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【愛媛】松山駅で名物のランチを!鯛めしや鍋焼きうどんのおすすめ店

【愛媛】松山駅ランチで名物を!鯛めしや鍋焼きうどんのおすすめ店

こんにちは。Shikokuレールノート 運営者の「よんてつ」です。愛媛の玄関口である松山駅を利用する際、せっかくなら美味しいランチや地元の名物を食べておきたいですよね。特に、鯛めしや鍋焼きうどんといった愛媛を代表するグルメは、旅行や出張の合間にぜひ味わっておきたいものです。

そして今の松山駅は「食」を理由に途中下車してもいいくらい、駅ナカの選択肢が充実しています。2024年9月29日に駅直結(高架下)の商業施設「だんだん通り」がグランドオープンし、郷土料理・寿司・うなぎ・カフェ・テイクアウトまで一気に揃いました。以前は“駅で食べる=無難に済ませる”印象が強かったのですが、今はむしろ「駅で名物を回収する」という発想が成立するようになっています。

この記事では、松山駅の駅ナカ(だんだん通り)を中心に、一人でも入りやすい短時間でも間に合う名物度が高いという3つの観点で「外したくない店」を紹介します。さらに後半では、時間に余裕がある方向けに駅の外でディープに攻める穴場もまとめます。松山は路面電車が使いやすい街なので、徒歩だけに縛られず動くと旅の味が一段深くなります。

この記事でわかること
  • 松山駅構内の商業施設「だんだん通り」で楽しめる本格的な愛媛の郷土料理
  • 「松山鯛めし」と「宇和島鯛めし」の違いと、両方を一度に味わえる方法
  • 駅ナカで完結させたい人向けの、時間別・混雑別の“失敗しない”店選び
  • 駅から少し足を伸ばしてでも行きたい、地元民に愛される名店とソウルフード

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目次

松山駅で名物のランチを探すなら「だんだん通り」が正解

2024年9月29日、JR松山駅は新駅舎の供用開始に合わせて、駅直結(高架下)の商業施設「だんだん通り」がグランドオープンしました。これにより、移動の合間に立ち寄れる“駅ナカの食”が一気に強化され、松山の名物を短時間で回収できる環境が整いました。

JR松山駅の新駅舎と商業施設だんだん通りの外観イラスト
JR松山駅の新駅舎と商業施設だんだん通りの外観イラスト

だんだん通りの強みは、単に店が増えたことではありません。(1)改札からの動線が短い(2)一人でも入りやすい店が複数ある(3)テイクアウトの選択肢があるという、旅の時間を削りにくい設計が魅力です。列車移動は一本逃すと予定が崩れがちなので、駅ナカで食の満足度を上げられるのはかなりありがたいポイントだと思います。

まず迷ったら、この結論でOK
・愛媛名物を一気に回収したい → えひめしや
・海鮮で外したくない/昼飲みも視野 → 杉玉
・今日はご褒美、確実に贅沢したい → うなぎ小椋
・時間がない/車内で食べたい → おにぎり鼓

だんだん通りで「食後に買うお土産」まで一気に済ませたい方へ
食後に“駅ナカでサッと買える名物”を押さえたい方は、こちらの記事も相性抜群です。
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えひめしや:鯛めし食べ比べで愛媛の味を“最短距離”で堪能

松山駅に降り立って「とりあえず愛媛らしいものを全部食べたい!」という欲張りな願いを叶えてくれるのが、郷土料理店「えひめしや」です。観光客にとって“最初の一軒”として選びやすく、郷土料理の入口としても分かりやすいお店。駅ナカで愛媛らしさを一気に回収できるのが最大の魅力です。

特に狙いたいのが、看板メニューとして案内されることが多い「鯛めし食べ比べ」系の御膳。実は「鯛めし」と一口に言っても、愛媛県内には地域によって全く異なる二つのスタイルが存在します。同じ料理名でも料理体験は別物なので、違いを知っておくと食べ比べの満足度が一段上がります。

松山鯛めし(炊き込み)と宇和島鯛めし(刺身)の違い比較イラスト

愛媛が誇る2つの「鯛めし」の違い

  • 松山鯛めし(中予・東予風): 焼いた鯛を昆布だしで米と一緒に炊き込む「炊き込みご飯」スタイル。鯛の香ばしさと出汁の風味が特徴で、お焦げの美味しさもポイント。
  • 宇和島鯛めし(南予風): 新鮮な鯛の刺身を、醤油ベースのタレと生卵(卵黄)に絡め、熱々のご飯にのせて食べる「海鮮丼」スタイル。濃厚なタレと鯛の食感が主役です。

通常、この二つを一度の旅行で両方食べようとすると、別々のお店を回る必要があります。しかし「えひめしや」では、タイミングによっては食べ比べの形で一度に味わえるのが嬉しいところ。限られた時間で観光する旅行者にとって、効率の良さはかなり大きな価値です。なお、農林水産省の「うちの郷土料理」でも宇和島鯛めしが郷土料理として紹介されており、文化的背景の面でも“愛媛を代表する一杯”と言えます。(出典:農林水産省『うちの郷土料理:宇和島鯛めし』

えひめしやの鯛めし食べ比べセットと鍋焼きうどんのイラスト
鯛めしと鍋焼きうどん、愛媛の「食べたい」を一度に叶えてくれるセットが魅力。

さらに深掘りすると、宇和島鯛めしは「宇和島で食べる」ことで完成度が上がるタイプでもあります。もし松山から南予方面へ移動予定があるなら、宇和島駅周辺のご飯事情(鯛めしの名店や駅弁事情)もセットで押さえておくと旅が一段濃くなります。

旅の余韻をご自宅でも。本場の「鯛めし」をお取り寄せ
「今回は時間がなくて食べられなかった」「あの味を家族にも食べさせたい」という方は、通販での取り寄せも人気です。特に宇和島鯛めしはタレと鯛のセットなどがあり、ギフトにも喜ばれます。 [AFFILIATE_CODE_TAIMESHI]

宇和島鯛めしを“本場で”狙うなら(松山→宇和島の旅に)
宇和島駅のご飯完全ガイド!鯛めしランチや駅弁事情も徹底解説

また、えひめしやは“鯛めしだけで終わらない”のが強いです。定食スタイルでメインに加えて、愛媛名物の「じゃこ天」や地元野菜の小鉢などを組み合わせられるため、空腹度や気分に合わせて調整しやすいのが魅力。価格や内容は時期で変わる可能性があるため、最新は店頭表示に従うのが前提ですが、駅ナカで郷土料理をまとめて楽しめることを考えると体感のコストパフォーマンスは高めだと思います。

席はカウンター・テーブルがあり、一人でも入りやすい雰囲気。週末や連休は混雑することがありますが、回転は比較的早い印象です。「乗り換えが40〜60分」くらいなら十分狙いやすく、逆に「20分しかない」なら後述のおにぎり(テイクアウト)に切り替えるのが安全です。

松山ソウルフード:鍋焼きうどんを駅ナカで“ちゃんと”食べる

鯛めしと並んで、松山を訪れたら外せないのが「鍋焼きうどん」です。「うどんといえば隣の香川県では?」と思われるかもしれませんが、松山の鍋焼きうどんは独自の進化を遂げており、他県の鍋焼きうどんを想像して食べると、その違いに驚く方も多いはずです。

松山の鍋焼きうどん最大の特徴は、「出汁が甘め」なこと。砂糖やみりんを効かせた甘い風味は、初めて食べる人には意外かもしれませんが、どこか懐かしく旅の合間にホッとします。そして名物感を強めるのが、レトロな「アルミ鍋」。熱伝導の良い鍋で提供されるため、最後まで熱々で食べられるのも魅力です。蓋を開けた瞬間の湯気と甘い香りは、「今、松山にいる」という実感を強めてくれます。

本場感で言えば、市内中心部の老舗「ことり」や「アサヒ」などの専門店に足を運ぶのが王道。ただ「電車の乗り換え時間しかない」「そこまで移動する余裕がない」という方も多いはず。そんな時に、駅ナカで松山スタイルを狙えるのが「えひめしや」です。

えひめしやの鍋焼きうどんは、アルミ鍋で提供され、具材は時期や日によって変動の可能性があるものの、牛肉(または甘辛い肉系)、油揚げ、かまぼこ、ネギ、卵など、松山らしい構成で出会えることが多い印象です。麺は讃岐うどんのような強いコシではなく、どちらかといえば柔らかめで、甘い出汁をしっかり吸い込むタイプ。駅ナカでこの“松山らしさ”を短時間で回収できるのは、かなりありがたいです。

おすすめの食べ方(これだけ覚えればOK)
まずは甘い出汁を一口 → 次に卵を崩して麺に絡める → 最後に七味を少し。甘旨の輪郭が立って、後半ほど美味しく感じやすいです。

また、もう少し軽めに済ませたい方には、じゃこ天が乗ったうどん系メニューもおすすめ。揚げ物の香ばしさと魚の旨味が出汁に溶け出し、シンプルながら奥深い味わいになります。価格は変動しやすいので「〜円」と断定は避けますが、駅ナカらしい手に取りやすい価格帯のものが多く、予算に合わせて組み立てやすいのも魅力です(※最新は店頭表示で確認)。

杉玉:海鮮丼と寿司で“安定して当てる”駅ナカ海鮮ランチ

「せっかく瀬戸内に来たんだから、美味しい魚を食べたい!」という方には、「鮨 酒 肴 杉玉 JR松山駅」が有力候補。回転寿司チェーン最大手「スシロー」グループが手掛ける大衆寿司居酒屋ですが、ランチ帯の使いやすさとメニューの幅で、駅ナカ海鮮ランチの“安定枠”になりやすいお店です。旅先で「ハズしたくない海鮮」を探すときに頼れる存在だと思います。

ここで重要なポイントがひとつ。杉玉のシャリは「赤酢」ではなく、黒酢とバルサミコ酢をブレンドした“黒シャリ(黒いシャリ)”です。ほんのり色づいた見た目と、まろやかなコクのある酸味が特徴で、ネタの旨味を引き立てます。1,000円台のランチでも「普通の酢飯と違う」と感じやすいポイントなので、寿司好きほど刺さりやすいです。

ランチメニューは豊富で、丼ものやセットが選びやすいのも魅力。なかでも「舟盛り丼」系は見た目のインパクトが強く、写真映えするだけでなく、いろいろなネタを一度に楽しめるのが嬉しいところです。限定メニューが出ることもあるため、気になる方は早めの時間帯に覗いてみるのがおすすめです(※内容は時期により変動)。

鮨酒肴杉玉の舟盛り丼と黒シャリの海鮮ランチイラスト
インパクト抜群の舟盛り丼。黒酢・バルサミコ酢の「黒シャリ」が食欲をそそります。

昼飲みスポットとしても優秀
杉玉は昼からお酒が飲めるのも魅力。駅ナカなので「次の移動があるけど、少しだけ飲みたい」も成立します。刺身や天ぷらで軽く一杯、という使い方ができるのは旅では強いです。

店内はモダンで清潔感があり、女性のお一人様でも入りやすい雰囲気。カウンターでサクッと食べるのも良いですし、テーブル席で友人とワイワイ楽しむのも良いでしょう。創作寿司も多く、話のネタになるメニューに出会えるのもチェーンの強み。駅ナカで「海鮮を確実に当てたい」なら、杉玉はかなり堅い選択肢です。

うなぎ小椋:関東風の蒸し焼きで“旅のご褒美ランチ”を確定させる

「今日のランチは少し奮発して、贅沢な時間を過ごしたい」。そんな気分の時には、「うなぎ小椋 JR松山駅店」へ。松山市内に本店を構える鰻の名店が駅ナカで利用できるのは、旅の締めとしてかなり強いカードです。落ち着いた空間で本格的な鰻料理を楽しめます。

愛媛県は地理的に関西に近いですが、うなぎ小椋ではあえて「関東風」の背開き・蒸し焼きスタイルを採用。一度白焼きにしてから蒸し上げることで、余分な脂が落ち、身はふっくら柔らかく仕上がります。関西風の地焼きのパリッと感も魅力ですが、移動中や疲れ気味の時は、この関東風の上品な口当たりがしっくり来ることも多いです。

うなぎ小椋の関東風うな重とせいろ蒸しのイラスト

ランチの主力メニューとして「うな重(上林)」は3,500円の表記があり、ランチとしては高価格帯ですが、その価値は十分あります。旅の締めくくりや自分へのご褒美、大切な方との会食にも相性が良いです。

時間の余裕を持って来店を
関東風の鰻は「蒸し」の工程が入るため、注文から提供までに時間がかかる場合があります。混雑状況や注文内容によって待ち時間が伸びることもあるので、電車の発車時刻が迫っている場合は、入店時に「〇〇分の電車に乗りたいのですが、間に合いますか?」と確認しておくと安心です。時間がない場合は、テイクアウト(弁当類)を選ぶのもおすすめです。

また、駅ナカ店ならではの“比較的手頃なメニュー”が用意されているのも魅力。例えば「うなぎおこわ(1,500円)」、そして「せいろまぶし(2,000円)」など、重すぎない選択肢があると「鰻は好きだけど今日は軽めで」というニーズにも応えてくれます(※メニュー名・価格は変更の可能性があるため、最新は店頭表示で確認)。

高級感のある落ち着いた店内で、鰻が焼き上がる香りを楽しみながら待つ時間も含めて、贅沢なランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。旅の記憶に「香り」が残る店は、やっぱり強いです。

おにぎり鼓:握りたてで“移動時間すら旅にする”テイクアウト

「次の特急まであと20分しかない!でもコンビニ飯は味気ない…」。そんな時に頼りになるのが、おにぎり専門店「おにぎり鼓」です。駅ナカにあるので動線が良く、忙しい旅行者やビジネスマンの強い味方。短時間でも買いやすい、というだけで旅のストレスが一つ減ります。

ここの良さは、いわゆる“専門店クオリティ”。一つひとつ丁寧に握られたおにぎりは、口に入れるとホロリと崩れる食感になりやすく、冷めても美味しいのが嬉しいポイントです。移動中の食事は「香り」と「食べやすさ」が大事なので、その点でも相性が良いです。

おにぎり鼓のじゃこ天おにぎりとテイクアウトのイメージ
じゃこ天など愛媛の味も選べます。車内でゆっくり味わうのも旅の醍醐味。

具材は定番の鮭・おかか・明太子はもちろん、愛媛らしさを感じる「じゃこ天」、郷土感のあるメニューが並ぶこともあります。変わり種の「豚キムチ」「クリームチーズ」なども、旅のテンションを少し上げてくれる選択肢。迷ったら、定番1個+変わり種1個の組み合わせが満足度高めです。

旅のお供に最適
予讃線の特急「しおかぜ」や「宇和海」に乗るなら、駅弁も良いですが、好きなおにぎりを2〜3個と汁物(豚汁など)を組み合わせて乗り込むと満足度が高いことも多いです。自分の好きな具材だけを選べる自由度は、おにぎり専門店ならでは。

営業時間は公式案内で朝からの営業が示されており、目安として8:00〜で朝食として使えるのも便利です(※営業時間は変更の可能性があるため、最新は店頭・公式で確認)。ホテルの朝食を食べ損ねた時や早朝の移動時にも、温かい手作りおにぎりがあなたのお腹と心を満たしてくれるでしょう。

車内で食べるなら「駅弁」派も要チェック
予讃線の駅弁事情をまとめた記事もあります。おにぎりと駅弁、どちらで攻めるか迷う時の比較に便利です。
予讃線 駅弁おすすめガイド!人気弁当をエリア別に紹介

松山駅周辺で名物のランチグルメを楽しむ選び方と穴場

駅構内の「だんだん通り」は非常に便利ですが、もし乗り換え時間に1時間以上の余裕があったり、松山に宿泊する予定であれば、ぜひ駅の外へ一歩踏み出してみてください。松山は路面電車が生活の足として機能している街なので、徒歩圏にこだわらず「路面電車+徒歩数分」まで視野を広げると、観光ガイドに載りにくい名店にも出会いやすくなります。

松山駅周辺のグルメ(瓢太の中華そば、ことりの鍋焼きうどん、無限の三津浜焼き)
時間があるならぜひ挑戦してほしい、松山の「甘い」と「ディープ」なソウルフードたち。

なお、観光でよく混乱するのが「松山駅」と「松山市駅」の違いです。行きたい店の最寄りがどちらかで、路面電車の乗り方も変わるので、初見の方はここを先に押さえておくと移動ミスが減ります。

移動で迷わないための基礎
もう迷わない!松山駅と松山市駅の違いを徹底解説

ここでは、予算重視の方、一人旅の方、そしてディープな地元グルメを探求したい方に向けて、私が自信を持っておすすめできるスポットを厳選してご紹介します。「観光地価格」ではなく、日常の松山の味を知ることで、旅の思い出はより一層深くなるはずです。

一人でも入りやすい:松山の“甘いラーメン文化”を体験するなら瓢太

松山のラーメン文化を語る上で、絶対に外せないのが「瓢太(ひょうた)」です。JR松山駅からは少し距離がありますが、路面電車を使うなど市内移動と組み合わせるとアクセスしやすくなります。ここのラーメンは唯一無二で、最大の特徴はスープが衝撃的に「甘い」こと。

「ラーメンが甘いなんて信じられない」と思われるかもしれませんが、チャーシュー由来の甘辛い風味が溶け込むタイプと言われ、コショウやネギと不思議なくらい噛み合います。食べ進めるほどクセになる中毒性があり、地元に熱狂的なファンが多いのも納得。店内は一人客も多く、黙々と食べてサッと出られる空気感なので、ソロ旅にも相性が良いです。

本場の鍋焼きうどんに没入する:ことり(時間がある日に)

もし時間に余裕があり、市街地側まで動けるなら、鍋焼きうどんの名店「ことり」まで足を伸ばすのも強くおすすめします。昭和24年創業の老舗で、メニューが絞られている“潔さ”も含めて名物。相席が基本のスタイルで、ノスタルジックな空間でアルミ鍋から立ち上る湯気に包まれる時間は、まさに「没入感」のある食体験になります。

ただし、駅ナカでの鍋焼きうどん(えひめしや)と違って移動が必要です。時間がタイトな日は無理をせず、駅ナカで確実に回収し、時間がある日に“本場へ”という使い分けがベストだと思います。

隠れた名物:三津浜焼きを狙うなら「無限」

松山のグルメと言えば鯛めしや鍋焼きうどんが有名ですが、実はもう一つ、地元民が愛してやまないソウルフードがあります。それが「三津浜焼き」。松山市西部の港町・三津浜地区発祥のお好み焼きの一種で、一般的な関西風お好み焼きとは作り方がかなり違います。

三津浜焼きの特徴は、クレープ状に薄く伸ばした生地の上に、味付けした麺(うどんまたはそば)とキャベツ、具材を重ねて焼く「重ね焼き」スタイル。そして象徴的なのが、「ちくわ」「牛脂」が入ること。牛脂の旨味が麺や野菜に回り、ちくわの風味がアクセントになって、濃厚でコクのある味に仕上がります。最後は半月状に折りたたんで提供されるのが定番です。(出典:松山市公式ホームページ『三津浜地区食文化普及推進事業』

本来は三津浜地区まで行くのが王道ですが、市街地側でも三津浜焼きを出す店が増えています。例えば木屋町エリアの「お好み鉄板焼き∞無限」では、三津浜焼きを比較的狙いやすいのが魅力。「そば入り」か「うどん入り」かを選べるのも楽しい悩みどころで、カリッと香ばしい麺を狙うならそば、モチモチ感で満足度を上げたいならうどんがおすすめです。

なお、この記事では「松山駅から徒歩◯分」などの断定は避けます。駅からの距離感は個人差が大きく、路面電車・タクシー・徒歩の組み合わせで現実的な到達時間が変わるため、“時間がある日に狙う名物枠”として覚えておくのが安全です。

松山駅周辺のホテルを探すなら
名物をゆっくり楽しむなら、駅近くのホテルを拠点にするのが便利です。新駅舎開業に合わせて需要も高まっているため、早めの予約がおすすめ。

食後は駅ナカのカフェ&スイーツで締める(待ち時間対策にも)

美味しいランチでお腹を満たした後は、甘いスイーツで別腹を満たしましょう。リニューアルした松山駅構内には、カフェタイムを楽しめるお店も増えており、電車の待ち時間や、食後のちょっとした休憩に最適です。駅ナカに“座って休める選択肢”があるのは、旅の体力配分的にもかなり重要です。

松山駅ナカのスイーツ(伯方の塩ソフト、ベビーカステラ)
旅の疲れを癒やす甘い誘惑。待ち時間も立派な「旅の一部」です。

まずチェックしたいのが、「With salt 伯方の塩」。CMでおなじみの「伯方の塩」をテーマにしたお店で、ぜひ「塩ソフト」を試してみてください。濃厚なミルクの甘みを、ほんのり塩味が引き立ててくれるので、後味がすっきり。歩き疲れた体に、程よい塩分と糖分が染み渡ります。

また、改札近くで買いやすい「さかい珈琲Express」も選択肢として便利。みきゃんをかたどったベビーカステラは見た目が可愛らしく、写真にも残しやすい一品です。車内のおやつ用にサッと買える“機動力の高さ”も駅ナカならでは。

本格的なコーヒーを楽しみたい方は、「スリーフィッシュコーヒー」へ。ロースタリーらしい香りの良さと、コーヒー系スイーツの満足度が高いのが魅力で、「食後は甘いもの+コーヒーで締めたい」派にはかなり刺さります。

松山駅ランチを“時間別”に組み立てるコツ

最後に、松山駅での「使い方」を時間別に整理しておきます。旅先では、良い店を知っているだけでは足りず、“自分の残り時間に合わせて勝ち筋を選ぶ”のがコツ。特に列車移動は、乗り遅れるとダメージが大きいので、余裕の作り方まで含めて考えるのがおすすめです。

松山駅での乗り換え時間別おすすめランチと動線のタイムライン図解
松山駅での乗り換え時間別おすすめランチと動線のタイムライン図解

目安:乗り換え時間での選び方

  • 〜20分: おにぎり鼓(テイクアウト)で確実に。動線が短い選択を優先。
  • 30〜45分: 席が空いていれば杉玉でサクッと海鮮。混雑時はテイクアウトへ切り替え。
  • 45〜60分: えひめしやで郷土料理(鯛めし・鍋焼きうどん)を狙いやすい。
  • 60分〜: うなぎ小椋も視野。ただし待ち時間は必ず見込む。
利用シーンおすすめ理由・キーワード
名物を最短でえひめしや鯛めし食べ比べ系で“愛媛らしさ”を一気に回収しやすい。鍋焼きうどんも駅ナカで狙える。郷土料理の入口として分かりやすい。
海鮮で外したくない杉玉黒酢+バルサミコ酢の“黒シャリ”が特徴。丼・寿司セットで選びやすく、昼飲みも成立。駅ナカ海鮮の安定枠。
ご褒美ランチうなぎ小椋関東風(背開き・蒸し焼き)でふっくら。うな重(上林)3,500円など旅の締めに強い。時間に余裕を持って入店が安心。
時間がないおにぎり鼓テイクアウトで確実。朝から営業(目安8:00〜)で朝食にも便利。じゃこ天など“愛媛っぽい具材”で旅気分を上乗せ。
時間がある日瓢太/ことり/無限駅外に出て“地元の味”へ。甘いラーメン文化、老舗の鍋焼きうどん、本場系の三津浜焼きなど、ディープな松山を体験できる。

松山駅で名物のランチを楽しんで:関連記事

松山駅は、単なる通過点にするにはもったいないほど、魅力的な食体験が詰まった場所へと進化しています。時間が限られている方は駅ナカで効率よく愛媛の味を回収し、余裕がある方は路面電車や市内移動も味方につけて“街の空気ごと味わうランチ”を楽しんでみてください。

「食」は旅の記憶を鮮やかに彩る一番の要素です。この記事が、皆さんの松山でのランチ選びの参考になり、素敵な旅の思い出作りのお手伝いになれば嬉しいです。ぜひ、お腹を空かせて松山へお越しください!

松山駅の待ち時間にランチを楽しんでください
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