「特急うずしおに乗りたいけど、駅で特急券を買う時間がない」「うっかり特急券を買い忘れた場合の対応はどうすればいい?」など、特急うずしおの特急券を車内で購入する方法について、疑問や不安を抱えていませんか。
急いでいる時や不慣れな状況で失敗や後悔をしないためにも、正しい知識は不可欠です。この記事では、特急うずしおの車内で特急券を購入する際の流れや注意点を、2026年5月時点の最新情報をもとに解説します。
具体的には、車内での特急券購入方法、車掌からの特急券購入手順、車内改札と検札の流れ、車内補充券の扱い、事前購入との料金差、車内精算で使える支払い方法、座席指定の可否について詳しく説明します。
結論から言うと、特急うずしおでは車内で特急券を購入できる場合があります。ただし、車内購入はあくまで最終手段です。スマえきSきっぷや週末自由席早トクきっぷなどの割引きっぷは車内では購入できないため、基本的には乗車前にきっぷを用意しておくことをおすすめします。
特急うずしおの停車駅・料金・予約・自由席・車内設備・コンセント・揺れ対策をまとめて確認したい方は、特急うずしお完全ガイドもあわせてご覧ください。
2026年5月現在、JR四国では車掌が乗務する列車で車内補充券を購入する際、現金のほかPayPay・d払い・au PAY・楽天ペイによるQRコード決済が利用できます。サービス開始は2025年4月1日です。ただし、ワンマン列車は対象外です。また、車内購入ではスマえきSきっぷや週末自由席早トクきっぷなどの割引きっぷは利用できません。
- 車内で特急券を購入する際の具体的な手順
- 利用できる支払い方法と料金に関するルール
- 座席の確保に関する重要な制約
- 事前購入と比較した際のメリットとデメリット
- スマえきSきっぷや週末自由席早トクきっぷとの料金差
特急うずしおの特急券を車内購入する基本

- 基本的な車内での特急券購入方法
- 具体的な車掌からの特急券購入手順
- 乗車後の車内改札と検札の流れ
- 車内補充券とは?車内で発行されるきっぷの扱い
- うっかり切符を忘れた場合の対応
基本的な車内での特急券購入方法
特急うずしおに乗車する際は、駅の窓口や券売機、スマえき、e5489などで、あらかじめ特急券を購入するのが原則です。有人駅や券売機がある駅から乗車する場合は、できるだけ乗車前にきっぷを用意しておきましょう。
一方で、無人駅から乗車する場合、窓口の営業時間外だった場合、急な予定変更で購入時間がなかった場合など、やむを得ず特急券を持たずに乗車するケースもあります。そのような場合、特急うずしおでは車内で車掌から特急券を購入できることがあります。
車内で購入する場合は、まず自由席車両に乗車するのが基本です。空席があれば自由席に座り、車掌が巡回してきた際に「特急券を購入したい」と申し出ます。指定席を確実に利用したい場合は、車内購入ではなく、乗車前に駅やe5489などで指定席を予約しておく必要があります。
特急うずしおの特急券を事前に買う方法を詳しく知りたい方は、特急うずしお特急券の買い方ガイドも参考にしてください。

具体的な車掌からの特急券購入手順

車内で特急券を購入する手続きは、車掌とのやり取りで進みます。手順を理解しておけば、慌てずに対応できます。
- 車掌に申し出る
乗車後、車掌が車内を巡回してきたら「特急券を購入したい」と伝えます。車掌がなかなか来ない場合や降車駅が近い場合は、可能な範囲で自分から車掌に申し出ましょう。 - 乗車区間を伝える
どの駅から乗車し、どの駅まで利用するのかを伝えます。乗車券も持っていない場合は、その点もあわせて伝えてください。 - 料金を支払う
車掌が乗車区間に基づいて運賃・料金を計算します。支払いは現金、または対応しているQRコード決済で行います。 - 車内補充券を受け取る
支払いが完了すると、車掌から車内補充券が発行されます。これは正規のきっぷとして扱われるため、降車駅の改札を出るまで大切に保管してください。
重要なのは、特急券を持っていないことを自分から正直に申し出ることです。検札まで黙っているより、早めに伝えた方が手続きもスムーズです。

乗車後の車内改札と検札の流れ

特急列車では、乗客が正しい乗車券類を所持しているかを確認するため、車掌による車内改札や検札が行われることがあります。車内で特急券を購入する場合も、この流れの中で精算する形になります。
乗車後しばらくすると、車掌が車内を巡回してきます。特急券をまだ購入していない場合は、このタイミングで「特急券を持っていません」「車内で購入したいです」と伝えましょう。
もし車掌がなかなか来ないまま降車駅が近づいている場合は、座席で待ち続けるのではなく、可能であれば自分から車掌に申し出ることをおすすめします。混雑時や短距離利用では、車掌が巡回してくるまでに時間がかかる場合があります。
車内補充券を購入した後は、それが検札時の証明になります。降車駅の改札を出る際にも必要になるため、財布やスマートフォンケースなどに入れて紛失しないようにしましょう。

車内補充券とは?車内で発行されるきっぷの扱い
車内で車掌から購入するきっぷは、駅の券売機で発券される磁気券とは異なり、「車内補充券」として発行されます。車内補充券は、車内で運賃や料金を精算したことを証明する正規のきっぷです。
車内補充券は、新たに特急券を購入する場合だけでなく、乗り越し精算、乗車区間の変更、乗車券を持たずに乗車した場合の運賃精算などにも使われます。券面には、乗車区間や支払った金額などが記録されます。
車内で購入できるのは、基本的に通常の運賃・料金です。スマえきSきっぷや週末自由席早トクきっぷなどの割引きっぷは、車内では購入できません。これらを利用したい場合は、必ず乗車前に指定された方法で購入しておく必要があります。
なお、「車内販売」という言葉を使うと飲み物や弁当の販売をイメージする方もいますが、ここでいう車内購入は、車掌による車内補充券の発行を指します。特急うずしおで車内販売サービスがあるという意味ではありません。

うっかり切符を忘れた場合の対応

事前に特急券や乗車券を購入したにもかかわらず、自宅や職場などに忘れてきてしまうこともあります。この場合、基本的には乗車に必要なきっぷをもう一度購入する必要があります。
きっぷを忘れたことに気づいたら、車内で車掌にその旨を正直に伝えてください。車掌の案内に従い、乗車区間に必要な乗車券や特急券を再度購入する形になります。
後日、忘れてきた元のきっぷが見つかった場合は、再購入したきっぷと元のきっぷを持って駅窓口で相談します。条件を満たせば、所定の手数料を差し引いて払い戻しを受けられる場合があります。
この手続きには期限や条件があります。紛失・忘れ物に気づいた時点で、車掌や駅係員の案内をよく確認しましょう。

特急うずしおの特急券を車内購入する注意点
- 車内精算で使える支払い方法まとめ
- 気になる事前購入との料金の違い
- スマえきSきっぷと車内購入はどちらが安い?
- 車内購入時の座席指定について解説
- 徳島駅のQR対応自動改札と降車時の注意点
- 岡山方面から徳島へ行く場合の注意点
- 車内で特急券を買うメリット・デメリット
- その他、車内で購入する際の注意点
- 特急うずしおで特急券を車内購入する総括
車内精算で使える支払い方法まとめ

特急うずしおの車内で特急券や乗車券を購入する場合、利用できる支払い方法は限られています。2026年5月現在、JR四国の車掌が乗務する列車では、現金に加えて一部のQRコード決済が利用できます。
利用できる支払い方法
車内補充券の購入時に利用できる主な支払い方法は、以下の通りです。
- 現金
従来から利用できる基本的な支払い方法です。通信状況に左右されないため、少額でも現金を用意しておくと安心です。 - PayPay
- d払い
- au PAY
- 楽天ペイ
QRコード決済を利用する場合は、車掌に「QRコード決済で支払いたい」と伝え、各決済アプリのバーコード画面を提示します。乗客側がQRコードを読み取ったり、金額を入力したりする必要はありません。
QRコード決済で支払った場合、きっぷと一緒に「QRコード決済ご利用票」が発行されます。これは払い戻し時に必要になるため、降車後もすぐに捨てず、きっぷと一緒に保管してください。
利用できない支払い方法
一方で、以下の支払い方法は車内精算では利用できません。
- クレジットカード
駅の窓口や券売機では使える場合がありますが、車内精算では利用できません。 - 交通系ICカードのチャージ残高
ICOCAやSuicaなどの残高を使って、車内で特急券を購入することはできません。
また、QRコード決済は通信状況やスマートフォンの状態に左右されます。山間部やトンネル付近では通信が不安定になることもあるため、万が一に備えて現金も用意しておくと安心です。

気になる事前購入との料金の違い

「車内で特急券を買うと、駅で買うより高くなるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。特急うずしおの場合、車内で購入したからといって、JR東日本の一部特急列車のような車内購入割増が上乗せされるわけではありません。
つまり、通常の自由席特急券を車内で購入する場合、基本的には駅で購入する正規料金と同額です。
ただし、車内購入では割引きっぷが利用できません。ここが大きな違いです。スマえきSきっぷや週末自由席早トクきっぷなどは、乗車前に購入する必要があります。
そのため、車内購入は「割増ではないが、事前購入なら使えた割引を逃す」という意味で、結果的に高くなる場合があります。
特急うずしおの通常料金や割引きっぷを詳しく比較したい方は、特急うずしおの料金ガイドも参考にしてください。
スマえきSきっぷと車内購入はどちらが安い?
高松〜徳島間では、車内購入よりも事前購入の方が安くなるケースがあります。代表例が、スマえきSきっぷと週末自由席早トクきっぷです。
| 買い方 | 高松〜徳島の目安 | 特徴 |
| 車内購入・通常自由席 | 2,840円 | 割引なし。急な乗車時の最終手段 |
| スマえきSきっぷ | 2,550円 | 片道向け。スマえき限定 |
| 通常自由席往復 | 5,680円 | 2,840円×2回 |
| 週末自由席早トクきっぷ | 4,000円 | 土曜・休日の往復向け。前日まで発売 |
片道ならスマえきSきっぷを使うことで、通常自由席より290円安くなります。土曜・休日に往復する場合は、週末自由席早トクきっぷを使うことで、通常自由席往復より1,680円安くなります。
ただし、どちらも車内では購入できません。利用したい場合は、乗車前にスマえきや駅などで購入しておく必要があります。
車内購入時の座席指定について解説
車内で特急券を購入する際に、特に注意したいのが座席の扱いです。車内購入の場合、自由席利用が基本になります。
指定席は、駅の窓口や券売機、e5489などで事前に座席を確保する仕組みです。車内で車掌から購入する場合、希望する指定席をその場で確保できるとは限りません。
そのため、グループで隣同士に座りたい場合、窓側の席を選びたい場合、混雑時に確実に座りたい場合は、必ず乗車前に指定席を予約しておきましょう。
自由席は、空いている席があれば座れますが、満席の場合は立つことになります。特に週末や連休、朝夕の利用が多い時間帯は注意が必要です。

徳島駅のQR対応自動改札と降車時の注意点
JR四国は、徳島駅に磁気券とスマえきのQRコードに対応した自動改札機を、2026年度上期に導入する予定です。導入後は、裏面が黒色の磁気券や、スマえきに表示されるQRコードを自動改札機にかざして通過できるようになります。
一方で、ICOCAなどの交通系ICカードは対象エリア外のため、徳島駅では利用できません。QR対応自動改札が導入されても、交通系ICカードでそのまま入出場できるわけではない点に注意してください。
車内補充券で精算した場合や、係員対応が必要なきっぷを持っている場合は、駅係員や案内表示に従って改札を通過しましょう。徳島駅の改札事情について詳しく知りたい方は、徳島駅に自動改札機がなかった理由と注意点も参考になります。
岡山方面から徳島へ行く場合の注意点
以前は、岡山〜徳島間を直通する特急うずしおが運転されていました。しかし、2025年3月15日のダイヤ改正以降、特急うずしおは岡山駅発着から高松駅発着に変更されています。
現在、岡山方面から徳島へ向かう場合は、岡山〜高松間を快速「マリンライナー」で移動し、高松駅で特急「うずしお」に乗り換える形が基本です。
この場合、岡山〜高松と高松〜徳島で必要なきっぷが分かれる場合があります。車内購入に頼るのではなく、出発前に経路全体のきっぷを確認しておくと安心です。
車内で特急券を買うメリット・デメリット
特急うずしおの車内で特急券を購入することには、便利な面と不便な面の両方があります。状況に応じて判断できるよう、メリットとデメリットを整理します。
| 項目 | メリット | デメリット |
| 利便性 | きっぷを買う時間がなかった場合でも対応できる | 車掌に申し出る手間がある |
| 料金 | 車内購入割増はない | 割引きっぷが使えない |
| 座席 | 自由席に空きがあれば座れる | 指定席を確実に確保できない |
| 支払い | 現金と一部QRコード決済に対応 | クレジットカードや交通系ICカード残高は使えない |
| 確実性 | 緊急時の最終手段になる | 混雑時は手続きや着席に不安がある |
メリットの要約
最大のメリットは、乗車前にきっぷを買えなかった場合でも、車内で精算できる可能性があることです。急な予定変更や無人駅からの乗車など、やむを得ない状況では心強い方法です。
デメリットの要約
一方で、車内購入では割引きっぷが使えず、指定席も確実には確保できません。支払い方法も限られるため、計画的な移動では事前購入の方が圧倒的に有利です。
その他、車内で購入する際の注意点

これまで解説した内容以外にも、特急うずしおの車内で特急券を購入する際には、いくつか知っておきたい注意点があります。
ワンマン列車では購入できない
車内補充券の購入やQRコード決済に対応しているのは、JR四国管内で車掌が乗務する列車です。ワンマン列車は対象外です。特急うずしおを利用する場合でも、車内購入はあくまで車掌が対応できる場合に限られると考えておきましょう。
払い戻し・変更の制約
車内で購入したきっぷの払い戻しや変更には制約があります。手続きは車内ではなく、駅の有人窓口での対応になる場合があります。
特にQRコード決済で購入した場合は、支払い時に受け取る「QRコード決済ご利用票」が払い戻し時に必要です。きっぷと一緒に必ず保管しておきましょう。
乗車券は別途必要
特急券は、特急列車を利用するための料金です。目的地まで移動するための乗車券は別途必要です。
高松〜徳島間を利用する場合、交通系ICカードだけで全区間を乗り通すことはできません。紙の乗車券やスマえきの商品など、有効な乗車券類を用意する必要があります。
スマえきやe5489を使ったチケットレス乗車について詳しく知りたい方は、JR四国のチケットレス完全ガイドもあわせて確認しておくと安心です。

特急うずしおの特急券を車内購入する総括
この記事で解説してきた、特急うずしおの車内での特急券購入に関する重要なポイントをまとめます。
- 特急うずしおでは車内で特急券を購入できる場合がある
- ただし、事前購入が原則であり車内購入は最終手段
- 有人駅や券売機がある駅では乗車前に購入するのが基本
- 車内購入する場合は自由席車両に乗るのが基本
- 車掌に自ら申し出て乗車区間を伝える
- 支払い後に車内補充券が発行される
- 車内補充券は降車駅の改札を出るまで保管する
- 車内購入に割増料金はない
- ただし、スマえきSきっぷなどの割引きっぷは車内では買えない
- 高松〜徳島の通常自由席は大人片道2,840円
- スマえきSきっぷなら高松〜徳島片道2,550円
- 土曜・休日往復なら週末自由席早トクきっぷが有力
- 週末自由席早トクきっぷは高松〜徳島往復4,000円
- 週末自由席早トクきっぷは前日までの発売で当日購入できない
- 指定席Sきっぷは2026年3月31日利用開始分で発売終了
- 車内精算では現金が利用できる
- 車掌乗務列車ではPayPay・d払い・au PAY・楽天ペイも利用できる
- QRコード決済は2025年4月1日から対応している
- QRコード決済ご利用票は払い戻し時に必要
- クレジットカードは車内精算では利用できない
- 交通系ICカード残高で車内精算はできない
- 徳島駅は交通系ICカード対象エリア外
- 徳島駅には2026年度上期にQR対応自動改札機が導入予定
- 車内購入では指定席を確実に確保できない
- 指定席を利用したい場合は乗車前に予約する
- 岡山方面から徳島へ向かう場合は高松駅での乗り換えが基本
- 2025年3月改正以降、うずしおの岡山乗り入れは終了している
- 乗車券は特急券とは別に必要
- お得さと確実性を重視するなら、車内購入ではなく事前購入がおすすめ



