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JR四国でPayPayは使える?券売機・アプリ・車内利用まで徹底解説

JR四国でPayPayは使える?券売機・アプリ・車内利用まで徹底解説

こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。四国への旅行や出張、普段の通勤通学でJR四国を利用する方にとって、「PayPayで運賃やきっぷを払えるのか?」はかなり重要なテーマですよね。

結論から言うと、JR四国では“改札にかざして終わり”の世界ではありません。駅の券売機や窓口でPayPay決済が広く整備されているわけではなく、主に公式アプリ経由、そして車掌乗務列車での車内QR決済という形で利用が可能です。さらに四国ならではの落とし穴として、ワンマン列車での精算山間部の通信環境が絡むと、想像以上にトラブルになりやすいので要注意。

この記事でわかること
  • JR四国の券売機・窓口でPayPay決済は基本的にできない(少なくとも公式には案内されていない)
  • 公式アプリ「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」経由ならPayPayで購入できる
  • 2025年4月1日から、車掌が乗務する列車では車内でQR決済(PayPay等)が可能
  • ワンマン列車は車内QR決済の対象外なので、乗車前の準備が必須
目次

JR四国でPayPayは使える?全体像を先に整理

「JR四国でPayPayを使いたい」と思ったとき、多くの人がまず想像するのは「券売機でQRを見せる」「窓口でスマホ決済する」といった使い方かもしれません。ただし、JR四国のPayPay利用は少し考え方が違います。

JR四国でPayPayを使う主軸は次の2つです。

  • スマえき(公式アプリ)で事前購入し、チケットレスで乗る
  • 車掌乗務列車なら、車内でQR決済して補充券(レシート券)を発行してもらう

この2つを押さえれば、「現金がないと詰む」状況をかなり避けられます。逆にここを知らずに行くと、四国の鉄道ではワンマン列車無人駅で詰みやすい。この記事では、現地で困らないための“実戦仕様”で解説していきます。

JR四国の券売機ではPayPayが使えない(基本方針として理解してOK)

JR四国の券売機ではPayPayが使えないことを示すイラスト。行列と使えない券売機

まず誤解が多いポイントから。JR四国の駅に設置されている自動券売機では、PayPayでの決済は基本的にできません。

他エリアではQR決済対応の券売機が増えてきていますが、JR四国では、少なくとも公式案内として「駅の券売機でPayPay決済ができます」とは示されていません。主要駅にある高機能券売機でも、カメラや読み取り部が付いている場合がありますが、これはインターネット予約したきっぷの受け取り用などが主目的で、PayPay決済用ではありません。

よくある勘違い

「読み取りカメラがある=PayPayいけるはず」と思い込んで操作を進めると、最後の支払いで現金やカードなどしか選べずに固まる…というのは本当によくあるパターンです。券売機前でPayPayアプリを起動する前に、まずは支払い方法の選択肢を確認しましょう。

窓口でもPayPayは原則使えない

有人窓口(みどりの窓口等)でも、PayPayなどのQRコード決済が常設で利用できる…という形にはなっていません。駅現場でのPayPay利用は「駅の設備(券売機・窓口)で払う」よりも、後述するアプリ(スマえき)で完結させる設計が基本、と理解するのが安全です。

ただし「じゃあ現金がないときっぷが買えない?」という話ではありません。次の“本命ルート”を使えば、PayPayを活かしてかなり快適に乗れます。

PayPay利用の本命は「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」

JR四国公式アプリ「スマえき」の紹介画面イラスト。スマホが券売機になるイメージ

JR四国でPayPayを活用するうえで中心になるのが、JR四国公式チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん(通称:スマえき)」です。

ざっくり言うと、スマえきは「スマホを自分専用の券売機にする」アプリ。駅の券売機がPayPayに対応していないなら、PayPayに対応している購入チャネル(スマえき)で買う、という発想です。

  • 券売機に並ばない:混雑する窓口・券売機を回避して、移動中や自宅で購入できます。
  • チケットレス乗車:紙のきっぷを発券せず、スマホ画面提示で乗車できます。
  • 支払いの選択肢:PayPayを含む複数手段から選べるので、運用が柔軟です。

PayPay連携の仕組み(App to App)

スマえきアプリとPayPayアプリが連携して決済する手順の図解イラスト

スマえきアプリにPayPay機能が内蔵されているわけではなく、決済時にアプリ間連携(App to App)でPayPayアプリが起動します。スマえきで購入確定→PayPayで支払い→スマえきに戻って購入完了、という流れです。

旅行・出張で初めて使う人ほど、現地で慌てがちです。出発前にスマえきとPayPayをインストール&ログインしておくと、現地の時短効果が大きいです。

定期券もPayPayで購入できる(スマえき経由)

通勤・通学で使いたい方にも朗報。スマえきを使えば、普通乗車券や特急券だけでなく、通勤・通学定期券もPayPayで購入できます。

新年度や更新シーズンに窓口が混むのは“あるある”ですが、スマえきならスマホ操作で完結しやすい。忙しい人ほど恩恵が大きいです。

高額決済はPayPayの「利用上限」に注意

定期券は金額が大きくなりやすいので、PayPayのセキュリティ上限(24時間・30日など)に引っかかって決済エラーになることがあります。購入前にPayPayアプリ側で利用可能額・上限設定を確認しておくと安心です。

通学定期の申請は「承認」に時間がかかる場合あり

通学定期は証明書確認が必要なため、スマえき上で画像提出→承認→購入可能、という流れになります。窓口に行く手間は減りますが、承認に時間がかかることがあるので、更新直前の駆け込みは避けて余裕を持って申請しましょう。

JR四国バスでもPayPayは使える(鉄道とは方式が違う)

JR四国バスでのPayPay利用方法イラスト。QRコードを読み取って自分で金額を入力する様子

四国旅行では鉄道とセットで「JR四国バス」を使う場面も多いですよね。JR四国バスではPayPayが利用できるケースがありますが、鉄道(スマえき)と決定的に違う点があります。

それは、バスでは車内でリアルタイムに決済すること、そして多くの場合、利用者がQRコードを読み取って金額を入力する方式であることです。

ユーザースキャン方式(MPM)の手順

手順1:乗車時整理券を取って乗車します(始発などで整理券がない場合はそのまま乗車)。
手順2:降車準備降りるバス停が近づいたら、運賃表で自分の整理券番号に対応する運賃を確認します。
手順3:スキャン運賃箱付近・車内掲示のPayPay QRを、PayPayアプリの「スキャン」で読み取ります。
手順4:金額入力ここが重要!運賃入力欄が出るので、自分で金額を入力します。
手順5:決済運転士さんに画面を見せながら「支払う」を押し、決済完了を確認してもらいます。
手順6:降車整理券を運賃箱に入れて降車します。

バスは「自分で金額を入力する」工程がある分、焦るとミスが起きやすいです。降車前に運賃確認→入力画面まで進めておくとスムーズ。特に混雑時は、後ろに人が並ぶので段取りが効きます。

駅ナカ店舗(コンビニ・土産店・飲食)ではPayPayが使えることが多い

駅のコンビニやお土産屋でのPayPay利用イラスト。お弁当購入には使えるがきっぷは買えない

移動手段だけでなく、駅構内での買い物も気になりますよね。四国の主要駅(高松・徳島・松山・高知など)にはコンビニや土産店、飲食店があり、これらの店舗では一般の店舗と同じくPayPayが使えることが多いです。

ただし、これは「駅の店舗での買い物」の話であって、「きっぷを買える」話ではありません。コンビニのレジで「○○までの乗車券ください」はできないので、その点は切り分けて覚えておくと混乱しません。

駅ナカ店舗利用の豆知識

  • きっぷは店舗で買えない:駅ナカのコンビニや売店で鉄道きっぷの販売は基本的に行われません。
  • 現金オンリーの店も残る:個人経営の小さな店など、現金のみの場合もあります。完全キャッシュレスで歩くのはまだリスクが残ります。

JR四国でのPayPayの使い方と注意点(ここが実戦パート)

ここからは実際の利用手順と、現地で詰みやすい注意点を深掘りします。特に重要なのは、次の2点です。

  • ワンマン列車で「車内PayPay」を当てにしない
  • 通信・電池トラブルに備えて運用する

この2つを押さえると、四国の鉄道旅は一気にストレスが減ります。

スマえきでPayPay決済する手順(基本ルート)

まずは一番確実でおすすめの「スマえき」購入フローを整理します。初めての人はこの通りに進めればOKです。

事前準備:アプリ導入とログイン

App Store/Google Playから「しこくスマートえきちゃん」をインストールし、会員登録を済ませます。PayPay側もログイン済みにしておきましょう(決済時にスムーズになります)。

チケット購入ステップ

ステップ操作内容ポイント
1. 商品選択トップ画面から購入へ進み、乗車駅・降車駅・日時などを指定します。片道だけでなく、条件により企画券などが選べる場合があります。
2. 経路・商品決定検索結果からルートや列車を選び、購入手続きへ進みます。特急を含む場合、席種(自由席/指定席)の選択が出ます。
3. 決済方法選択支払い方法で「PayPay」を選択します。別の決済手段を登録していても都度選択できます。
4. PayPay承認確定するとPayPayが起動し、内容確認→支払いを実行します。残高不足・上限超過だとエラーになるので事前に確認。
5. 購入完了スマえきに戻ってチケットが表示されれば完了です。利用時は案内に沿って「チケットを使う」等の操作を行います。

改札・乗車時の見せ方(2パターン)

  • 駅員・乗務員に提示:チケット画面を表示し、駅員さん(または乗務員)に提示して通過します。無人駅利用時もこのパターンが基本です。
  • QR対応自動改札:スマえきが案内するQR対応駅では、アプリに表示されるQRコードを改札機で読み取って通過します。公式に明記されている代表例は「高松駅・高知駅・松山駅」です。

注意:スクリーンショットは原則NG

チケット画面のスクリーンショットや印刷した画面は、正規の利用方法として認められない扱いになります。電波が不安な区間ほど「正規表示できる状態」を前提に準備しておきましょう。

2025年4月1日開始:車内でQR決済(PayPay等)が可能に

車掌が乗務する特急列車などでPayPay決済が可能になることを示すイラスト

最新のアップデートとして、2025年4月1日からJR四国では車内補充券発行機でのQRコード決済の取り扱いが開始されています。これにより、時間がなくて事前に買えずに乗車した場合でも、車掌が乗務する列車なら車内でPayPay決済が可能になりました。

参考(JR四国ニュースリリース):車内補充券発行機におけるQRコード決済サービスの取扱い開始について

車内での利用フロー(お客側は“提示するだけ”が基本)

  1. 車掌に申告:検札時などに「○○駅まで。PayPayで支払いたい」と伝えます。
  2. PayPayの支払い画面を表示:バーコード/QRコードの支払い画面(店舗で払う時の画面)を出します。
  3. 車掌端末で読み取り:車掌が携行する端末で読み取り、決済を行います。
  4. レシート券を受け取る:決済完了後、レシート状の補充券(きっぷ)等が発行されるので受け取ります。

車内精算ができるのはかなり便利ですが、次の章の「ワンマン列車の罠」があるので、過信は禁物です。

最重要:ワンマン列車では車内PayPayが使えない(対象外)

ワンマン列車ではPayPayが使えないことを警告するイラスト。無人駅と列車
PayPayが使える特急列車と使えないワンマン普通列車の見分け方イラスト

この記事で一番強調したいのがここです。車内でPayPay等のQR決済が使えるのは「車掌が乗務する列車」だけで、ワンマン列車は対象外です。

四国の普通列車はワンマン運転が多く、運転士さんが運行・ドア扱い・案内・運賃収受を担います。安全運行が最優先なので、運転士さんが客室対応でQR決済端末を操作する運用にはなっていません。

具体的なリスクシナリオ

「JR四国は車内でPayPayが使えるらしい」と聞いて、無人駅からワンマン普通列車に乗車。降車時に「PayPayで」と伝えても「現金のみです」となり、その場で精算できずトラブルに発展…というケースが起こり得ます。旅先だと本当にしんどいです。

対策:普通列車(特にワンマン)を使う日は、乗車前にスマえきで購入するか、万一に備えて現金(千円札と小銭)を用意しておきましょう。これだけで事故率が激減します。

通信圏外・電池切れのトラブルを“運用”で潰す

デジタル決済・チケットレスは便利ですが、四国の地形では通信・バッテリー問題が現実的に起こり得ます。山間部・渓谷・長いトンネルが連続する線区もあり、電波が不安定な区間は珍しくありません。

山間部の圏外・不安定区間

山間部やトンネルでスマホの電波が圏外になるイラスト。事前の画面表示を推奨

たとえば土讃線の山間部や予土線など、場所によっては長時間電波が弱い区間があります。車内で初めてアプリを開こうとして「表示できない」「決済が通らない」になったら焦ります。

対策:スマえき利用の場合は、乗車前にアプリを開いてチケット表示まで確認しておく(駅で電波が入りやすい場所で)。車内精算を当てにする場合も、車掌が来てから慌てるのではなく、早めに準備しておくのが安全です。

バッテリー切れは「提示できない=持っていない扱い」になり得る

スマホの電池切れで改札が出られない状況の警告イラスト

スマホの電池が切れて画面が表示できないと、係員側としては「有効なきっぷを確認できない」状態になります。こうなると、規則上の扱いは厳しめになりがちです。

対策:モバイルバッテリーはほぼ必携。写真・動画で電池が減りやすい旅行ほど、改札を出るまではバッテリー残量に余裕を持たせておきましょう。

「せっかくの旅行なのにスマホの充電が切れて改札が出られない…」なんて事態は絶対に避けたいですよね。
四国の移動は長時間になりがち。写真や動画を撮っているとバッテリーは驚くほど早く減ります。万が一に備えて、軽量で大容量のモバイルバッテリーをカバンに一つ忍ばせておきましょう。

PayPayで購入したきっぷの払い戻し(パターン別)

スマえきで購入した場合と車内で購入した場合の払い戻し方法の違いを説明する図

予定変更が起きたときに気になるのが払い戻し。PayPay決済だからこその挙動もあるので整理します。

スマえきで購入した場合

列車出発前など、条件を満たす範囲であれば、アプリ内の購入履歴から払い戻し手続きが可能です。手数料が差し引かれ、PayPay残高等へ返金される流れになります(反映タイミングは状況により前後する場合があります)。窓口に行かずに済むのが強いです。

車内(車掌端末)で購入した場合

車内で決済して発行されたレシート券(補充券)の払い戻しは、アプリ完結より手間がかかる場合があります。基本は係員のいる駅での案内に従う形になることが多く、時間に余裕を見て動くのが安全です。


JR四国でのPayPay利用まとめ(これだけ覚えればOK)

JR四国でPayPayを使うための4つの鉄則まとめイラスト
  • 基本はスマえき:PayPayを使うなら、乗車前にスマえきで購入するのが最も確実。
  • 券売機・窓口は当てにしない:駅設備でPayPay決済ができる前提で動かない(少なくとも公式案内がない)。
  • 車内QR決済は車掌乗務列車のみ:2025年4月1日開始。ワンマン列車は対象外。
  • 通信・電池に備える:乗車前にチケット表示確認、モバイルバッテリー携行が安定。
  • バスは別物:JR四国バスはユーザースキャン方式で金額入力が必要なケースが多い。

四国の鉄道は、吉野川の清流や瀬戸内海の景色など、車窓だけで“元が取れる”魅力があります。支払いの不安を事前に潰しておけば、旅の快適度は一段上がります。PayPay+スマえき+現金少し、の三段構えで、ぜひ心ゆくまで四国旅を楽しんでください。それでは、良い旅を!

四国の列車から見える美しい川と山並みの車窓イラスト
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