こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。
伊予鉄道の郊外電車として長年活躍してきた700系が、2026年11月7日にいよいよラストランを迎えます。
最後まで残った765・768・769編成の引退に合わせて開催されるのが、「郊外電車700系さよならイベント」です。
イベントでは、参加者限定のラストラン列車への乗車だけでなく、車両工場の見学、700系車内でのアナウンス体験、新作鉄道グッズの先行販売なども予定されています。
ただし、誰でも当日そのまま参加できるイベントではありません。午前・午後とも各50名限定で、応募多数の場合は抽選。さらに参加費の支払いは「みきゃんマネー」のみなので、当選後の準備にも注意が必要です。
この記事では、伊予鉄700系さよならイベントの開催日、午前・午後の違い、申込方法、料金、応募締切、抽選結果の発表日程、ラストラン当日の流れまで詳しく解説します。
- 伊予鉄700系さよならイベントの開催日と内容
- 午前・午後の対象編成とラストランの違い
- 申込方法・参加費・応募締切
- 抽選結果の発表と当選後に準備すること

伊予鉄700系さよならイベントとは
伊予鉄道は、最後まで残る郊外電車700系3編成の引退に合わせ、2026年11月7日(土)に「郊外電車700系さよならイベント」を開催します。
イベントは午前・午後の2部制です。いずれの部でも、700系による約90分のラストランと古町の車両工場での引退記念企画が予定されています。
| イベント名 | 郊外電車700系さよならイベント |
|---|---|
| 開催日 | 2026年11月7日(土) |
| 集合場所 | 伊予鉄道 松山市駅 |
| 午前の部 | 9:00~12:00予定 |
| 午後の部 | 13:40~16:30予定 |
| 募集人数 | 各部50名 |
| 応募 | 事前申込・応募多数の場合は抽選 |
| 対象 | 小学生以上 |
集合するのはJR松山駅ではなく、伊予鉄道の松山市駅です。この2駅は別の場所にあるため、県外から参加する方は特に間違えないよう注意してください。
場所の違いが分かりにくい方は、JR松山駅と松山市駅の違いを解説した記事も参考にしてください。
開催条件や内容が変更される可能性もあるため、参加前には伊予鉄道「郊外電車700系さよならイベント」公式ページも確認しておきましょう。
最後の765・768・769編成が引退
今回ラストランを迎えるのは、伊予鉄道700系で最後まで残った765編成・768編成・769編成です。
イベント当日は3編成を同じ時間帯に走らせるのではなく、午前と午後で対象編成が分かれます。
| 部 | 対象編成 |
|---|---|
| 午前の部 | 768・769編成 |
| 午後の部 | 765編成 |
つまり「765編成の最後に乗りたい」という方は午後の部、「768・769編成を見送りたい」という方は午前の部を選ぶ必要があります。

午前と午後で何が違う?
さよならイベントは午前・午後とも基本的な内容は共通していますが、ラストランに使用する編成と開催時間が違います。
| 項目 | 午前の部 | 午後の部 |
|---|---|---|
| 受付 | 8:30~8:50 | 13:20~13:40 |
| 開始 | 9:00~ | 13:40~ |
| ラストラン | 768・769編成 | 765編成 |
| 乗車時間 | 約90分 | 約90分 |
| 解散 | 12:00頃・古町駅 | 16:30頃・古町駅 |
| 募集人数 | 50名 | 50名 |
受付はどちらも松山市駅ですが、解散場所は古町駅です。行きと帰りで駅が違うところも覚えておきたいですね。
また、ラストランがどの路線を走るのかは事前公表されません。伊予鉄道は「当日のお楽しみ」としており、午前と午後では異なる区間を走る予定です。

両方へ応募することもできる
申込フォームでは午前または午後のどちらか一方だけでなく、両方への参加希望も選択できます。
さらに「午前を第一希望・午後を第二希望」「午後を第一希望・午前を第二希望」「午前・午後どちらでもよい」といった希望も指定できます。
700系の最後をできるだけ見届けたい方にはありがたい仕組みですが、午前・午後の両方へ参加する場合は、参加費もそれぞれ必要です。
また、両方への参加を希望しても、抽選結果によっては片方だけの案内になる場合があります。
ラストラン以外の内容も充実
700系さよならイベントは、ラストラン列車へ乗って終わりではありません。古町の車両工場で700系を最後まで楽しめる企画も用意されています。
- 700系による約90分のラストラン
- 700系留置車両での車内アナウンス体験
- 車両工場見学会
- 新作鉄道グッズの参加者先行発売
なかでも面白いのが、700系の留置車両を使った車内アナウンス体験です。
伊予鉄道の案内では、700系への「ありがとう」の気持ちを自分の声でアナウンスできる企画として紹介されています。通常の営業運転ではまず体験できない、引退イベントらしい内容ですね。
さらに普段は一般客が自由に立ち入れない車両工場も見学できます。ラストランに乗るだけではなく、最後の700系をじっくり見たい人にも魅力の大きいイベントです。

700系さよならイベントの申込方法
参加したい方は、伊予鉄道公式サイトの専用申込フォームから応募します。
電話予約や松山市駅の窓口で先着順に購入するイベントではありません。募集人数を超えた場合は抽選になるため、応募期間中にフォームへ必要事項を入力して申し込みます。
申込フォームで選べる参加希望
申込画面では、参加希望をかなり細かく指定できます。
- 午前・午後の両方へ参加希望
- 午前の部のみ希望
- 午後の部のみ希望
- 第一希望は午前、第二希望は午後
- 第一希望は午後、第二希望は午前
- 午前・午後のどちらでもよい
特定の編成へ乗りたいなら対象時間帯だけを選ぶ方法があります。一方、「とにかく700系最後のイベントへ参加したい」なら、どちらでもよい、または第一・第二希望まで設定する方が選択肢は広がります。

申込締切は10月16日15時
応募締切は2026年10月16日(金)15:00です。
イベント開催日の11月7日から見ると、かなり早い段階で受付が終了します。「直前に申し込めばいい」と考えていると間に合わないので注意してください。
締切直前は入力ミスにも注意したいところです。特にメールアドレスは抽選結果の連絡に使われるため、送信前にもう一度確認しておきましょう。
料金は1人10,000円
参加費は一般参加と、小学生+保護者のペアで設定が異なります。
| 参加区分 | 1部あたりの料金 |
|---|---|
| 1名 | 10,000円 |
| 小学生+保護者ペア | 15,000円 |
午前・午後の両方に当選して両方へ参加する場合は、各部ごとに料金が必要です。
たとえば一般1名が午前・午後の両方へ参加するなら、参加費は合計20,000円になります。
支払いはみきゃんマネーのみ
ここは申し込む前に必ず確認しておきたいポイントです。
参加費は当日受付時に支払いますが、決済方法はみきゃんアプリの「みきゃんマネー」のみとなっています。
現金を1万円持って行けば参加できる、という支払い方法ではありません。当選した場合はイベント当日までにアプリを利用できる状態にし、必要な金額を準備しておきましょう。
午前・午後の両方に参加する場合は、それぞれの受付時に個別で支払います。
抽選結果は10月23日までに通知
各部の募集人数は50名です。応募が50名を超えた場合は抽選となります。
公式案内では「抽選を何日に行うか」という抽選実施日は公表されていません。分かっているのは、2026年10月23日(金)までに結果がメールで通知されるという点です。
| 応募締切 | 2026年10月16日(金)15:00 |
|---|---|
| 募集人数 | 午前50名・午後50名 |
| 応募多数の場合 | 抽選 |
| 結果通知 | 2026年10月23日(金)まで |
| 通知方法 | メール |
当選者だけに連絡する方式ではなく、当選・落選にかかわらず全員へメールで連絡されます。
10月23日を過ぎてもメールが確認できない場合は、迷惑メールフォルダなども確認してみてください。
当選後は参加券が郵送される
当選者には、後日「イベント参加券」と「当日のご案内」などが郵送されます。
申込フォームでは住所も入力するため、番地や建物名まで正確に入力しておきましょう。
当日の集合方法など、最終的な案内は郵送される資料を優先してください。
ラストラン当日の流れ
当日は松山市駅に集合し、ラストラン乗車後に古町の車両工場で引退記念企画を楽しみ、古町駅で解散する流れです。
午前の部
午前の部は768・769編成が主役です。
| 8:30~8:50 | 松山市駅で受付 |
|---|---|
| 9:00~ | 768・769編成ラストラン |
| 乗車時間 | 約90分 |
| その後 | 車両工場見学・アナウンス体験・グッズ先行販売など |
| 12:00頃 | 古町駅で解散 |
午後の部
午後の部では765編成が最後の走りを見せます。
| 13:20~13:40 | 松山市駅で受付 |
|---|---|
| 13:40~ | 765編成ラストラン |
| 乗車時間 | 約90分 |
| その後 | 車両工場見学・アナウンス体験・グッズ先行販売など |
| 16:30頃 | 古町駅で解散 |

参加前に注意したいこと
イベントには年齢条件や会場設備など、申し込み前に知っておきたい注意事項があります。
小学生未満は参加できない
対象は小学生以上です。
小学生が参加する場合は保護者の同伴が必要で、「小学生+保護者ペア」で申し込みます。
また、ラストラン車両やイベント会場へ入れるのは参加者本人のみです。参加資格のない幼児を連れて入場することもできません。
松山市駅にイベント用駐車場はない
松山市駅にはイベント参加者向けの専用駐車場は用意されません。
車で向かう場合は周辺のコインパーキングなどを利用する必要がありますが、当日は余裕を持って公共交通で向かう方が安心でしょう。
車両工場はバリアフリーではない
イベント会場や車両工場周辺は、バリアフリー設備が十分に整っていない場所があります。
移動に介助が必要な場合などは、応募前に公式案内を確認してください。
遠方からなら松山前泊もおすすめ
午前の部は8:30から受付が始まります。四国外や愛媛県外から参加する場合、当日の早朝に長距離移動するより、前日に松山へ入っておく方が安心です。
特に当選後は、列車の遅れなどで受付に間に合わないリスクも考えておきたいところ。前泊なら朝に余裕を持って松山市駅へ向かえます。
宿泊するなら、松山市駅や大街道周辺はイベント会場へ移動しやすく、道後温泉まで足を延ばして鉄道旅そのものを楽しむ方法もあります。
当選結果が出たら、イベント参加券を待つのと並行して11月6日のホテルも確認しておくと安心です。
松山市駅へのアクセスを優先するなら市中心部、イベントと観光をセットにするなら道後温泉が選びやすいでしょう。
700系をイベント前に見られる?
「11月7日までに通常運行している700系にも乗っておきたい」という方もいるでしょう。
伊予鉄道によると、700系は運用上の都合により、高浜線・横河原線で原則として平日のみ運行しています。
ただし、平日でも車両点検などによって運行しない場合があります。また、具体的な運行予定時刻については保安上の理由から案内していません。
そのため、「この列車に行けば必ず700系が来る」と時刻を狙って訪れるのは難しい状況です。

撮影マナーにも注意
引退が近づくにつれて、駅や沿線で700系を撮影する人が増えることも考えられます。
伊予鉄道では、私有地や鉄道施設への無断立ち入り、路上駐車、ホームでの三脚・脚立・自撮り棒・ガンマイクなどの使用、走行中の列車へのフラッシュ撮影を禁止・制限しています。
ラストランまで安全に運行できることが一番です。700系最後の姿を撮影するときも、列車利用者や沿線住民の迷惑にならないように楽しみたいですね。
伊予鉄700系さよならイベントのFAQ
最後に、申し込み前に確認しておきたい疑問をまとめます。
まとめ|10月16日15時までに応募
伊予鉄道700系の最後の3編成となった765・768・769編成は、2026年11月7日の「郊外電車700系さよならイベント」でラストランを迎えます。
午前の部では768・769編成、午後の部では765編成が約90分のラストランを行い、その後は車両工場見学や車内アナウンス体験、新作グッズの先行販売などが予定されています。
募集人数は各部50名。応募が多ければ抽選となり、申込締切は2026年10月16日15:00です。
抽選結果は10月23日までに当落を問わずメールで通知されます。当選したら、参加券などの郵送を待ちながら、みきゃんマネーの準備や松山までの交通・宿泊も確認しておきましょう。
長年、伊予鉄道の郊外電車として走り続けてきた700系。その最後の走りを車内から見届けられる、本当に最後の特別な一日になりそうです。

