MENU

サンライズ瀬戸の事前予約、実は罠だらけ?経験者が教える突破術

サンライズ瀬戸の事前予約ガイド。個室・ノビノビ座席など予約のコツ

こんにちは。Shikokuレールノート、運営者の「よんてつ」です。

寝台特急「サンライズ瀬戸」、憧れますよね。高松駅のホームに夜、独特のオーラを放って停車している姿を見るたび、あれで東京まで行きたいなと、いつも思っています。あの車内で夜を過ごし、朝目覚めたら東京、というのは鉄道好きならずともワクワクする体験ですよね。

さて、その大人気のサンライズ瀬戸ですが、いざ予約しようとすると、実はかなり複雑で「罠」が多いのをご存知でしたか。

特に、プライベート空間が魅力の「個室」を取りたい場合と、最も安価な「ノビノビ座席」を取りたい場合では、予約のやり方(戦略)が全く違います。

「e5489で事前申込したのに全然取れない…」「そもそも個室が事前申込のリストに出てこない」「えきねっとではどうやるの?」「予約はいつから?」と、検索すればするほど混乱している方も多いかなと思います。

この記事では、サンライズ瀬戸の複雑な予約システムを、JRのルールに基づきながら徹底的に整理して、あなたが希望する座席を確保するための「事前申込」と「10時打ち」という2つのアプローチについて、分かりやすく解説していきますね。

記事のポイント
  • 「事前申込」と「10時打ち」の決定的な違い
  • ノビノビ座席と個室で取るべき戦略が全く異なる理由
  • e5489とえきねっとの機能差と知っておくべき注意点
  • 予約成功率を少しでも上げるための具体的な手順と「罠」
目次

サンライズ瀬戸の事前予約 2つの罠

28733707 m
写真AC

まず最初に、多くの方が勘違いしがちな「事前予約」という言葉の謎から解き明かしていきます。ここを間違えると、希望の座席を予約するためのスタートラインにも立てない可能性があるので、とても重要ですね。

「サンライズを事前に予約する」と一口に言っても、そこには2つの全く異なる行動が含まれています。

「事前申込」と「10時打ち」の違い

「サンライズ瀬戸を事前に予約したい」と考えた時、実はJRのシステム上、2つの異なるプロセスが混在しているんです。これが最初の、そして最大の「罠」ですね。

この2つは、性格がまったくの別物です。ここを混同していると、予約戦略が根本から立てられません。

定義A:「事前申込サービス」(=抽選エントリー)

これは、主にJR西日本のオンライン予約システム「e5489(いいごよやく)」の会員向けに提供される「抽選受付サービス」を指します。一般発売日(乗車日1ヶ月前)の、さらに1週間前から申し込みが可能です。あくまで抽選の”エントリー”であり、予約が確定するわけではありません。

定義B:「一般発売(通称:10時打ち)」(=本番の予約)

これは、乗車日1ヶ月前の午前10時00分きっかりに、全国の「みどりの窓口」およびオンライン予約サイト(e5489、えきねっと等)で一斉に開始される、本番の座席予約(一般発売)そのものを指します。この10時ジャストの瞬間にアクセスが集中する状態、またはその瞬間に予約操作を行う行為を、通称「10時打ち(じゅうじうち)」と呼びます。

「事前申込」は本番の争奪戦(10時打ち)の前に抽選券をもらう行為、「10時打ち」は本番の争奪戦そのもの、と考えると分かりやすいかもしれませんね。

ノビノビ座席と個室で戦略が違う

そして、ここが最も重要な分岐点です。あなたが狙うのが「ノビノビ座席」か「個室(シングル、ツイン、ソロなど)」かによって、取るべき戦略が完全に二分されます。

【最重要:戦略の分岐点】

  • ノビノビ座席 希望: e5489の「事前申込サービス」(抽選)が使える
  • 個室(全タイプ)希望: e5489の「事前申込サービス」は対象外

そうなんです。驚くことに、シングルやツインなどの全ての個室は、e5489の「事前申込(抽選)」ができないんですね。

なぜこの違いが生まれるのか?

この決定的な違いは、JRの予約システム(MARS)が、「ノビノビ座席」と「個室」を、全く異なる商品カテゴリとして管理していることに起因します。

  • ノビノビ座席:システム上は「普通車指定席」という扱いです。料金も「寝台料金」ではなく「指定席料金」(通常期530円)です。
  • 個室:システム上は「寝台券」という扱いです。料金も高額な「寝台料金」(例:ソロ 6,600円、シングル 7,700円)が適用されます。

e5489の「事前申込」は、もともと新幹線や特急の「指定席」を対象とするシステムロジックで組まれています。そのため、「普通車指定席」扱いの「ノビノビ座席」は対象にできますが、「寝台券」という特殊なカテゴリの個室は、そのシステムの対象外になっている…と、私は推察しています。

したがって、個室を狙っているのに、e5489で事前申込のボタンを探し続けるのは、残念ながら時間の無駄になってしまうんです…。

e5489はノビノビ座席の事前申込

JR西日本の予約サイト「e5489(いいごよやく)」は、サンライズ瀬戸の予約、特に我々のような四国(高松)発着を狙うなら、絶対に欠かせない必須のサイトですね。

ノビノビ座席
写真AC

このe5489が提供する「事前申込サービス」は、現状、「ノビノビ座席」を一般発売日(10時打ち)より前にリクエストできる唯一の手段です。

ただし、何度も言うように、これはあくまで抽選です。予約を確約するものではありません。申し込みが殺到すれば当然のように落選します。過度な期待は禁物ですね。

これはJR西日本側が、10時ジャストのサーバー負荷を分散させると同時に、自社の会員(J-WESTネット会員)を優遇するためのロジスティクス戦略なのかな、と個人的には考えています。

個室の予約は10時打ちが必須

A1 05123
Shikokuレールノート

ここ、本当に重要なので何度でも繰り返しますね。個室(シングルデラックス、シングル、ソロ、サンライズツイン等)に「事前申込」は存在しません。

個室を確保するためのチャンスは、乗車日1ヶ月前の午前10時00分00秒に開始される「一般発売」、ただ一度きりです。

この全国一斉スタートの「10時打ち」という一瞬の勝負に全力を注ぐのが、個室予約の唯一にして絶対の戦略です。これが「10時打ち」と呼ばれる理由ですね。

【個室希望者の罠】

個室が第一希望の方が、e5489の「事前申込サービス」のページを探し回ったり、申込開始日(一般発売の1週間前)を待ったりする行為は、残念ながら全くの無駄足になってしまいます。個室の勝負は、全員平等に「乗車日1ヶ月前の午前10時」です。この日に全リソースを集中投下する必要があります。

えきねっとに事前申込はない

関東方面にお住まいの方は、JR東日本が管轄する「えきねっと」に馴染みがあるかもしれません。

もちろん、「えきねっと」からでも、サンライズ瀬戸の一般発売(=10時打ち)に参加すること自体は可能です。東京駅発などでも問題なく予約できます。

しかし、非常に重要な点として、「えきねっと」には、e5489の「事前申込サービス」に相当する機能が存在しません。(※一部の観光列車などを除く、一般的な列車の話です)

【東日本ユーザーの注意点】

「ノビノビ座席」の「事前申込(抽選)」のチャンスだけでも手に入れたい場合、普段「えきねっと」を使っている方でも、別途「e5489」(J-WESTネット)の会員登録(無料)をして、e5489から申し込む必要がある、ということですね。

サンライズ瀬戸・出雲はJR西日本とJR東海の車両で運行されており(JR四国には乗り入れますが車両は保有していません)、予約システムもJR西日本のe5489が基幹になっている、と考えると分かりやすいかもしれません。

サンライズ瀬戸「事前予約」の実践ガイド

A1 05151
Shikokuレールノート

では、ここまでの複雑な「違い」を踏まえて、具体的にどう動けばいいのか。「ノビノビ座席」狙いと「個室」狙い、それぞれの「勝ち筋」をできるだけ具体的に解説していきます。

ノビノビ座席をe5489で狙う方法

最も安価にサンライズ瀬戸を体験できる「ノビノビ座席」。この座席を(抽選であれ)最も高い確率で確保したいなら、e5489の「事前申込サービス」を活用するのが最優先戦略かなと思います。

申込スケジュールとプロセス

まず、e5489(J-WESTネット)の会員登録(無料)を済ませておきます。これは必須です。

申込期間は、一般発売日(乗車日1ヶ月前)の、さらに1週間前の午前5時30分から、一般発売日当日の午前9時59分までです。かなり長期間ありますね。

この期間内に、e5489にログインし、「サンライズ瀬戸・出雲予約専用ページ」から申し込む必要があります。通常の列車検索からだと事前申込の画面に行けないことがあるので注意が必要ですね。

申込は先着順ではなく、期間内であればいつでもOKです。焦る必要はありません。

抽選と結果通知

抽選(というか、システムによる座席確保の実行)は、一般発売日の午前10時00分から自動で行われます。私たち利用者が10時に何かする必要はありません。

結果は、午前10時以降に順次、登録したメールアドレスに「予約成立」または「満席により予約できませんでした」といった形で通知されますね。

落選した場合(次善の策)

もし、この抽選に外れてしまったら…。その時点(午前10時過ぎ)から、一般の「10時打ち」組と同じ土俵で、e5489やえきねっと、みどりの窓口で空席を探すことになります。ただし、10時ジャストの争奪戦には敗れているわけですから、ここから確保するのはかなり難しいと言わざるを得ません。キャンセル待ちを根気強く狙うことになります。

個室はみどりの窓口で10時打ち

個室はみどりの窓口で10時打ち
Shikokuレールノート・イメージ

さて、ここからが本番です。最も競争率が高く、確保が困難な「個室(シングル、ツイン、ソロ等)」をどう確保するか。

結論から言うと、最強のチャネルは「みどりの窓口」での「10時打ち」依頼です。デジタル時代に逆行するようですが、これが現実かなと思います。

なぜ窓口がネットより有利なのか?

理由は単純で、「速度」「操作性」です。

私たちがWebサイト(e5489やえきねっと)で、10時ジャストに「検索」ボタンをクリックし、ログイン認証を通り、列車を選択し、座席タイプを選び…と、複数のステップを踏んでいる間に何が起きているか。

「10時打ち」を受け付けてくれる「みどりの窓口」の駅係員の方は、私たちが事前に(朝一番などで)提出した申込書に基づき、全ての情報を専用端末(MARS:マルス)に事前入力してくれています。

そして、午前10時00分00秒の時報と同時に、係員の方は「発信(エンター)」ボタンを1回押すだけ。WebのUIを経由するよりも、システムの根幹に近いMARS端末を直接操作する方が、コンマ数秒の世界で圧倒的に有利だと言われていますね。

【注意】10時打ちは公式サービスではない

「10時打ち」は、JRの公式サービスではなく、あくまで予約困難なチケットを確保するために生まれた、駅係員の方のスキルと裁量に依存する、昔ながらの慣習的なものです。

そのため、駅によっては(特に業務が多忙な駅や、合理化で人員が少ない駅では)「10時打ちは受け付けていません」と明確に断られるケースもあります。

本気で個室を狙うなら、*「1ヶ月以上前に、10時打ちを実行してくれる駅を選定し、発売日の朝早くからその窓口に並ぶ」*という、物理的な「遠征」そのものが予約行動の一環となります。事前に、どの駅が対応してくれるかリサーチしておくのが重要ですね。(特にJR四国管内はみどりの窓口が減少傾向にあるので、高松駅のような主要駅でないと難しいかもしれません)

オンラインでの10時打ちは不利

とはいえ、「発売日の朝から窓口に並ぶなんて物理的に無理!」という方も多いと思います。私もそうです。

その場合の次善の策が、オンライン(e5489)での自力での「10時打ち」です。

午前10時00分ジャストに、自分でe5489のWebサイトにアクセスして予約を試みます。

ただ、これは正直、物理的な「みどりの窓口」での10時打ちと比べると、決定的に不利な戦いになります…。

オンラインでの10時打ちは不利
Shikokuレールノート

不利な理由:オンライン予約システムの「仕様」

最大の理由は、e5489のようなオンライン予約システムの「仕様」そのものにあります。

どういうことかと言うと、e5489のサイトでは、乗車日を選ぶカレンダーで「1ヶ月後の日付」が選択可能になる(アクティブになる)のが、午前10時00分ジャストになってからなんです。

つまり、こういうことです。

【オンライン操作の宿命的な遅れ】

  1. 駅係員(窓口):9時59分までに全情報を入力し、10時ジャストに「発信」ボタンを1回押すだけ
  2. オンライン(自分):10時ジャストに「新規予約」の操作を開始し、そこから「1ヶ月後の日付」をクリックで選択し、列車を検索し、設備を選択する…という複数ステップの操作が必要

みどりの窓口の駅係員の方は、10時になる前に全ての情報をMARS端末に事前入力し、時報と同時に「発信」キーを1回押すだけで完了します。

しかしオンライン(e5489)の場合、私たちは10時になるまで「1ヶ月後の日付」を選ぶプロセスに進むことすらできません。10時ジャストに「新規予約」を開始し、駅名を入力し、日付を選び、時間を選び、列車を検索し…と、全ての操作が10時00分以降のスタートとなるため、物理的に数秒〜十数秒の操作ラグが必ず発生します。

この「仕様による致命的なタイムラグ」の間に、全国のみどりの窓口のMARS端末が先に座席を確保してしまうため、オンライン側が圧倒的に不利になる、という仕組みですね。

特に「シングルデラックス」(編成にわずか6室のみ)や「サンライズツイン」のような希少な個室を、この仕様のハンデを背負ってe5489の手動操作で確保できる確率は、限りなくゼロに近いと思った方が良いかもしれません。「シングル」や「ソロ」でも、相当な幸運がないと厳しい戦いです。

【オンライン10時打ちで、やれること】

「検索画面で待機する」といった小手先のテクニックは、この仕様の前では残念ながら無効です。

私たちがe5489でできることは、

  • 事前に必ずe5489にログインを済ませておき、セッションが切れないようにしておく。
  • 正確な時報(PCやスマホの時計アプリなど)を見ながら、10時00分00秒ジャストに「新規予約」のボタン(または「サンライズ瀬戸・出雲」の専用ページへのリンク)を押し、そこから先は間違わないよう頑張って可能な限りの最速スピードでメニュー操作を行う。

これしかありません。この方法で、もし運良く個室が取れたら、本当にラッキーだと言えますね。

サンライズ瀬戸:座席タイプと料金概要

ここで改めて、サンライズ瀬戸にはどんな設備があるのか、簡単に紹介しますね。どの座席を狙うかによって、予約戦略(「事前申込」か「10時打ち」か)が全く変わってきますからね。

料金は「①運賃」「②特急料金」に、以下の「③設備料金」を足した合計額になります。

サンライズ瀬戸:座席タイプと料金概要
Shikokuレールノート

ノビノビ座席(普通車指定席)

「とにかく安くサンライズを体験したい」という方に最適です。カーペット敷きのフルフラットなスペースで、横になって休むことができます(枕はありません)。

最大の魅力は料金で、設備料金は「指定席料金」扱いの530円(通常期)のみ。JRパス利用時なら、この530円すら不要(追加料金ゼロ)で乗れてしまいます。

個室(A寝台・B寝台)

「プライバシーを確保して、ゆっくり休みたい」という方はこちらですね。全て鍵付きの個室です。設備によって料金が異なります。

  • ソロ(B寝台):一番コンパクト(狭い)ですが、安価な個室(6,600円)。
  • シングル(B寝台):最も標準的で部屋数も多い個室(7,700円)。
  • サンライズツイン(B寝台):2人用の個室(1人7,700円×2)。
  • シングルデラックス(A寝台):最も豪華な最上級個室。机や洗面台、アメニティも付いています(13,980円)。

これら全ての個室は「寝台券」扱いのため、残念ながらe5489の「事前申込」は対象外。確保するには「10時打ち」が必須となります。

【参考】東京⇔高松 設備別料金比較(片道・通常期)

東京ー高松間の「①運賃 11,650円+②特急料金 3,300円」に、選んだ設備の料金を加えると、合計額は以下のようになります。(あくまで目安です)

設備タイプ③設備料金合計(片道)予約戦略
ノビノビ座席530円15,480円e5489「事前申込」
ソロ(B寝台)6,600円21,550円10時打ち
シングル(B寝台)7,700円22,650円10時打ち

(注:運賃・料金は変動する場合があります。最新の正確な金額はJR公式サイトなどでご確認ください。)

この料金差と、予約方法の違い(抽選か、一発勝負か)を理解して、ご自身の戦略を決めるのが重要ですね。

チケットレス不可、発券場所の罠

A1 05122
Shikokuレールノート

おめでとうございます!オンラインで予約・決済が完了しました。…でも、絶対にここで安心しないでください。

サンライズ瀬戸は、チケットレス乗車(きっぷを持たない状態)が絶対に不可能です。新幹線の「eチケット」や「スマートEX」とは全く違います。

予約完了メールやWebの予約画面(QRコードなど)では乗車できません。必ず、乗車前に「みどりの窓口」や「みどりの券売機」で、物理的な「きっぷ」を発券する必要があります。

【重要】発券場所の「管轄」について(高松駅での受取)

e5489は「JR西日本」のシステムです。そして、サンライズ瀬戸が発着する高松駅は「JR四国」の管轄です。

かつては「JR西日本のきっぷ(特にトクトクきっぷ)はJR四国では受け取れない」というルールがあり、サンライズのきっぷの扱いが非常に分かりにくい時期がありました。

しかし、ご安心ください。現在(2025年時点)は、この点は改善されています。

JR西日本のe5489ご利用ガイドや、JR四国の公式サイトでも、「e5489」のロゴがあるJR西日本・JR四国の駅の「みどりの券売機」「みどりの受取機」「みどりの窓口」できっぷを受け取れると明記されています。(JR西日本「お受け取り方法 e5489ご利用ガイド」

したがって、e5489で予約した復路のきっぷ(高松→東京)も、高松駅のみどりの窓口や「みどりの券売機」で問題なく発券可能です。これで安心して復路の予約もできますね。

【発券時の注意点】

高松駅で受け取れるとはいえ、受け取りには時間制限(例:みどりの窓口や券売機の営業時間内)があります。

サンライズ瀬戸の高松発は夜遅く(21:26発)ですが、窓口が閉まる間際や、乗車直前で慌てないよう、高松駅に着いた際など、日中のうちに時間に余裕を持って発券しておくことを強く推奨しますね。

高松駅周辺の食事については、以前高松駅周辺(うどんの高評価店ガイド)という記事でも触れていますので、よろしければそちらもご覧ください。

サンライズ瀬戸「事前予約」成功の鍵

寝台特急サンライズ瀬戸の事前予約について、その複雑な仕組みと「罠」を解説してきました。いやあ、本当に複雑ですよね…私も改めて整理してみて、その難易度の高さを再認識しました。

予約成功の鍵は、結局のところ「自分が狙う座席タイプを明確に決め、正しい戦略を選ぶこと」、これに尽きるかなと思います。

【あなたの戦略はどっち?】

  • ノビノビ座席派: e5489の「事前申込(抽選)」に賭ける。これが唯一の先行チャンス。外れたら一般発売(10時打ち)で再挑戦。
  • 個室派: 「事前申込」は存在しない。一般発売日(乗車日1ヶ月前)の「10時打ち」(できれば窓口依頼、次善の策でオンライン)が全て。

そして、どんな方法で予約が成功しても、「乗車前に」「駅の営業時間内に」物理的なきっぷを発券するという最後のハードルまで、絶対に気を抜かないでください。

私も最近、サンライズ瀬戸に乗車してきましたが、高松駅を定刻に出発する時のワクワク感、瀬戸大橋を渡る時の夜景は、本当に格別なものがありました。

この記事の情報が、皆さんの「サンライズ瀬戸」予約成功の一助となれば、こんなに嬉しいことはありません。

この記事で紹介した予約ルール、料金、サービスの内容は、執筆時点での情報(2025年11月)に基づいています。JR各社のシステムやサービス、料金体系は予告なく変更される可能性があります。

予約を実行される際は、必ずJR西日本(e5489/JRおでかけネット)やJR東日本(えきねっと)、JR四国の公式サイトで、最新の情報を直接ご確認いただくようお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次