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サンライズ瀬戸のパジャマ事情!浴衣や服装の注意点を徹底解説

サンライズ瀬戸のパジャマ事情!浴衣や服装の注意点を徹底解説

こんにちは。Shikokuレールノート 運営者の「よんてつ」です。

夜の駅を出発して翌朝には目的地に到着するサンライズ瀬戸は、まさに走るホテルですよね。独特のワクワク感があって、私も何度乗っても出発の瞬間は胸が高鳴ります。

サンライズ瀬戸は走るホテルですがビジネスホテルとは違い準備が必要です
ホテル感覚で乗ると痛い目を見るかも?準備は念入りに

でも、いざ予約してみるとホテルのように身軽に乗っていいのか、特に寝るときのアメニティや着替えはどうすべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。検索してみると「サンライズ瀬戸 パジャマ」というキーワードとともに「ない」「浴衣」などの言葉が出てきて、結局ノビノビ座席には何があるのか、個室のコンセントやタオルはどうなっているのか不安になりますよね。私自身も初めて乗車したときは勝手がわからず、荷造りにとても悩んだ経験があります。

この記事でわかること
  • 部屋タイプごとの寝間着(浴衣)の有無と仕様
  • ノビノビ座席で快適に寝るための服装の正解
  • 車内の空調や乾燥に対応するための対策
  • タオルや歯ブラシなどパジャマ以外のアメニティ事情
目次

サンライズ瀬戸のパジャマ事情と浴衣の有無

サンライズ瀬戸のパジャマ有無。個室は浴衣あり、ノビノビ座席はなし
座席クラスによって「ある・ない」がはっきり分かれます

まず結論からお伝えすると、サンライズ瀬戸には皆さんがビジネスホテルや旅館で目にするような、上下セパレートタイプのいわゆる「パジャマ」は用意されていません。その代わりに何があるのか、あるいは何もないのか。ここは予約した座席の種類(クラス)によって体験が大きく変わります。

「寝台列車だから何かあるだろう」と思って手ぶらで行くと、当日車内で困り果ててしまう可能性が高いです。特に初めて利用される方は、ここを勘違いしていると快適な睡眠どころか、体調を崩す原因にもなりかねません。ここでは部屋タイプごとの事情と、現実的な対策についてお話しします。

個室にある浴衣のサイズと着心地

シングルデラックス、シングル、サンライズツイン、ソロといった「個室(A寝台・B寝台)」を利用される方には、寝間着として「浴衣(ガウンタイプ)」が1着ずつ用意されています。

いわゆるビジネスホテルでよくある前合わせのガウン型で、腰紐(帯)で締めるスタイルです。素材は扱いやすい綿混系で、清潔に整えられたものが基本。旅情を感じられるアイテムではあるのですが、寝間着としての機能性を冷静に見ると、「あくまで簡易的なもの」と捉えておくのが安全です。

まず、サイズ展開は基本的にありません。ワンサイズ(フリー)前提のため、体格によっては丈や肩周りのフィット感に差が出ます。中肉中背なら問題ない一方で、大柄な方は丈が短く感じたり、肩がつっぱることがあります。逆に小柄な方は袖が余って邪魔になったり、全体的にぶかぶかで動きづらいこともあります。

個室の浴衣の弱点。はだけやすい、動きにくい、サイズが合わない可能性
階段の上り下りや寝返りには不向きな面も

最大の弱点は「はだけやすさ」

そして何よりの問題は、列車特有の「揺れ」と「寝返り」です。サンライズ瀬戸は乗り心地が良い列車ですが、それでも走行中は細かな振動やカーブでの遠心力がかかります。ガウンタイプはボタン留めではないので、就寝中に寝返りを打っていると、朝起きた時には盛大にはだけてしまっている……というのは珍しくありません。個室なので誰に見られるわけではないとしても、お腹や足元が出ると冷えますし、睡眠の質も落ちがちです。

また、個室の一部(2階席など)はベッド位置が高く、狭い階段を上り下りする必要があります。裾の長い浴衣で移動すると、踏みつけや引っかけのリスクが増えるため、移動時は裾を軽く持つ、または浴衣以外の服装で移動するほうが安心です。こうした実用面を考えると、「浴衣があるから大丈夫」と過信せず、予備として考えつつ、自前の寝間着も視野に入れるのが賢明です。

ノビノビ座席のアメニティは最小限

もっとも注意が必要なのが、普通車指定席扱いとなる「ノビノビ座席」を利用される場合です。リーズナブルさが魅力ですが、アメニティに関してはシビアな現実があります。

ノビノビ座席には浴衣やパジャマなどの寝間着類はありません。

ノビノビ座席はオープンスペース。毛布と枕カバーのみで着替え場所もありません
着替え場所も確保しづらいため、服装選びが重要です

用意されているのは、毛布(ブランケット)、そして枕カバー(白い布)など、睡眠環境としての最低限に近い装備です。枕については「枕カバーはあるが、枕本体は備え付けがない(または実質的に期待できない)」と考えるのが無難で、上着やタオルを詰めて枕代わりにするか、空気枕を持参すると快適度が上がります。加えて、細かいですが紙コップ(使い捨てコップ)が置かれていることもあります。つまり、寝るための環境は「場所」と「簡易的な寝具」が中心で、ホテルの感覚で臨むとギャップが出ます。

着替える場所もプライバシーもない現実

ノビノビ座席は「カーペット敷きの2段ベッド風オープンスペース」です。通路側にはカーテンがあり、人の出入りや視線をある程度遮れますが、隣席との間を完全に遮るカーテンはありません。仕切りは頭側の簡易的なものが中心で、距離感も近めです。

この環境下では、自席で着替えることは物理的にも視線的にもハードルが高いです。着替えるならトイレや洗面所に移動することになりますが、揺れる車内の狭いスペースでの着替えは想像以上に疲れます。さらに、タイミングによってはトイレや洗面所が混み合い、待ち時間が発生することも。就寝前の落ち着きたい時間に着替えを持ってウロウロするのはストレスになりがちです。

こうした事情から、ノビノビ座席を利用する際の最適解は、「乗車時からそのまま寝られる服装(リラックスウェア)で乗り込むこと」です。これなら着替えの手間も場所の問題もまとめて解決します。

浴衣だと寒い?車内温度・乾燥への対策

列車旅で意外と見落としがちなのが「温度管理」と「乾燥」です。サンライズ瀬戸は車内空調がしっかりしている一方で、環境によっては暑い・寒い・乾く、が同時に起こり得ます。

車内の温度と乾燥対策。個室は乾燥、ノビノビ座席は床暖房で暑い場合も
乾燥と温度ムラへの対策が快眠のカギです

個室の場合、部屋ごとに空調の調整(強弱など)ができるタイプが多く、ある程度自分好みに寄せられます。ただし、構造上、ベッド下や足元付近から空気が回ることもあり、部屋全体が乾燥しやすいと感じる方もいます。

冬場は浴衣だけで寝ると足元が寒く感じることがあります。浴衣ははだけやすいので、寝返りで足が布団から出てしまい、冷たい空気にさらされることも。これを防ぐためにも、浴衣の下に着るインナー(レギンス・スパッツ、長袖Tシャツなど)があるとかなり安心です。万が一浴衣が乱れても保温性を確保できますし、朝の体調にも直結します。

ノビノビ座席特有の「床暖房」事情

一方で、ノビノビ座席は季節によって床面が暖かく感じることがあり、体感的に「暑い」と感じるケースもあります。床から直接熱が伝わると、厚着のまま寝たときに汗をかいて目が覚めることもあるため、ノビノビ座席では厚着をしすぎず、脱ぎ着しやすい重ね着(レイヤリング)で調整するのが賢いです。例えば、薄手のスウェット上下+必要ならフリース、というイメージが扱いやすいです。

また、夏場や冷房使用時は座席位置によって冷気が当たりやすいことがあります。風向きを調整できる場合でも、冷風が直撃すると喉を痛めるリスクがあるので、季節を問わず薄手の羽織(パーカーやカーディガンなど)を1枚持っておくと安心です。フード付きだと頭部の冷え対策にもなって便利です。

女性におすすめの着替えと服装

女性の利用者からよく相談されるのが「浴衣で車内を歩いてもいいの?」という疑問と、セキュリティを含めた服装の悩みです。

女性へのアドバイス。透けない素材のルームウェアやジャージが安心
通路は狭く人目もあります。透けないウェアが安心です

ルール上は、個室利用であれば浴衣姿で部屋を出てトイレや洗面所へ行っても問題ありません。ただ、サンライズ瀬戸の通路は人がすれ違うのがやっとという狭さで、他の乗客と距離が近くなりがちです。前合わせのガウンで歩くのが心許ないと感じる方は多いはずですし、心理的な抵抗感も出やすいポイントです。

また、シャワー室を利用する場合の動線も考える必要があります。シャワーカードの購入や順番待ちでラウンジ付近を行き来したり、待ち時間が発生することがあります。公共スペースでの居心地や「うっかり見えてしまう」リスクを避けたい場合は、浴衣よりも透けない素材のルームウェアしっかりした生地のジャージを持参すると、精神的にもかなり安心です。

女性におすすめのスタイル例

  • トップス: ゆったりめの長袖Tシャツやトレーナー(透けない色味のもの)
  • ボトムス: 締め付けのないヨガパンツやスウェットパンツ、ジョガーパンツ
  • 羽織りもの: 季節に合わせてパーカーやカーディガン

これなら、トイレに行くときも、シャワー上がりで一息つくときも、周囲の視線を過度に気にせずリラックスして過ごせます。寝台列車は非日常空間ですが、同時に「公共の交通機関」でもあります。自分が一番安心して過ごせる服装を選ぶことが、良い旅の思い出に繋がります。

ジャージやスウェット持参が正解

ここまで個室の浴衣事情やノビノビ座席の環境、温度管理について解説してきましたが、私の結論としてはシンプルです。

個室・ノビノビ座席を問わず「使い慣れたジャージやスウェットをパジャマとして持参する」のが正解です。

自前のウェアを持参する5つのメリット。リラックス感、温度調整、安全性など
「いつもの服」が、実は最強のトラベルハックです

「せっかくの個室だし、荷物を減らしたい」という気持ちは痛いほど分かります。しかし、翌朝の体調や睡眠の質を天秤にかけると、自前の寝間着を持っていくメリットの方が圧倒的に大きいです。

自前のジャージ・スウェットを持参する5つのメリット

  1. リラックス感: 肌触りやサイズ感が慣れている服の方が、揺れる車内という特殊な環境でも安眠しやすい。
  2. 温度調整: 暑さ・寒さに対応しやすく、お腹や足首が冷えるのを防ぎやすい。
  3. 動きやすさ: はしごや狭い通路の移動、荷物整理も浴衣より安全でスムーズ。
  4. シームレスな移動: トイレや洗面、自販機への移動も、着替えずにそのまま行ける。
  5. 下車後のスムーズさ: そのまま観光できるデザインなら、到着前の着替え負担を減らせる。

特にビジネス利用や、到着後すぐに動きたい方は、シワになりにくいストレッチ素材のきれいめスウェットや、アウトドア系の機能性ウェアを寝間着代わりにすると便利です。「パジャマ」という荷物を増やさず、「翌日の服」を着て寝る感覚で荷物を最小限にできます。

💡 荷物を増やしたくない方へ
薄手でかさばらず、そのまま観光にも行けるデザインの「機能性ルームウェア」が一着あると便利です。


サンライズ瀬戸の旅は、準備の段階から始まっています。「パジャマはないもの」と割り切って、自分にとって最高の「車中泊ウェア」を用意してみてください。

サンライズ瀬戸でパジャマ以外に必要な持ち物

寝間着の準備ができたら、次はアメニティ周りの確認です。「高い料金を払っているし、ホテルにあるものは大体あるだろう」という思い込みは危険です。最上級クラスのA寝台以外は、基本的に「持参前提」と考えるくらいが丁度いいかもしれません。

タオルや歯ブラシは車内で買える?

ホテルのアメニティとして定番のタオルと歯ブラシ。サンライズ瀬戸において、これらが標準装備として期待できるのは最上級の「シングルデラックス(A寝台)」など一部に限られます。

それ以外の部屋(サンライズツイン、シングル、ソロ、ノビノビ座席)では、タオルや歯ブラシは基本的に持参前提で準備しておくのが安全です。特にシャワールームにもタオルの用意はありませんので、シャワー利用を考えている方は忘れずに持っていきましょう。

タオルと歯ブラシはないと思ってください。車内自販機では売っていません
車内自販機には売っていないので要注意!

重要:ラウンジ付近の自販機でタオル・歯ブラシは買えません

ラウンジ付近にある自動販売機は、ソフトドリンクの自販機シャワーカードの券売機が中心です。歯ブラシやタオルなどのアメニティ類は基本的に販売されていないため、「車内で買えばいいや」と当てにするのは避けましょう。乗車前にコンビニやドラッグストアでトラベルセットを用意しておくのが確実です。

💡 忘れずに準備!
速乾性の高いトラベルタオルなら、シャワー後も生乾きにならず快適です。


もし忘れてしまった場合は、到着後の駅や周辺コンビニで調達できるように、到着後の動き方(ホテルに寄るか、現地で買うか)まで含めてプランに入れておくと、余計なストレスが減ります。

シャワー利用時のドライヤー設置場所

長時間の移動、特に夏場などはシャワーを利用してさっぱりしてから就寝したいというニーズは高いですよね。しかし、サンライズ瀬戸のシャワー利用にはいくつかのハードルがあります。

まず、A寝台利用者以外は有料(330円)の「シャワーカード」を券売機で購入する必要があり、これが枚数限定で売り切れやすいのが有名です。発車後しばらくして売り切れることもあるため、利用したい方は早めに動くのが基本です。

シャワーカードは売り切れ必至。ドライヤーは脱衣所にあります
シャワーカードは売り切れ必至。ドライヤーは脱衣所にあります

そして、利用できるお湯の時間は「6分間」限定です。ボタンでお湯を止めればタイマーも止まるので、慣れれば十分回せますが、ロングヘアの方は時間配分に注意が必要です。

気になるドライヤーですが、これはシャワー室の脱衣スペースに備え付けがあります。壁掛け式などが多く、風量は家庭用ハイパワーほどではないものの、髪を乾かす用途としては実用的です。基本的には、重いドライヤーを持参しなくても大丈夫でしょう。

ただし、脱衣所は次に待っている人のためにも長居は禁物です。「自分の部屋で落ち着いてスキンケアをしながら乾かしたい」という方は、個室のコンセントで持参ドライヤーを使う選択肢もあります(消費電力の大きい機器は使用に注意し、無理のない範囲で)。

コンセントの位置と充電の注意点

現代の旅において、スマホの充電やカメラ、ヘアアイロンの使用に欠かせないコンセント。これも部屋タイプによって事情が大きく異なります。

個室はコンセントあり、ノビノビ座席はコンセントなし。モバイルバッテリー必須
ノビノビ座席ユーザーにとって、バッテリーは命綱です
  • 個室(全タイプ): 1口以上のコンセントが設置されています。位置は部屋によりますが、枕元のパネル付近やテーブル付近など、比較的使いやすい場所にあります。
  • ノビノビ座席: 各席(各区画)で使える専用コンセントは基本的にありません。

ノビノビ座席ユーザーはバッテリー必須

ノビノビ座席を利用する場合は、大容量のモバイルバッテリーが必須アイテムです。共用部にコンセントが見える場合があっても、乗客の充電利用を前提にした設備とは限らず、場所の占有やトラブルの原因にもなり得ます。動画視聴や地図確認をすると充電は想像以上に減るので、フル充電のバッテリーを忘れずに持参してください。

💡 長旅の必需品
一晩持たせるなら、スマホを2回以上フル充電できる10000mAh以上のクラスが安心です。


スリッパ完備の部屋タイプ一覧

意外と忘れがちですが、あるとないとでは快適さが段違いなのが「スリッパ」です。靴を脱いで足を解放できるかどうかは、翌日の疲れの残り方に影響します。

スリッパは個室にあり、ノビノビ座席になし。持参がおすすめ
靴を履き直してトイレに行くのは想像以上に面倒です

各部屋タイプのスリッパ提供状況は以下の通りです。

部屋タイプスリッパの有無備考
シングルデラックスありしっかりしたタイプが用意されることが多い
サンライズツインあり人数分用意されます
シングル・ソロあり簡易スリッパが備え付けられていることが多い
ノビノビ座席なし土足禁止エリアですがスリッパはありません

個室には基本的にスリッパがありますが、ノビノビ座席にはありません。ノビノビ座席はカーペット敷きで靴を脱いで上がりますが、トイレや自販機に行くたびに靴を履くのは地味に面倒です。100円ショップなどで売っている簡易スリッパや、折りたたみスリッパを持参すると、車内移動の快適度がかなり上がります。

💡 車内移動を快適に
トイレの床が気になる方も多いはず。洗える素材や底がしっかりした折りたたみスリッパが衛生的です。


詳しい車両設備やアメニティの公式情報は、以下のJR西日本のページも参考にしてみてください。
(出典:JR西日本おでかけネット『サンライズ瀬戸・出雲 285系 車両案内』

サンライズ瀬戸はパジャマを持参して快適に

結論として、サンライズ瀬戸を利用する際は、部屋タイプに関わらず「自分が一番リラックスできる寝間着(ジャージやスウェット)」を持参することを強くおすすめします。

個室にある浴衣は旅情を誘う素敵なアイテムではありますが、はだけやすさや空調・乾燥対策の面では万能ではありません。また、ノビノビ座席には寝間着はもちろん、アメニティも最小限です。「パジャマはないもの」と割り切って、お気に入りのリラックスウェアと洗面用具、そしてモバイルバッテリーをしっかり準備することで、瀬戸内への旅路がより快適で楽しいものになるはずです。

サンライズ瀬戸完璧持ち物リスト。ジャージ、タオルセット、バッテリーなど
出発前の最終チェックに活用してください!

サンライズ瀬戸で瀬戸大橋を渡れば、そこはもう四国です。高松到着後に乗り換える特急「いしづち」や「うずしお」などの情報、その他四国の鉄道に関する話題は、ぜひShikokuレールノートのトップページからチェックしてみてください。

Shikokuレールノート|四国の鉄道旅行をもっと楽しく

サンライズ瀬戸は、乗るだけでワクワクする特別な列車です。準備万端で乗り込んで、流れる夜景を眺めながら素敵な一夜をお過ごしくださいね。

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