MENU

【2025年版】松山から岡山 特急しおかぜ料金ガイド|割引情報も

【2025年版】松山から岡山 特急しおかぜ料金ガイド|割引情報も

松山から岡山への旅行や出張を計画する際、多くの方がJR四国の特急しおかぜを利用します。しかし、松山から岡山 しおかぜ 料金について調べ始めると、様々な疑問が出てくるのではないでしょうか。

例えば、松山〜岡山間の所要時間と運賃の基本から、しおかぜの指定席・自由席の料金比較、少し豪華なグリーン車料金と座席の特徴まで、座席の種類だけでも選択肢は多岐にわたります。また、旅行時期によって通常期・繁忙期・閑散期の料金差があるのか気になるところです。

さらに、どうせなら少しでも安く移動したいと考えるのは当然のこと。e5489で予約する際の割引情報や、松山から岡山までのお得なきっぷ情報、子ども料金・学割の設定について知っておけば、旅の費用を賢く節約できます。

この記事では、これらの疑問を解消するため、しおかぜのチケット購入方法まとめはもちろん、乗り継ぎや途中停車駅のチェックポイント、そして旅行におすすめの座席位置と車内設備といった、かゆいところに手が届く情報まで、網羅的に解説します。

この記事でわかること
  • しおかぜの基本的な料金体系と座席の種類
  • 最もお得に利用できる割引切符の買い方
  • コンセントの有無など車両による設備の違い
  • 自分の旅行スタイルに最適な選択肢
目次

松山から岡山 特急しおかぜ料金の基本を徹底解説

A1 03116
Shikokuレールノート

この章では、特急しおかぜで松山から岡山へ移動する際の基本的な料金体系や所要時間、座席の種類について詳しく解説します。

  • 松山〜岡山間の所要時間と運賃
  • しおかぜの指定席・自由席の料金比較
  • グリーン車料金と座席の特徴
  • 子ども料金・学割の設定について
  • 旅行におすすめの座席位置と車内設備
  • 乗り継ぎや途中停車駅のチェックポイント

松山〜岡山間の所要時間と運賃

A1 03103
Shikokuレールノート

松山駅から岡山駅まで特急しおかぜで移動する場合、標準的な所要時間は約2時間45分から2時間51分です。これは同区間を結ぶ公共交通機関の中では最速の移動手段となります。

JRの運賃は少し複雑に感じられるかもしれませんが、料金の構造は2つの要素で成り立っています。一つは、移動距離に応じて定められる基本的な運賃である「乗車券」。もう一つは、特急列車ならではの速さや快適さに対して支払う「特急券」です。

まず、松山-岡山間を移動するために必ず必要になる「乗車券(基本運賃)」が4,400円です。そして、この基本料金に、次の項目で詳しく解説する「指定席」や「自由席」といった座席クラスごとの「特急券」料金が加算され、最終的な合計金額が決まる仕組みになっています。

しおかぜの指定席・自由席の料金比較

特急しおかぜには、主に「自由席」と「指定席」という2つの基本的な座席クラスが用意されており、どちらを選ぶかによって料金と利便性が異なります。自由席は号車と座席が指定されておらず、空いている席を自由に利用するスタイルです。一方、指定席は乗車前に座席を確保できるため、必ず座って移動したい場合に適しています。

座席クラス乗車券特急券合計料金(片道)主な特徴
自由席4,400円2,420円6,820円座席の確保がなく、空いている席に座る。最も基本的な料金。
指定席4,400円2,950円7,350円事前に座席が確保されるため、確実に座れる。自由席より530円高い。

表の通り、指定席は自由席に比べて530円高くなります。この価格差は「座席が確保されている安心感」に対するものと考えると分かりやすいでしょう。

A1 01865
Shikokuレールノート

指定席をおすすめするケース

指定席の最大のメリットは、出発時間まで座席の心配をする必要がない点です。特に以下のような状況では、指定席を確保する価値が十分にあります。

  • 繁忙期の移動: ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの時期は、始発の松山駅からでも自由席は長蛇の列になることがあります。確実に座って移動するためには指定席が賢明な選択です。
  • グループでの旅行: ご家族連れや友人同士など、複数人でまとまって座りたい場合は指定席の予約が不可欠です。自由席では席が離れ離れになってしまう可能性が高まります。
  • 乗り継ぎ等で時間に余裕がない場合: 出発時刻ぎりぎりまで用事を済ませたい、駅でお土産をゆっくり選びたいなど、ホームで長時間並ぶことが難しい方にとって、指定席は時間的な余裕をもたらします。

自由席が選択肢になるケース

一方で、自由席にもコスト以外のメリットが存在します。

  • 旅行費用を少しでも抑えたい場合: 530円の差は往復で1,060円になります。この差額を食事やお土産代に充てたいと考える方には自由席が適しています。
  • 平日の閑散期での利用: 利用者が少ない平日の日中であれば、始発の松山駅から乗車する場合、自由席でも座れる可能性は非常に高いです。
  • スケジュールの柔軟性を重視する場合: 自由席特急券は、当日の同じ区間であれば、どの「しおかぜ」の自由席にも乗車できます。万が一、予定していた列車に乗り遅れても、後続の列車に乗れるという柔軟性は大きな利点です。これに対し、指定席特急券は指定した列車に乗り遅れると無効になり、後続列車の自由席に乗車することはできますが、指定席料金分の530円は戻ってきません。

このように、どちらの座席を選ぶべきかは、旅行の時期や人数、そして何を最も重視するかによって決まります。確実性と快適さを取るなら指定席、コストと柔軟性を取るなら自由席、とご自身の旅のスタイルに合わせて選択することが大切です。

グリーン車料金と座席の特徴

A1 01881
Shikokuレールノート

より快適な移動を求める方には、「グリーン車」という選択肢があります。グリーン車を利用する場合、通常の乗車券と特急券の代わりに、「乗車券」と「グリーン券(特急券含む)」が必要となります。

松山駅から岡山駅までのグリーン車料金は、乗車券4,400円とグリーン券6,610円を合わせて、合計11,010円です。

グリーン車の最大の特徴は、その上質な座席と空間にあります。座席は横3列(2席+1席)の配置で、普通席よりもシート幅が広く、足元のスペースにもゆとりがあります。リクライニング角度も深く、約3時間の移動時間をゆったりと過ごしたいビジネス利用や記念旅行などに最適です。

子ども料金・学割の設定について

お子様連れの旅行や学生の方には、割引料金が適用される場合があります。

子ども料金

子ども料金は、小学生(6歳以上12歳未満)が対象です。料金は、大人の「乗車券」「特急券」のそれぞれが半額になります。計算して発生した10円未満の端数は切り捨てられます。

  • 乗車券:2,200円
  • 自由席特急券:1,210円
  • 指定席特急券:1,470円

未就学児(1歳以上6歳未満)は、大人または子ども1人に同伴される場合2人まで無料ですが、座席を1人で使用する場合は子ども料金が必要です。

学割

中学校・高校・大学などのJRから指定を受けた学校の学生・生徒は、学割を利用できます。学割を適用するには、事前に学校で「学生・生徒旅客運賃割引証(学割証)」を発行してもらう必要があります。

学割の対象となるのは「乗車券」のみで、料金は2割引になります。特急券は割引の対象外である点に注意してください。学割を利用する場合、松山-岡山間の乗車券は4,400円の2割引で3,520円となります。

旅行におすすめの座席位置と車内設備

A1 01241
Shikokuレールノート

特急しおかぜには、実は「8600系」という新型車両と「8000系」というリニューアル車両の2種類が運用されており、どちらに乗るかで車内設備、特に電源コンセントの有無が大きく異なります。

車両による設備の違い

  • 新型車両(8600系): 全座席にモバイル用コンセントが完備されています。また、無料Wi-Fiも利用可能です。PC作業やスマートフォンの充電を気兼ねなく行いたい方には、こちらの車両が断然おすすめです。
  • リニューアル車両(8000系): 基本的にほとんどの座席にはコンセントがありません。車両の最前列や最後列の壁際席などに設置されている場合がありますが、確実ではないため注意が必要です。無料Wi-Fiは利用できます。

松山駅発の列車では、「しおかぜ8号、12号、20号、24号」などが基本的に8600系で運行されています。時刻表やJRのサイトで事前に運用車両を確認し、8600系を狙って予約するのが賢い選択と言えます。

おすすめの座席位置

特急しおかぜの車窓からは、美しい瀬戸内海の風景を存分に楽しむことができます。座席を選ぶなら、進行方向に向かって左側の「A席」が断然おすすめです。

松山駅を出発してしばらくすると、伊予北条駅あたりから海岸線に沿って走る区間に入ります。ここから観音寺駅手前の詫間駅あたりまでは、穏やかな瀬戸内海とそこに浮かぶ島々の美しい景色が車窓に広がります。特に晴れた日のきらめく水面は、旅の気分を一層盛り上げてくれるでしょう。

そして、この旅のハイライトは、坂出駅を過ぎてからの瀬戸大橋です。雄大な橋の構造と、眼下に広がる多島美のコントラストは圧巻の一言に尽きます。この区間でもA席側が、より海に近い景色を楽しめるためおすすめです。

もちろん、静かな環境を好む方は、人の往来が少ない車両の最前列や最後列の席を選ぶのも良いでしょう。旅の目的に合わせて、座席位置も戦略的に選んでみてください。

乗り継ぎや途中停車駅のチェックポイント

特急しおかぜは松山駅と岡山駅を結びますが、途中の主要な駅にも停車します。

主な停車駅は、今治、伊予西条、新居浜、伊予三島、観音寺、多度津、丸亀、宇多津、児島です。

特に注意したいのが、宇多津駅または多度津駅での車両の連結・切り離し作業です。松山から岡山へ向かう場合、多くは高松行きの特急「いしづち」と連結して走行してきますが、宇多津駅で「いしづち」を切り離します。「しおかぜ」の車両が岡山へ向かうため、乗り間違えることは稀ですが、アナウンスに注意しておくとより安心です。逆に岡山から松山へ向かう際は、「いしづち」と連結する運用になります。自分の乗車する車両番号と行き先を改めて確認しておくと良いでしょう。

岡山駅に到着後は、山陽新幹線への乗り換えがスムーズにできるよう設計されています。新幹線ホームへの案内表示に従って移動してください。

賢く節約!松山から岡山 特急しおかぜの料金ガイド

この章では、通常料金よりもお得にしおかぜを利用するための割引切符や予約方法について、具体的な節約術を解説していきます。

  • 通常期・繁忙期・閑散期の料金差
  • 松山から岡山までのお得なきっぷ情報
  • e5489で予約する際の割引情報
  • しおかぜのチケット購入方法まとめ
  • 総まとめ:松山から岡山 しおかぜ 料金

通常期・繁忙期・閑散期の料金差

JRの指定席特急券の料金は、一年を4つの期間に分けて設定されており、利用する日によって料金が変動します。これは自由席特急券には適用されず、通年同額です。

  • 最繁忙期: 通常期の料金に400円増しとなります。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の特に混雑する日が対象です。
  • 繁忙期: 通常期の料金に200円増しとなります。春休み、夏休み、連休などが含まれます。
  • 通常期: カレンダーに定められた基本の料金です。
  • 閑散期: 通常期の料金から200円引きとなります。主に連休の少ない月(1月、2月、6月、11月など)の平日に設定されています。

例えば、松山-岡山間の指定席特急券は通常期2,950円ですが、最繁忙期には3,350円、繁忙期には3,150円、閑散期には2,750円になります。旅行の日程を調整できる場合は、閑散期を狙うことで費用を抑えることが可能です。

松山から岡山までのお得なきっぷ情報

A1 02930
Shikokuレールノート

しおかぜの料金を大幅に節約できる可能性を秘めているのが、「トクトクきっぷ」と呼ばれる割引切符です。特に注目したいのが回数券タイプのきっぷです。

【往復の決定版】岡山指定席トク割きっぷ

このきっぷは、松山-岡山間の特急しおかぜ「普通車指定席」を往復で利用できる、非常にお得な割引切符です。

発売価格は9,400円(小児4,700円)です。

主な特徴とメリット

  • 往復利用で割引: 通常料金で指定席を往復利用する場合、合計で14,700円(7,350円×2)かかりますが、このきっぷを利用することで5,300円もお得になります。出張や短期旅行など、往復の予定が決まっている場合には大きなメリットがあります。
  • 指定席を確保: 往復ともに指定席が確保されるため、繁忙期でも座席の心配なく、ゆったりと移動できる安心感があります。
  • 有効期間: きっぷの有効期間は6日間です。これにより、日帰り旅行はもちろん、数日間の滞在を伴う旅行にも柔軟に対応できます。

注意点

  • 購入・利用条件: 【松山~伊予北条発】JR西日本のネット予約「e5489」や、伊予北条駅、松山駅、内子駅、伊予大洲駅、八幡浜駅、宇和島駅、JR四国ツアー松山支店および周辺の主な旅行会社、駅のみどりの窓口、みどりの券売機プラスまたは指定席券売機などで購入できます。
  • 途中下車: 原則として、きっぷの区間内での途中下車はできません。改札を出てしまうと、その先の区間は無効となりますのでご注意ください。

短期の往復旅行であれば、他のきっぷと比較検討するまでもなく、この「岡山指定席トク割きっぷ」が最もコストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。

e5489で予約する際の割引情報

JR西日本のインターネット予約サービス「e5489(いいごよやく)」を利用することで、さらにお得なきっぷを購入できます。

WEB早特7

乗車日の7日前までにe5489で予約・購入することで利用できる、指定席用の片道割引切符です。価格は6,820円で、これはなんと通常の自由席料金と同額です。

つまり、7日以上前に旅行の計画を立てるだけで、追加料金なし(実質530円引き)で指定席にアップグレードできることを意味します。早く計画を立てるだけで得られるメリットは非常に大きいです。

ただし、席数には限りがあるため早めの予約が肝心です。また、予約後の変更には一部制限がある点には注意が必要です。

しおかぜのチケット購入方法まとめ

A1 02945
Shikokuレールノート

特急しおかぜのきっぷは、いくつかの方法で購入できます。それぞれの方法にメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて選びましょう。

  1. みどりの窓口・みどりの券売機プラス: 駅係員と相談しながら購入したい場合や、複雑な行程の場合に便利です。学割など証明書が必要なきっぷもこちらで購入します。
  2. 指定席券売機: 駅に設置されているタッチパネル式の券売機です。窓口が混雑している時でもスムーズに購入できます。
  3. インターネット予約「e5489」: 前述の通り、割引切符を購入できる最大のメリットがあります。スマートフォンやPCから24時間いつでも予約可能で、きっぷは乗車前に駅の券売機などで受け取ります。最もおすすめの方法です。
  4. 旅行代理店: ツアーや宿泊とセットで手配する場合に便利です。

総まとめ:松山から岡山 特急しおかぜ料金

ここまで解説してきた「松山から岡山 しおかぜ 料金」に関する重要なポイントを、最後に箇条書きでまとめます。

  • 松山-岡山の所要時間は約2時間50分
  • 料金は「乗車券」と「特急券」の合計で決まる
  • 乗車券の基本料金は4,400円
  • 自由席の合計料金は6,820円
  • 指定席の合計料金は7,350円で自由席より530円高い
  • グリーン車の合計料金は11,010円で快適性が高い
  • 子ども料金は大人の半額
  • 学割は乗車券が2割引になる
  • 指定席特急券は繁忙期に200円高く、閑散期に200円安くなる
  • 最もお得なのは「岡山指定席トク割きっぷ」
  • ネット予約「e5489」の利用が便利でお得
  • 7日前までの予約なら「WEB早特7」がおすすめ
  • 自由席料金で指定席に乗れる
  • 車両は2種類あり、新型の8600系は全席にコンセントがある
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次