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特急うずしおのコンセントはどこ?充電・Wi-Fi・PC作業を解説

特急うずしおでの移動中、「スマホの充電がしたい」「パソコンで作業を進めたい」と考えたことはありませんか。特急うずしおのコンセント事情について、失敗や後悔がないように、車内設備やコンセントの利用方法と注意点を詳しく解説します。

この記事では、普通車指定席と自由席の違い、気になるWi-Fi利用の有無と速度についても触れていきます。さらに、スマホ充電に必要な持ち物から、パソコン作業は快適にできるのか、徳島~高松間の所要時間と利便性を考慮した移動中の過ごし方、子連れや観光客に便利な設備、最新車両2700系の特徴、車内販売や飲食の持ち込み事情まで、網羅的にご紹介します。

この記事でわかること
  • 特急うずしおのコンセントの場所と使い方
  • 車内でのスマホ充電やPC作業の快適度
  • Wi-Fiやその他の便利な車内設備の詳細
  • 指定席・自由席の選び方と乗車時の注意点
目次

特急うずしおのコンセントは全席に完備?

  • 最新車両2700系の特徴
  • 特急うずしおの車内設備を紹介
  • コンセントの利用方法と注意点
  • 普通車指定席と自由席の違いとは?
  • 徳島~高松間の所要時間と利便性

最新車両2700系気動車の特徴

最新車両2700系気動車の特徴
Shikokuレールノート

特急「うずしお」で主に活躍しているのは、2019年にデビューした最新鋭の2700系気動車です。この車両は、快適な乗り心地と速達性を両立させるための技術が詰まっています。

最大の理由は、「制御付自然振子方式」という車体傾斜システムにあります。これは、カーブ区間でも速度を落とさずに安定して走行するための仕組みで、乗り心地の向上に大きく貢献しています。この技術により、揺れが少なく快適な移動空間が実現しました。

また、一部の列車では2017年登場の2600系が使用されることもあります。こちらも「空気ばね式車体傾斜方式」を採用した新しい車両です。どちらの車両に乗っても、現代的で快適な旅が約束されています。

デザインコンセプトは「ネオ・ジャポニスム」で、徳島の阿波おどりを表す赤色と、香川のオリーブをイメージした緑色を基調とした、洗練された外観も旅の気分を盛り上げてくれます。

特急うずしおの車内設備を紹介

特急うずしおの車内設備を紹介
Shikokuレールノート

特急「うずしお」の車内は、約1時間強の乗車時間を快適に過ごすための設備が充実しています。

座席はすべて普通車で、2列+2列の配置です。回転式リクライニングシートが採用されており、背もたれを倒すと座面が少し前にスライドするチルト機構が備わっているため、長時間の乗車でも疲れにくい設計になっています。

各車両のデッキ付近には、スーツケースなどを置ける荷物置き場が設置されているため、大きな荷物を持った観光客でも安心です。

さらに、車いす対応の広々とした多機能トイレも完備しています。おむつ交換台やベビーキープも備え付けられており、小さなお子様連れの家族にも配慮された設計となっています。これらの設備により、ビジネス利用から観光、家族旅行まで、幅広いニーズに対応できる車内環境が整っています。

コンセントの利用方法と注意点

特急「うずしお」の最大の魅力の一つは、全座席に電源コンセントが完備されている点です。これにより、移動時間を有効活用できます。

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コンセントの場所

コンセントは、各座席の肘掛けの先端部分に設置されています。窓側・通路側を問わず、すべての席で利用可能です。位置が分かりやすいため、着席してすぐにスマートフォンやノートパソコンを充電し始めることができます。

利用上の注意点

各座席にコンセントが設置されていますが、快適な車内環境を保つため、他の乗客への配慮を忘れないようにしましょう。

例えば、コンセントの位置から、充電ケーブルが長すぎると通路の邪魔になる可能性があります。一方で、短すぎると手元での操作がしにくくなることも考えられます。1メートル前後の標準的な長さのケーブルを用意しておくと、不便を感じることなく利用できるでしょう。

普通車指定席と自由席の違いとは?

特急「うずしお」には「指定席」と「自由席」があり、どちらを選ぶかによって料金と利便性が異なります。

指定席は、乗車する列車と座席が確保されているため、必ず着席できるのが最大のメリットです。特に週末や連休、観光シーズンなど混雑が予想される時期に利用する場合は、事前に指定席を確保しておくと安心です。指定席の車両や区画の座席には、目印として青色の座席カバーが装着されています。

一方、自由席は乗車する列車と日付のみが指定されており、自由席車両の空いている席を自由に利用できます。指定席特急料金よりも530円安く乗車できるため、少しでも費用を抑えたい場合や、乗車する列車を直前まで決められない場合に適しています。

どちらを選ぶかは、旅の計画や予算、混雑状況によって判断するのが賢明です。

種類料金(自由席との差額)メリットデメリット
指定席+530円(通常期)・必ず着席できる
・混雑時も安心
・自由席より料金が高い
・乗り遅れると指定席は無効
自由席基準料金・指定席より安価
・同じ日の後続列車の
自由席に乗車可能
・混雑時は着席できない可能性がある

徳島~高松間の所要時間と利便性

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特急「うずしお」は、徳島駅と高松駅の74.5kmを約1時間6分から1時間20分程度で結びます。日中時間帯は概ね1時間に1本という高頻度で運行されており、両都市間の移動において非常に利便性の高い交通手段です。

この約1時間強という乗車時間は、コンセントを活用するのに最適と言えます。例えば、高松駅を出発して徳島駅に到着するまでの間に、スマートフォンのバッテリーをほぼ満充電にすることが可能です。また、ノートパソコンで少し作業をしたり、メールを返信したりするにも十分な時間があります。

移動時間を単なる「移動」ではなく、充電や作業、情報収集といった「有効な時間」に変えられる点は、特急「うずしお」の大きな利点です。

特急うずしおのコンセント 活用徹底ガイド

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  • スマホ充電に必要な持ち物リスト
  • パソコン作業は快適にできるか解説
  • Wi-Fi利用の有無と気になる速度
  • 車内販売や飲食の持ち込み事情
  • 子連れや観光客に便利な設備
  • まとめ:特急うずしおのコンセントは快適

スマホ充電に必要な持ち物リスト

特急「うずしお」のコンセントを最大限に活用するため、乗車前に以下の持ち物を準備しておくことをお勧めします。

まず、必須となるのがスマートフォンやタブレットに対応した「ACアダプタ」と「充電ケーブル」です。これらがなければ、コンセントがあっても充電はできません。普段使っているものを忘れないように、出発前に必ずカバンの中を確認しましょう。

次に、あると便利なのが「モバイルバッテリー」です。車内で充電できるとはいえ、万が一の事態に備えておくと安心感が増します。列車を降りた後の観光中や、次の移動までの間にバッテリーが切れてしまう事態を防ぐことができます。

前述の通り、充電ケーブルは長すぎず短すぎない、1メートル程度の長さのものが取り回しやすく便利です。

パソコン作業は快適にできるか解説

特急「うずしお」の車内は、ノートパソコンを使った作業にも適した環境が整っています。全席にコンセントがあるため、バッテリー残量を気にすることなく作業に集中できるのが最大の利点です。

各座席には、前の座席の背面に取り付けられたテーブルがあります。ノートパソコンを置くには十分な大きさですが、マウスを操作するスペースは限られるため、タッチパッドでの操作に慣れておくとスムーズです。

ただし、列車は走行中に揺れることがあります。特にカーブが多い区間では、細かい作業には集中しにくいと感じるかもしれません。一方で、周囲の乗客も静かに過ごしていることが多いため、集中しやすい環境であるとも考えられます。

資料の確認やメールの返信、文章作成といった作業であれば、約1時間の乗車時間を活用して効率的に進めることができるでしょう。

Wi-Fi利用の有無と気になる速度

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2600系および2700系で運行される特急「うずしお」では、無料の公衆無線LANサービス「JR Shikoku Free Wi-Fi」が利用可能です。コンセントと合わせて活用すれば、さらに快適なデジタル環境が手に入ります。

Wi-Fiの利用制限

「JR Shikoku Free Wi-Fi」は、メールアドレスまたはSNSアカウントを登録するだけで、誰でも無料で利用できます。以前は同様の公衆Wi-Fiサービスにおいて接続時間や回数に制限が見られましたが、現在の「JR Shikoku Free Wi-Fi」では、公式サイトによるとこれらの制限なく利用できると案内されています。

これにより、高松から徳島までの全区間(約1時間強)を通して、接続が途切れる心配をすることなく安定したインターネット接続が期待できます。ビジネスでの利用や少し長めの動画コンテンツの視聴など、継続的な接続が必要な場合でも安心して利用できるのは大きなメリットです。

通信速度について

通信速度は、利用者の数や走行している場所の電波状況によって変動します。ウェブサイトの閲覧やSNSの確認、メールの送受信といった用途であれば問題なく利用できることが多いです。

しかし、動画のストリーミング再生や大容量ファイルのダウンロードなど、多くのデータ通信を必要とする作業には向いていない可能性があります。重要な作業を行う場合は、スマートフォンのテザリング機能など、別の通信手段も準備しておくと安心です。

車内販売や飲食の持ち込み事情

特急「うずしお」を利用する上で、非常に重要な注意点があります。それは、車内にワゴンサービスによる車内販売や、自動販売機が一切設置されていないことです。

したがって、飲み物や軽食、お弁当などが必要な場合は、必ず乗車する前に駅の売店やコンビニエンスストアで購入しておく必要があります。特に長時間の移動を計画している場合や、食事の時間帯にかかる列車に乗車する際は、この点を忘れないようにしましょう。

もちろん、車内への飲食物の持ち込みは可能です。ただし、匂いの強い食べ物など、周囲の乗客の迷惑になる可能性があるものは避けるのがマナーです。節度を守って、快適な車内環境を保つよう心がけましょう。

子連れや観光客に便利な設備

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特急「うずしお」は、ビジネス客だけでなく、子連れの家族や観光客にとっても便利な設備が整っています。

車いす対応の広々とした多機能トイレは、その代表例です。内部にはおむつ交換台だけでなく、お子様を安全に座らせておけるベビーキープも備え付けられています。これにより、保護者一人の場合でも落ち着いて用を足すことができ、小さなお子様連れの移動の不安を大きく和らげます。

また、各車両のデッキ付近に設けられた荷物置き場は、観光客にとって非常に価値のある設備です。大型のスーツケースや折りたたんだベビーカーなどをここに収納することで、座席周りの足元スペースを広々と確保できます。通路を塞ぐ心配もなく、荷物の置き場所に困ることなく、ゆったりとリクライニングシートに身を委ねて車窓の景色を楽しめるでしょう。

さらに、車内には車いすスペースも確保されており、多機能トイレと同じ車両に配置されるなど、利用者の動線を考慮した設計になっています。

これらのバリアフリーにも配慮した設備は、小さなお子様連れの旅行や大きな荷物を持つ観光客はもちろん、介助が必要な方の移動における物理的・心理的な負担を軽減します。誰もが快適でストレスの少ない時間を過ごせるよう工夫されている点は、特急「うずしお」の大きな魅力と言えるでしょう。

まとめ:特急うずしおのコンセントは、やっぱり便利で快適

この記事では、特急「うずしお」のコンセント事情を中心に、車内設備や便利な活用方法について解説しました。最後に、要点を箇条書きでまとめます。

  • 特急うずしおの新型車両では全席にコンセントが完備されている
  • コンセントは窓側・通路側問わず肘掛けの先端にある
  • スマホやノートパソコンの充電に利用可能
  • 充電にはACアダプタとケーブルの持参が必須
  • ノートパソコンでの作業も電源の心配なく行える
  • 座席のテーブルはパソコン作業に十分な広さ
  • 「JR Shikoku Free Wi-Fi」も利用できる
  • 座席はリクライニング機能付きで快適
  • 車内販売や自動販売機は一切ない
  • 飲食物は乗車前に購入する必要がある
  • スーツケースなどを置ける荷物置き場が便利
  • 多機能トイレにはおむつ交換台も設置
  • 指定席と自由席があり料金や利便性が異なる
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