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高松駅での乗り換え完全ガイド!雨の日のルートや所要時間を解説

高松駅での乗り換え完全ガイド!雨の日のルートや所要時間を解説

こんにちは。Shikokuレールノート 運営者の「よんてつ」です。

瀬戸内海の島々への旅や、こんぴらさん参りの拠点となる高松駅。「四国の玄関口」と呼ばれるこの駅ですが、初めて訪れる方にとっては、JRから琴電(ことでん)への移動距離や、港までの所要時間、さらには雨の日のルートなど、気になることがたくさんありますよね。

特に、大きな荷物を持っている時や、乗り継ぎ時間が短い時は、「本当に間に合うのかな?」と不安になってしまうものです。また、せっかくうどん県に来たのなら、乗り換えの合間においしい讃岐うどんも食べておきたいところ。そこで今回は、現地を歩き回って調べた最新情報を基に、高松駅での乗り換えをスムーズにするためのポイントを余すことなくご紹介します。

この記事でわかること
  • JR高松駅から琴電や高松港への具体的な移動ルートと所要時間
  • 雨の日でも濡れずに移動できる「高松オルネ」経由の裏ワザ
  • 乗り換えの合間に立ち寄れる、早朝営業の讃岐うどん店
  • スーツケースも安心なコインロッカーの場所と使い分け
目次

高松駅での乗り換えルートと所要時間

高松駅は、JR四国の鉄道路線だけでなく、高松市内を走る私鉄「ことでん」、瀬戸内海の島々へ向かうフェリー、そして四国各地や関西方面へ向かう高速バスが集結する、まさに交通の要所です。しかし、それぞれの乗り場は駅前広場を囲むように点在しており、初めて訪れる方にとっては「どこに行けばいいの?」「乗り換え時間はどれくらい見ておけばいいの?」と迷ってしまうポイントでもあります。

特に、JRの改札を出てからそれぞれの乗り場までは、数分から10分程度の移動時間を要します。電車の遅延や信号待ち、切符の購入時間などを考慮しないと、予定していた便に乗り遅れてしまうリスクもゼロではありません。ここでは、現地を実際に歩いて確認した情報を基に、目的地ごとの正確なルートと所要時間、そして移動の際の注意点を詳しく解説していきます。スムーズな旅のスタートを切るために、ぜひ参考にしてください。

ことでん高松築港駅への徒歩ルート

ことでん高松築港駅への徒歩ルート
Shikokuレールノート

JR高松駅から、高松市内の繁華街(瓦町方面)や、金刀比羅宮がある琴平方面へ向かう私鉄「高松琴平電気鉄道(通称:ことでん)」に乗り換える場合、JRの駅舎とことでんの駅舎は物理的に離れているため、一度屋外に出て移動する必要があります。乗り換え先の駅名は「高松築港(たかまつちっこう)駅」です。

改札を出てからの具体的な道順

まず、JR高松駅の改札(1階に1ヶ所のみです)を出てください。改札を抜けると、セブン-イレブンや待合スペースがあるコンコースに出ます。そのまま真っすぐ進み、自動ドアを抜けて駅の外(駅前広場)に出ましょう。

駅前広場に出たら、正面に向かって屋根付きの歩道を真っ直ぐ進みます。前方には、高松のシンボルである「JRホテルクレメント高松」の高いビルや、国の史跡に指定されている「玉藻公園(高松城跡)」の美しい石垣と緑が見えてきます。これらが進行方向の目印となります。

玉藻公園を目指して進む

駅前広場を左に進むと、タクシー乗り場やバス降車場の横を通ることになります。そのまま道なりに進むと、大きな交差点(横断歩道)に差し掛かります。この横断歩道の向かい側に位置している、お城の石垣のすぐ横にある小さな駅舎が「ことでん高松築港駅」です。

横断歩道を渡れば、すぐ目の前が改札口です。JR高松駅の改札からここまで、大人の足で最短ルートをスタスタ歩けば約5分程度で到着します。ただし、これは信号待ちを含まない最短の時間です。駅前の交差点は交通量が多く、信号待ちのタイミングによっては2〜3分ほど待たされることもあります。また、初めての場所でキョロキョロしながら歩いたり、大きな荷物を持っていたりする場合は、もう少し時間がかかります。

乗り換え時間の目安設定

最短5分といっても、切符を買ったりICカードをチャージしたりする時間を含めると、実質7分〜10分程度は見ておくのが現実的です。旅行のスケジュールを組む際は、「JR到着時刻」と「ことでん発車時刻」の間を最低でも15分、できれば20分空けておくことを強くおすすめします。

移動環境についての補足

JR高松駅からことでん高松築港駅へのルートは、大部分が舗装された歩道ですが、一部屋根のない区間があります。特に横断歩道の周辺は完全に空が開けているため、雨の日は傘が必須となります。また、高松築港駅は高松城のお堀(海水を引き込んでいます)のすぐ横にあり、ホームからはお堀を泳ぐ鯛(!)が見えることでも有名です。少し早めに到着して、ホームからお城の石垣やお堀を眺めるのも、高松ならではの楽しみ方ですよ。

高松港フェリー乗り場へのアクセス

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Googleマップ

「高松港からフェリーに乗って島へ行く」という計画を立てている方は、特に注意が必要です。「高松港」という言葉はエリア全体を指す総称であり、実際には行き先や船の種類(フェリーか高速船か)によって、乗り場が物理的に大きく離れているからです。ここを間違えると、「目の前に船が見えているのに乗れない!」という悲劇が起こりかねません。

「のりば番号」と「電光掲示板」を必ず確認

高松港では、船の種類や行き先によって乗り場が分かれています。以前は「第◯桟橋」といった呼び方が一般的でしたが、現在は旅行者にも分かりやすく港の案内では“のりば番号”表記が増えています。

大まかな傾向としては以下のようになっています。

  • 高速船(旅客船):主に県営桟橋側の3番・4番のりばを使用。
  • フェリー(大型船):主にフェリーターミナル側の1番・2番のりばを使用することが多い。

ただし、これらはあくまで目安であり、航路や時間帯によって使用するのりばが変わる場合があります。必ず当日の駅前や港にある「電光掲示板」で、自分の乗る船の「のりば番号」を確認してください。

JR高松駅を出て、駅前広場から「高松港方面」の案内板に従って、屋根付きの遊歩道(プロムナード)を右前方へ進んでください。徒歩約5分ほどで高速船のりば(行き先により3番または4番)に到着します。大型フェリー(1番・2番付近)を利用する場合は、そこからさらに奥のフェリーターミナルビル方面へ歩く必要があるため、JR高松駅からの所要時間は徒歩で約7分から10分を見ておきましょう。

ジャンボフェリー(神戸行き)の罠と送迎バス

最も注意が必要なのが、神戸(三宮)と高松を結ぶ「ジャンボフェリー(りつりん2・あおい)」を利用する場合です。ジャンボフェリーの乗り場(高松東港)は、他の島行きフェリー乗り場とは全く別の場所にあり、JR高松駅から約4〜5km離れています。徒歩で向かうのは現実的ではありません。

ジャンボフェリー利用者の鉄則

JR高松駅前のバスターミナル「8番のりば」付近から発車する「無料送迎バス」を必ず利用してください。バスの所要時間は約10分〜15分です。

このバスは、フェリーの発着時間に接続するように運行されています。具体的な発車時刻は便によって異なるため、必ず事前に公式サイトの時刻表を確認し、余裕を持ってバス停へ向かってください。

その他の島々へのアクセス

「鬼ヶ島」として知られる女木島(めぎじま)や、猫の島として人気の男木島(おぎじま)へ向かう「雌雄島海運(めおん)」のフェリー乗り場は、高速船乗り場の近く、第一浮桟橋付近にあります。こちらもJR駅から徒歩5〜7分程度でアクセス可能です。

どの船に乗る場合でも、切符売り場が混雑していたり、乗り場までの移動に意外と時間がかかったりします。出航時間の20分前には高松駅に到着しておくのが、心の余裕を持って旅を楽しむための秘訣です。

雨の日の移動も安心な屋根付き通路

旅行の計画を立てる際、一番の懸念材料は「天気」ではないでしょうか。特に、荷物を持っての雨の中の移動は、服も靴も濡れてしまい、旅のテンションを一気に下げてしまいます。しかし、高松駅周辺は近年の再開発により、雨の日でも比較的快適に移動できる環境が整いつつあります。

雨の日の移動も安心な屋根付き通路
Shikokuレールノート

高松オルネとペデストリアンデッキの活用

2024年3月にグランドオープンした新駅ビル「TAKAMATSU ORNE(高松オルネ)」は、単なる商業施設ではなく、駅周辺の移動をスムーズにするハブとしての機能も果たしています。雨の日にJR高松駅から高松港方面(フェリー・高速船乗り場)や、サンポート高松のシンボルタワー方面へ向かう場合、駅ビルを経由する「2階ルート」が最強の味方となります。

JRの改札を出てすぐ左手にある「高松オルネ」の入口から館内に入り、エスカレーターまたはエレベーターで2階へ上がります。そこから、屋外のペデストリアンデッキ(高架歩道)へと繋がっています。このデッキにはしっかりとした屋根が設置されており、雨に濡れることなく、港方面へと空中散歩を楽しむことができます。

濡れるリスクを最小限にする裏ワザ

このペデストリアンデッキを利用すれば、JR高松駅からフェリー乗り場のターミナルビル近くまで、傘をほとんど差さずに移動することが可能です。完全に「ドア・ツー・ドア」で濡れないわけではありません(最後の桟橋へ降りる階段や、船に乗り込むまでの短い区間などは屋根がない場合があります)が、地上の歩道を歩くのと比べて、快適さは雲泥の差です。

また、デッキ上にはエレベーターも完備されているため、スーツケースを持っている方や、ベビーカーをご利用のファミリー、車椅子の方でも安心して利用できます。信号待ちをする必要がないのも、2階ルートの大きなメリットですね。

真夏の「日傘」代わりにも

この屋根付きルートの恩恵は、雨の日だけではありません。瀬戸内エリアの夏の日差しは強烈です。炎天下のアスファルトの上を歩くのは、熱中症のリスクもあり非常に体力を消耗します。屋根付きのデッキを歩けば、直射日光を遮ることができますし、海からの風が通り抜けるため、地上よりも幾分涼しく感じられます。「雨の日」と「晴れの日の昼間」は、迷わずこの2階ルートを選ぶことをおすすめします。

ことでん方面への雨天ルートは?

残念ながら、JR駅からことでん高松築港駅へ向かうルートには、現時点では完全に繋がった屋根はありません。しかし、高松オルネの建物の庇(ひさし)の下をできるだけ長く歩くことで、雨に当たる時間を数分から数十秒に短縮することは可能です。少し遠回りになっても、建物沿いを歩くのが賢い選択です。

高松駅のバス乗り場は「2箇所」別々の場所にあります

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Googleマップ

高松駅からバスを利用する際、最も気をつけなければならないのが「乗り場が2箇所に分かれている」という点です。ここを混同していると、「空港に行きたいのに高速バス乗り場に来てしまった」「大阪行きのバスを探して駅前ロータリーを彷徨ってしまった」という事態になりかねません。

高松駅には、以下の2つの独立したバスターミナルがあります。

  • ① 高松駅バスターミナル(駅前広場): 空港リムジンバス、一般路線バス
  • ② 高松駅高速バスターミナル(少し南側): 徳島・高知・松山・京阪神・東京方面などの高速バス

それぞれの特徴と場所を詳しく解説します。

① 高松駅バスターミナル(空港リムジン・市内バス)

駅の改札を出て、目の前に大きく広がっているロータリーが「高松駅バスターミナル」です。ここは主に、高松市内を走る「ことでんバス」などの一般路線バスと、高松空港行きのリムジンバスが発着します。

空港リムジンバス利用者はここ!
高松空港へ向かうリムジンバスは、この駅前ロータリーにある「3番のりば」付近から発車します(※最新のりば情報は現地の掲示板でご確認ください)。後述する「高速バスターミナル」には行きませんので、間違えないように注意してください。

② 高松駅高速バスターミナル(都市間高速バス)

四国島内(徳島・高知・松山)や、本州方面(大阪・神戸・東京など)へ向かう「高速バス」の乗り場は、駅の改札を出て右方向(南側)に進んだ先のバスターミナル内にあります。

改札を出て右へ進むと、ロータリー沿いに「高速バスきっぷうりば」と書かれた建物(待合室・有人窓口・自動券売機あり)がすぐに見えます。全ての高速バスはこのきっぷ売り場の目の前(主に南側のりば)から発車するため、改札からの移動距離も短く非常にスムーズです。

  • 主な行き先: 徳島、高知、松山、京阪神(大阪・神戸・京都)、東京(新宿・八王子)、福岡など
  • 設備: きっぷ売り場の建物内には、冷暖房完備の待合室やトイレ、コインロッカーがあります。

夜行バス利用時のポイント
東京や福岡などへ向かう夜行バスも、この南側の高速バスターミナルから発着します。待合室の営業時間は限られていますが、すぐ近く(駅改札前)にセブン-イレブンがあるほか、駅の北側には商業施設「TAKAMATSU ORNE(タカマツ オルネ)」もあるため、出発前の買い物や時間調整も快適です。場所にあるファストフード店などは営業している場合が多いので、食料の調達には困りません。ている場合が多いので、食料の調達には困りません。また、到着時(早朝)に時間を潰せる場所については、後述する「早朝うどん」のセクションで詳しく紹介します。

Suicaなど交通系ICカードの利用

旅行先での移動手段として、今やなくてはならない存在となった交通系ICカード。普段使っているSuicaやPASMO、ICOCAなどが、高松でもそのまま使えるのかどうかは、非常に気になるポイントですよね。現金を用意すべきか、カードだけでいけるのか、その答えを明確にしておきましょう。

Suicaなど交通系ICカードの利用

全国相互利用サービスの対応状況

結論から申し上げますと、高松エリアの主要な公共交通機関では、Suicaをはじめとする全国交通系ICカード(10種類)が利用可能です。

具体的には、以下の交通機関でタッチ乗車ができます。

  • ことでん(電車):全線・全駅で利用可能。
  • ことでんバス:高松空港リムジンバスを含む、ほとんどの路線バス。
  • JR四国:予讃線の高松〜多度津間など、香川県を中心とした一部エリアのみ。

【重要】JR四国エリアでのIC利用注意点

JR四国では、ICカードが使えるエリアが限定的です。高松から近距離の移動(坂出、宇多津、丸亀、琴平など)には使えますが、徳島県、高知県、愛媛県の松山以南などへ向かう場合は、ICカードが使えない区間が多くなります。県外へ遠出する際は、事前に切符を購入するか、現金を用意しておくのが無難です。

(出典:四国旅客鉄道株式会社『ICOCA利用可能エリア』

チャージ(入金)に関する落とし穴

もう一つの注意点はチャージです。高松エリア独自のICカード「IruCa(イルカ)」のシステムがベースになっているため、ことでんの一部の駅(無人駅など)やバスの車内では、全国交通系ICカードへのチャージができる場所が限られます。

この問題を回避するための鉄則はただ一つ。「高松駅に到着した時点で、帰りの分も含めて多めにチャージしておくこと」です。JR高松駅の券売機や、駅構内のセブン-イレブン(Kiosk)なら問題なくチャージ可能です。

移動にかかる距離と時間の目安

ここまで、それぞれの乗り場へのルートを解説してきましたが、最後に改めて、JR高松駅を起点とした移動時間の目安をまとめておきましょう。「地図で見ると近そうだったのに、実際歩くと遠かった」というのは旅行あるあるです。現地の信号待ちや混雑状況を加味した「リアルな所要時間」を頭に入れておくことで、心に余裕を持って行動できます。

主要スポットへの所要時間一覧

目的地移動手段距離の目安所要時間(※余裕を見て)備考
ことでん高松築港駅徒歩約250m約7分〜10分信号待ちと切符購入時間を含む
高松港(高速船)徒歩約300m約8分〜12分屋根付き通路を利用
高松港(フェリー)徒歩約400m約10分〜15分奥のビルまで歩くため時間がかかる
ジャンボフェリー乗り場送迎バス約4km約20分〜30分バス待ち時間+乗車時間(約10分)
高速バスターミナル徒歩約100m約3分〜5分駅を出てすぐだが、乗り場確認が必要

※上記の「所要時間」は、初めて訪れる方が迷ったり、信号待ちをしたりする時間を考慮した現実的な数値です。Googleマップ等の「最短徒歩時間」よりも多めに見積もっています。

「5分」のバッファが明暗を分ける

Googleマップなどの経路検索で表示される徒歩時間は、あくまで「標準的な速度で、一度も止まらずに歩いた場合」の数値です。実際には、初めての場所で案内板を確認したり、大きな荷物を引いて歩いたり、あるいは同行者と話をしながら歩いたりするため、検索結果の1.5倍程度の時間がかかると考えるのが妥当です。

特に、フェリーや電車は出発時間が厳格です。「あと1分あれば乗れたのに…」と悔しい思いをしないためにも、上記の表にある「余裕を持った時間」を基準に行動計画を立ててくださいね。早く着きすぎたら、駅でお土産を見たり、写真を撮ったりして過ごせば良いのですから。

高松駅での乗り換え待ち時間の活用法

スムーズな移動計画ができたら、次は「待ち時間」の楽しみ方です。電車の接続待ちで30分、フェリーの出航まで1時間…そんな「スキマ時間」こそ、旅の思い出を深めるチャンスです。駅周辺には、短時間でも高松の魅力を感じられるスポットがたくさんあります。

高松駅での乗り換え待ち時間の活用法
Shikokuレールノート

駅周辺でランチなら讃岐うどん

香川県に来たからには、たとえ乗り換えのわずかな時間であっても「本場の讃岐うどん」を味わいたいですよね。高松駅周辺は、実はうどん激戦区。「うどん県」の玄関口だけあって、観光客向けのお店から、地元民が日常的に通うディープなセルフ店まで、バラエティ豊かな名店が徒歩圏内に点在しています。

ここでは、限られた乗り換え時間でも焦らずに楽しめる、駅近の「間違いない3軒」を厳選してご紹介します。お店選びの基準は「近さ」と「回転の速さ」、そして何より「美味しさ」です。

1. めりけんや 高松駅前店(徒歩1分)

「とにかく時間がない!でもうどんが食べたい!」という方に最強の味方が、駅の目の前にある『めりけんや』です。JR高松駅の改札を出て、駅前広場を右手に進めばすぐ目の前に大きな看板が見えます。信号待ちさえなければ、改札から入店まで1分かかりません。

ここは大型のセルフ店で、席数が多く回転率が非常に高いのが特徴です。スーツケースを持って入っても通路が広いので安心。営業時間は朝7:00から夜20:00までと長く、朝食利用から夕食まで幅広く対応してくれます。

2. 味庄(あじしょう)(徒歩2分)

もしあなたが、夜行バスで早朝に高松に着いたなら、迷わず『味庄』へ向かってください。高速バスターミナルの大通りを挟んだ向かい側にひっそりと佇むこのお店は、なんと朝5:00から営業しています。高松駅周辺で最も早く開店するうどん店の一つです。

店内は、昭和の香り漂う「昔ながらの製麺所」のような雰囲気。地元のおじちゃんたちが静かにうどんをすする中で、不揃いの手打ち麺といりこ出汁の香りに包まれる体験は、まさに旅の醍醐味です。
※注意点:基本的に土曜日・日曜日・祝日は定休日となる場合が多いです。また、麺が売り切れ次第終了となるため、確実に行きたい場合は平日の早い時間を狙ってください。

3. 釜あげうどん 岡じま 高松店(徒歩5分圏内)

少し時間に余裕があり、落ち着いて食事をしたいなら『岡じま』がおすすめです。駅から少しだけ歩きますが(徒歩約5分)、その価値は十分にあります。営業時間は10:00から15:00までと、ランチタイムに特化したお店です。看板メニューの「釜揚げうどん」は、もちもちとした麺の食感を楽しめます。

コインロッカーや荷物預かりの場所

うどんを食べに行ったり、少し散策したりする時に邪魔になるのがスーツケース。高松駅周辺のロッカーは、2024年の「高松オルネ」開業によって大きく改善されましたが、場所によって利用可能時間が異なるので注意が必要です。

【屋内・高機能】高松オルネ南館2階ロッカー

日中の観光やビジネス利用なら、まずはここを目指してください。JR高松駅の改札を出てすぐ左、高松オルネの入口から2階へ上がった場所に、最新のコインロッカーがずらりと並んでいます。

  • 営業時間:4:00〜24:00(※建物閉鎖時間は出し入れ不可)
  • 環境:完全屋内(空調完備)

最大の特徴は「空調が効いている」こと。夏場、炎天下の屋外ロッカーに荷物を預けると、中に入れたチョコレート菓子が溶けたり、PCなどの精密機器が高熱になったりとトラブルの元になりますが、ここなら安心です。

【屋外・24時間】駅東口の屋外ロッカー

早朝のフェリーに乗る釣り人や、深夜バスを利用するバックパッカーにとっての生命線がこちら。JR高松駅の駅舎を出て右側(東側)の壁面に沿って設置されている屋外ロッカーです。

  • 営業時間:24時間利用可能
  • 環境:屋外(屋根あり)

時間を気にせず、いつでも出し入れできるのが最大のメリットです。ただし、屋外なので夏場はロッカー内が高温になります。食品や熱に弱いものは入れないようにしましょう。※ロッカーの設置場所や料金は変更される場合があるため、現地の案内板に従ってください。

高松オルネでの買い物や暇つぶし

高松オルネでの買い物や暇つぶし
Shikokuレールノート

2024年にオープンした駅ビル「高松オルネ」は、待ち合わせや時間調整に最適です。

特に南館2階のスターバックスや、北館のTSUTAYA BOOKSTORE併設のカフェエリアは、Wi-Fiや電源を使いたいビジネスマンや、スマホの充電をしたい旅行者にとってのオアシス。改札を出てすぐなので、電車の時間ギリギリまでくつろげます。

お子様連れの方へ
オルネには「アンパンマン列車ひろば」など、子供が遊べるスペースもあります。退屈しがちなお子様の気分転換にもぴったりですよ。

改札近くで買える四国のお土産

「乗り換えのついでにお土産も買っておきたい」という場合も、高松オルネが便利です。

1階の「shikoku meguru kitchen」や、セブン-イレブン(お土産コーナーが充実しています!)には、うどんはもちろん、四国全県の銘菓やお酒がずらりと並んでいます。「高松駅 お土産」で迷ったら、とりあえずここを覗けば間違いありません。

高松駅での乗り換えを快適にするコツ

高松駅での乗り換えは、少しの事前知識があるだけでグッとスムーズになります。最後にポイントをおさらいしておきましょう。

  • JRから琴電への移動は「玉藻公園」を目印に徒歩約5〜10分。
  • 雨の日は「オルネ経由」で屋根の下を歩くのが賢いルート。
  • ICカードのチャージは高松駅で済ませておくのが鉄則。
  • 大きな荷物は、時間帯に合わせて「屋外」か「オルネ内」のロッカーへ。

しっかりと準備をして、うどん県での滞在や、瀬戸内の島旅を思いっきり楽しんでくださいね!

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