こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。
JR四国から、リニューアル工事が進められている「予讃線8000系アンパンマン列車」の運転開始日が2026年12月12日(土)に決定したことが発表されました。
最初に営業運転へ入るのは、松山駅を8時10分に出発する特急「しおかぜ・いしづち10号」です。これまで「12月中旬ごろ」とされていたデビュー時期が、ようやく具体的な日付まで決まりました。
今回のリニューアルは、単に車体のイラストを変えるだけではありません。アンパンマンシートは従来の16席から合計84席へ大幅に増え、車内には新しいスタンプコーナーも設置されます。
この記事では、12月12日の運転開始情報を中心に、新旧デザインの違い、アンパンマンシートの変更点、リニューアル工事中の代走、充当予定列車、1番列車に乗れる記念ツアーまでまとめます。
- リニューアル8000系アンパンマン列車は2026年12月12日から運転開始
- 1番列車は松山8時10分発の「しおかぜ・いしづち10号」
- アンパンマンシートは16席から84席へ大幅に拡大
- 9月24日から運転開始までは一般車両で代走しアンパンマンシートは利用不可

8000系アンパンマン列車は12月12日運転開始
JR四国は2026年9月18日、リニューアルする「予讃線8000系アンパンマン列車」について、2026年12月12日(土)から営業運転を開始すると発表しました。
予讃線を走る8000系アンパンマン列車は、岡山〜松山を結ぶ特急「しおかぜ」と、高松〜松山を結ぶ特急「いしづち」を中心に使用されています。
2026年はJR四国のアンパンマン列車が登場して25周年という節目の年です。その記念事業の一つとして、現在の8000系アンパンマン列車について外装・内装の両方を大きくリニューアルすることになりました。
7月の発表時点では「2026年12月中旬ごろ」とされていましたが、今回の発表で正式な運転開始日が12月12日に決まりました。
1番列車は「しおかぜ・いしづち10号」
リニューアル後の1番列車となるのは、2026年12月12日の特急「しおかぜ・いしづち10号」です。
松山駅を8時10分に出発し、岡山・高松方面へ向かいます。
つまり、リニューアルされた8000系アンパンマン列車へ営業運転初日に乗りたい場合は、松山発の上り列車が最初のチャンスになります。
なお、当日は運転開始を記念した出発式も予定されています。出発式の具体的な内容については、JR四国から改めて案内される予定です。

9月24日から12月12日までは一般車両で代走
乗車を予定している方にとって、ここはかなり重要です。
8000系アンパンマン列車はリニューアル工事を行うため、2026年9月24日から12月12日の運転開始まで一般車両で運転されます。
この期間は、いつものアンパンマンデザインの8000系が走らないだけでなく、アンパンマンシートも利用できません。
列車そのものは「しおかぜ」「いしづち」として運転されても、車両は通常デザインとなるため、「アンパンマン列車に乗ること」を旅行の目的にしている場合は注意してください。
この期間に対象列車を予約しても、アンパンマン列車やアンパンマンシートを体験できるわけではありません。アンパンマン列車を目的に旅行するなら、12月12日のリニューアル運転開始後を基準に計画したほうが分かりやすいです。
リニューアルで何が変わる?
今回の8000系アンパンマン列車は、現在の雰囲気を残しながらも、外観・車内・座席のそれぞれに大きな変更が加えられます。
特に注目したいのは、アンパンマンシートの大幅な増加です。これまで「乗りたいけれど席が取れない」ということも多かったため、子ども連れの旅行ではかなり大きな変化になります。

外装は虹をより強く見せるデザインへ
現在の8000系アンパンマン列車も、白をベースに虹とアンパンマンのキャラクターを組み合わせたデザインです。
リニューアル後も白を基調とした基本イメージは継承されますが、虹の見せ方が変わります。
新デザインでは、先頭部から伸びた虹色のラインが車体側面へそのまま続いていくような構成となり、編成全体で虹を表現するデザインになります。
これまでの車両も十分カラフルでしたが、新しい車両は「列車全体を一つのデザインとして見る」印象がさらに強くなりそうです。

車内は「山」と「海」がテーマ
内装では、予讃線が走る瀬戸内海沿線の風土や景観を取り入れ、「山」と「海」の世界観を表現します。
アンパンマンのキャラクターだけを並べるのではなく、四国らしい自然とアンパンマンの世界を組み合わせるのが今回の特徴です。
8000系アンパンマン列車は岡山・高松〜松山間を走るため、実際の車窓でも瀬戸内海や四国の山並みを見る場面が多くあります。列車の内装と実際の沿線風景がつながるようなデザインになるのは面白いところですね。
アンパンマンシートは84席へ拡大
リニューアルで最も大きな変更の一つが、アンパンマンシートの増設です。
| 項目 | リニューアル前 | リニューアル後 |
|---|---|---|
| 1号車 | 16席 | 16席 |
| 2号車 | 通常座席 | 68席をアンパンマンシート化 |
| 合計 | 16席 | 84席 |
現在は1号車の普通車指定席部分に16席しかないため、人気日にはアンパンマンシートを確保するのが難しいことがあります。
リニューアル後は2号車の68席もアンパンマンシートとなり、合計84席へ増えます。単純に席数だけを見ると、これまでの5倍以上です。
さらに、新しいアンパンマンシートには12種類のアンパンマンとなかまたちがデザインされる予定です。
一方、1号車に設けられているグリーン車指定席については、アンパンマンの装飾を行わない予定です。「アンパンマン列車の1号車=どの席でもアンパンマン仕様」というわけではないので、座席を選ぶ際には注意しておきましょう。

スタンプ専用コーナーも新設
車内設備では、これまで自動販売機が設置されていたスペースを活用し、新たに乗車記念スタンプ専用コーナーが設けられます。
子ども連れでアンパンマン列車に乗ると、列車そのものを見るだけでなく、駅や車内で写真を撮ったり、グッズを探したりと「乗車体験」全体が思い出になります。
スタンプコーナーが常設されることで、乗った記念を形に残せる楽しみが一つ増えることになります。


どの「しおかぜ・いしづち」で乗れる?
リニューアル8000系アンパンマン列車に乗るためには、「しおかぜ」や「いしづち」であれば何でもいいわけではありません。
JR四国が2026年7月の発表時に示した充当予定では、現在と同様に特定の「しおかぜ」「いしづち」で使用される予定です。
充当予定の列車
| 方向 | 充当予定列車 |
|---|---|
| 松山方面 | いしづち101号 |
| 松山方面 | しおかぜ・いしづち9号 |
| 松山方面 | しおかぜ・いしづち21号 |
| 岡山・高松方面 | しおかぜ・いしづち10号 |
| 岡山・高松方面 | しおかぜ・いしづち22号 |
| 高松方面 | いしづち104号 |
12月12日の最初の営業列車が「しおかぜ・いしづち10号」というのも、この通常の運用パターンに沿ったものです。
ただし、車両検査や運用上の都合によって一般車両へ変更される可能性はあります。実際に乗車する際には、JR四国の最新情報やアンパンマン列車公式案内を確認してください。
予約方法は既存記事で詳しく解説
この記事ではリニューアル内容と運転開始情報に絞っています。
実際にアンパンマンシートを予約するときのe5489の使い方、発売開始時期、指定席の選び方などについては、予讃線アンパンマン列車の予約ガイドで詳しく解説しています。
リニューアル後はアンパンマンシートの席数自体は大幅に増えますが、12月12日のデビュー直後や年末年始、土休日などは人気が集中する可能性があります。
「2号車が増えたから当日でも大丈夫」と考えるより、乗車日が決まっているなら早めに座席を確保するほうが安心です。
JR四国全体のアンパンマン列車の種類や、土讃線・徳島線などとの違いについては、JR四国アンパンマン列車完全ガイドもあわせて確認してください。
一般8000系のリニューアルとは別に考える
少し分かりにくいのが、JR四国では通常の8000系についても第2次リニューアルを順次進めていることです。
通常8000系のリニューアルでは、座席や照明、コンセント、トイレなどを中心に更新しています。一方、今回の記事で扱っているのは、その8000系を使用するアンパンマン列車独自の外装・内装リニューアルです。
一般の8000系リニューアル車の設備や運用を知りたい場合は、JR四国8000系リニューアル車両の運用と魅力をご覧ください。
1番列車に乗れる記念ツアーも発売
運転開始日の2026年12月12日には、リニューアル後の1番列車に乗車できる「予讃線8000系アンパンマン列車 リニューアル記念ツアー」も設定されました。
| 出発日 | 2026年12月12日(土) |
|---|---|
| 集合 | 松山駅 7時40分 |
| 往路 | 松山8:10発 しおかぜ10号 アンパンマンシート |
| 行き先 | 伊予西条・四国鉄道文化館 |
| 募集人数 | 40名 |
| 旅行代金 | 大人8,800円/小学生5,900円/幼児4,900円 |
ツアーでは、リニューアル後のアンパンマンシートで伊予西条まで移動し、四国鉄道文化館でツアー限定イベントを楽しんだあと、松山へ戻る行程です。
通常の指定席を取るだけでは参加できない企画も含まれるため、営業運転初日の特別感を楽しみたい人向けの商品ですね。
募集人数は40名と少ないため、通常運転のアンパンマン列車へ乗車したいだけであれば、このツアーにこだわる必要はありません。12月12日以降の通常列車を予約する方法もあります。
8000系アンパンマン列車のFAQ
リニューアル運転開始を前に、特に気になりやすい点をまとめます。
8000系アンパンマン列車は12月12日に生まれ変わる
予讃線8000系アンパンマン列車のリニューアル後の運転開始日は、2026年12月12日(土)に決まりました。
1番列車は松山8時10分発の「しおかぜ・いしづち10号」。新しい外装では虹のラインが車体全体へつながり、車内は予讃線沿線の「山」と「海」をイメージした世界へ変わります。
なかでも大きいのは、アンパンマンシートが1号車16席だけだった従来仕様から、2号車68席を加えた84席へ増えることです。
これまで予約競争の激しかったアンパンマンシートへ乗れる機会が増えるのは、子ども連れの家族にとってうれしい変更ですね。
一方で、2026年9月24日から12月12日までは一般車両による代走となり、アンパンマンシートは利用できません。秋から初冬にかけて旅行を予定している場合は、この期間を間違えないようにしてください。
12月12日のデビュー後は、実際の車内や新しいアンパンマンシートについても確認しながら、この記事を随時更新していきます。
私自身も、デビュー当日は松山駅に駆けつけて写真を撮りたいと考えています。

