だけで利用できます
比較項目特急しおかぜ特急南風快速マリンライナー
主な車両8000系・8600系2700系5000系・223系
グリーン車ありあり1号車にあり
普通車指定席ありあり1号車1階
普通車自由席ありあり主に2号車以降
コンセント車両・座席で異なる基本的に全座席主に1号車の指定席系統
車内Wi-Fi対応対応主に1号車で対応
特徴電車で愛媛方面へ直通振子式気動車で高知方面へ直通高頻度で岡山と高松を直結

しおかぜの8600系は、普通車を含めて全座席にコンセントが設置されています。

8000系はリニューアルの有無や座席位置によって設備が異なり、リニューアル車の自由席では窓側を中心にコンセントが用意されています。未リニューアル車では、座席で電源を使えない可能性があります。

南風の2700系は、普通車指定席・自由席・グリーン車を含め、基本的に全座席でコンセントを利用できます。

マリンライナーの普通車自由席には、基本的にコンセントがありません。充電環境や落ち着いた座席を重視する場合は、1号車の普通車指定席またはグリーン車が候補になります。

景色を楽しみたい方には、マリンライナーの2階グリーン席が魅力的です。高い位置から瀬戸内海や島々を見渡せるため、単なる移動ではなく瀬戸大橋の列車旅そのものを楽しめます。

運転室直後のパノラマグリーン席は4席しかないため、週末や旅行シーズンは早めに予約したほうがよいでしょう。

座席選びの目安

長距離の松山・高知方面は指定席、費用を抑えて高松へ行くならマリンライナー自由席、瀬戸大橋の眺望を楽しむならマリンライナーの2階グリーン席が向いています。

\ チケットレス利用中の電池切れを防ぐ /

しおかぜの8000系やマリンライナーの普通車自由席など、乗る車両や座席によってはコンセントを使えません。時刻表やe5489の予約画面をスマートフォンで確認するなら、充電器とモバイルバッテリーを1台にまとめられるタイプが荷物を減らしやすく便利です。


名前ではなく目的地で選ぶ
Shikokuレールノート

3列車の違いに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 岡山から高松へ特急しおかぜで行けますか?

A. 特急しおかぜは高松駅へ乗り入れません。岡山駅から高松駅へ乗り換えなしで行く場合は、快速マリンライナーを利用します。しおかぜに乗った場合は宇多津・丸亀方面へ進むため、高松駅へ行くには途中で乗り換えが必要です。

Q2. 特急しおかぜと特急南風は途中まで同じ路線ですか?

A. 岡山駅から瀬戸大橋を渡り、宇多津・丸亀・多度津付近までは同じ方面を走ります。その後、しおかぜは予讃線で松山方面へ、南風は土讃線で高知方面へ進みます。

Q3. マリンライナーは予約しないと乗れませんか?

A. 普通車自由席は予約なしで利用できます。乗車券または利用可能な交通系ICカードで乗車してください。1号車の普通車指定席、グリーン席、パノラマグリーン席を利用する場合は、事前に指定席券やグリーン券を購入する必要があります。

Q4. 高松から松山へ行く列車はしおかぜですか?

A. 高松駅から松山駅方面へ向かう列車は、基本的に特急いしづちです。途中の宇多津駅で岡山発のしおかぜと連結し、松山方面へ一緒に走る列車があります。多客期には乗り換えが必要になる場合もあります。

Q5. しおかぜ・南風・マリンライナーはICカードだけで乗れますか?

A. マリンライナーの普通車自由席は、岡山・高松間などICカード対応区間であれば、利用可能な交通系ICカードで乗車できます。しおかぜ・南風は乗車券に加えて特急券が必要です。チケットレス商品を利用する場合も、商品によって別途乗車券やICカードが必要になるため、購入画面の条件をご確認ください。

まとめ|目的地を見れば選ぶ列車は簡単

  • 岡山から今治・松山方面へ向かうなら特急しおかぜ
  • 岡山から琴平・阿波池田・高知方面へ向かうなら特急南風
  • 岡山から坂出・高松方面へ向かうなら快速マリンライナー
  • 高松から松山方面へ向かうなら特急いしづちを確認

しおかぜと南風は特急列車なので乗車券と特急券が必要ですが、マリンライナーの普通車自由席は乗車券だけで利用できます。

列車名の知名度ではなく、自分の目的地で選べば迷いません。

運賃、料金、列車編成、指定席の設定、乗り換え方法は、ダイヤ改正や多客期の運用によって変更される場合があります。

旅行前にはJR四国JR西日本の公式サイト、e5489の予約画面、駅の案内などで最新情報を確認してください。

運休や遅延が予想される天候の場合は、余裕のある移動計画を立て、最終的な判断は鉄道会社や駅係員の案内に従いましょう。

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