こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。
年末年始に新幹線で移動する予定があるなら、ちょっとうれしいお知らせです。JR東海とJR西日本が、対象の「のぞみ」普通車指定席にお得に乗れる「EX早特☆期間限定セール!」を発表しました。
なかでも注目したいのが、東京・品川・新横浜~岡山が、おとな片道1人14,000円という設定。岡山から瀬戸大橋を渡れば四国へ行けるので、帰省や冬の旅行を考えている方には見逃せない内容です。
ただし、このセールには大切な条件があります。2名以上で同時に予約すること、乗車日の40日前までに買うこと、年末と年始で対象の方向が違うことです。「東京から岡山へ帰りたいけど、12月末も14,000円?」という疑問には、残念ながら対象外という答えになります。
この記事では、対象日と予約の締切を一覧にして、スマートEXでの買い方、岡山から高松・松山・高知・徳島への乗り継ぎまで、ひとつずつ分かりやすく紹介します。旅の計画を立てながら、一緒に確認していきましょう。
- 東京~岡山14,000円になる対象日・方向・利用条件
- 2026年11月5日の発売開始と日付別の予約締切
- スマートEX・エクスプレス予約での申し込み方
- 岡山から四国4県へ乗り継ぐ方法と追加料金の注意点
EX早特セールとは?
まずは「どんな切符で、誰が利用できるの?」というところから見ていきます。今回の正式な商品名は「EX早特☆期間限定セール!」。ふだんのEX早特7やEX早特21とは別の、年末年始に向けた特別な商品です。
東京~岡山が14,000円
料金は、東京・品川・新横浜の各駅と、名古屋・京都・新大阪・岡山・広島の対象区間で設定されています。対象となるのは「のぞみ」普通車指定席。表示額は片道1名あたりで、2人分の合計額ではありません。
| 主な設定区間 | おとな1名 | こども1名 |
|---|---|---|
| 東京・品川・新横浜~名古屋 | 10,000円 | 5,000円 |
| 東京・品川・新横浜~京都・新大阪 | 12,000円 | 6,000円 |
| 東京・品川・新横浜~岡山 | 14,000円 | 7,000円 |
| 東京・品川・新横浜~広島 | 15,000円 | 7,500円 |
東京~岡山をおとな2人で利用するなら、新幹線部分は片道合計28,000円です。おとな1人とこども1人なら、設定額の合計は21,000円。もちろん、この料金で乗れるのは発売条件に合い、対象の座席が残っている場合だけです。

2名以上・最大6名まで
利用できるのは、スマートEXまたはエクスプレス予約で、2~6名分をまとめて予約する方です。おとな2名だけでなく、おとな1名+こども1名、こども2名など、条件に合う組み合わせも対象になります。
一方、おとな1人での利用は対象外。1人旅の方は、通常のスマートEX商品や、ほかの利用可能な割引きっぷも比較する必要があります。家族旅行や友人との旅行には相性がよいのですが、「誰でも1人14,000円で買える」わけではないので、ここは最初に押さえておきたいですね。
対象はのぞみ普通車指定席
対象列車は、指定された区間を走る「のぞみ」の普通車指定席です。「ひかり」「こだま」や在来線の特急は、この商品で乗れる列車ではありません。また、列車ごとに発売座席数が限られているため、希望日のすべての「のぞみ」で必ず予約できるとは限りません。
旅行日が決まっていても、希望の時間帯が埋まっていることは考えられます。早めに候補列車をいくつか用意しておくと、検索結果を見てから慌てずに済みそうです。
通常の早特とは別の商品
ここも少しややこしいところですが、スマートEXでよく見かける「EX早特7」「EX早特21」などは、年末年始に設定除外日があります。今回紹介しているのは、それらとは別に設けられた「EX早特☆期間限定セール!」。名前は似ていても、発売時期も対象人数も違う商品です。
検索画面で対象商品が見つからない場合、普通の早特に切り替えて同じ価格で予約できるとは限りません。商品名、乗車日、方向、人数の4つをもう一度見直してみましょう。料金を比べる際には「新幹線区間の片道1人分なのか」「指定席なのか」という条件もそろえると、納得して選びやすくなります。
対象日は年末と年始で違う
今回、いちばん間違えやすいのはここかもしれません。対象日は「2026年12月25日~2027年1月4日」とひとまとめにはできず、年末は上り、年始は下りと利用できる方向が決まっています。旅の行きと帰り、両方に使えるわけではありません。

12月25~31日は上りのみ
2026年12月25日(金)~31日(木)の7日間は、岡山→東京・品川・新横浜など、東京方面へ向かう上り列車が対象です。四国から岡山へ出て、東京へ旅行する場合には使い道があります。
たとえば高松からマリンライナーで岡山へ移動し、そこから東京行きの「のぞみ」に乗るプランなら方向が一致します。反対に、東京から岡山へ向かい、年末を四国で過ごしたいという帰省プランは、12月25~31日のセール対象になりません。
1月2~4日は下りのみ
2027年1月2日(土)・3日(日)・4日(月)は、東京・品川・新横浜→岡山など、広島方面へ向かう下り列車が対象です。東京方面から岡山へ行き、そこから四国へ向かいたい人にはこちらがぴったりですね。
ただし、2027年1月1日(金・祝)は対象外。1月5日(火)も今回の設定日には入っていません。また、1月2~4日に岡山から東京へ向かう上り列車にも、このセールは利用できません。
帰省の往復では片道ずつ判断
ここは帰省で使う方にぜひ知っておいてほしいところです。例えば「12月29日に東京から四国へ帰り、1月3日に四国から東京へ戻る」という旅程だと、行きも帰りも方向が逆なので、このセールには合いません。
逆に、四国から東京へ年末に出かけ、年始に東京から四国へ戻る旅程なら、両方の方向が対象日と一致する可能性があります。ただし、往復それぞれに2名以上の予約条件が適用され、片道ごとに対象座席の空きが必要です。日付だけでなく、同行者も含めて確認してくださいね。
予約は11月5日5時30分から
日程が合ったら、次は発売日です。年末年始の旅行なのに、予約締切はなんと11月。通常の指定席が1カ月前に発売される感覚で待っていると、間に合わなくなります。
各乗車日の40日前が締切
発売開始は2026年11月5日(木)午前5時30分。その後は乗車日によって購入できる最終日が異なり、各乗車日の40日前までとなっています。公式発表の日付を一覧にしておきます。
| 乗車日 | 対象方向 | 発売終了日(2026年) |
|---|---|---|
| 12月25日(金) | 上り | 11月15日(日) |
| 12月26日(土) | 上り | 11月16日(月) |
| 12月27日(日) | 上り | 11月17日(火) |
| 12月28日(月) | 上り | 11月18日(水) |
| 12月29日(火) | 上り | 11月19日(木) |
| 12月30日(水) | 上り | 11月20日(金) |
| 12月31日(木) | 上り | 11月21日(土) |
| 2027年1月2日(土) | 下り | 11月23日(月) |
| 2027年1月3日(日) | 下り | 11月24日(火) |
| 2027年1月4日(月) | 下り | 11月25日(水) |
販売時間は原則0時~23時59分ですが、初日の11月5日は5時30分開始です。システムメンテナンスによって利用可能時間が短くなる場合もあります。日付の変わる直前に申し込むより、少し余裕を持って手続きを終える方が安心ですよ。
予約はスマートEXなどで
販売先はスマートEXとエクスプレス予約です。ネット予約限定の商品で、みどりの窓口で同じ割引額のきっぷを直接買えるわけではありません。今回の商品は「LINEからEX」にも設定がありません。また、e5489を利用するJR四国の特急予約とは購入先が異なります。
スマートEXは年会費無料で登録できるサービス。エクスプレス予約は対象カードなどの利用条件があり、年会費が必要です。すでに使っているサービスがあれば、まずそちらで対象商品が検索できるか確認しましょう。

予約するときの流れ
操作は、おおむね次のような流れです。まず会員登録・ログインを済ませ、発売開始後に対象の乗車日と区間を検索します。年末なら岡山発・東京方面行き、年始なら東京方面発・岡山行きを選びます。次に人数を2~6名に設定して、対象商品が表示されるか確認。条件や支払い額を見て予約を完了します。
ここで注意したいのが、予約時に具体的な座席番号を選べない点です。対象列車は仮の運行計画から選び、実際の列車番号・発着時刻・座席番号は乗車日1カ月前の午前8時以降に順次確定して、登録メールアドレスへ案内されます。座席変更は同日午前10時以降に可能とされています。
つまり、予約した瞬間に「何号車の窓側で確定!」となる商品ではありません。家族で並びの席を希望する場合も、座席確定後の案内を確認してください。また、運行計画の確定に伴って選んだ列車が変更となる場合があり、その際はメールで代案などが案内されます。
発売条件や最新のお知らせは、JR東海「EX早特☆期間限定セール!」公式ページで確認できます。購入画面はスマートEX公式サイトから進めます。
岡山から四国への乗り継ぎ
ここからは四国へ向かう方のお話です。東京から岡山まで新幹線で来たあと、どの列車に乗ればよいかを紹介します。岡山は四国への玄関口ですが、EX早特セールの14,000円に四国側の運賃・特急料金は含まれません。乗り継ぎ列車の切符は別に用意してください。

高松へは快速マリンライナー
香川県の高松へは、岡山駅から快速「マリンライナー」に乗るのが定番です。瀬戸大橋を渡って高松駅まで直通するので、初めて四国を訪れる方にも分かりやすいルート。普通車自由席なら、通常は追加の座席指定料金を払わずに利用できます。
景色を楽しみたいなら指定席やグリーン車も候補ですが、これらは別料金です。年始は移動する方が多い時期ですから、荷物が多い場合や確実に座りたい場合は、事前に座席の種類を比較しておくと安心ですね。高松駅からは琴平方面や小豆島行きの船など、旅をさらに広げる楽しみもあります。
松山へは特急しおかぜ
愛媛県の松山へは、岡山駅から特急「しおかぜ」で向かえます。瀬戸大橋を渡ったあとは予讃線を西へ進み、途中の街や瀬戸内海の景色を眺めながら松山へ。乗り換えなしで行けるので、東京からの長い移動のあとでも比較的分かりやすいですね。
しおかぜの運賃・特急料金は別途必要です。新幹線が岡山に到着する時刻と、しおかぜの出発時刻を合わせて確認しましょう。年始は指定席の空席が少なくなる場合があるため、日付が決まったら早めに候補列車を見ておくのがおすすめです。岡山駅の動線が気になる方は、岡山駅での特急しおかぜ乗り換えガイドも参考にしてください。
高知へは特急南風
高知方面なら、岡山から特急「南風」が直通します。瀬戸大橋を渡り、香川県側から土讃線を通って高知へ向かうルートです。四国の山間部を走る区間もあり、新幹線とはまったく違う車窓を楽しめるのもいいところ。
南風も新幹線のセール代金とは別に乗車券・特急券を用意します。旅行するのが冬の時期なので、山間部の天候や列車の運行状況も確認したいところ。岡山駅での乗り換えを数分だけに詰め込まず、余裕を持って計画しましょう。
徳島へは高松で乗り換え
徳島へ鉄道で向かうなら、岡山から快速マリンライナーで高松へ行き、高松駅で特急「うずしお」などに乗り換えるのが基本です。岡山から徳島までを特急うずしお1本で走るダイヤではありませんので、ここは間違えないようにしたいですね。
新幹線の岡山到着時刻、マリンライナー、高松からのうずしおの3つを続けて確認するのがコツです。マリンライナーが遅れた場合の接続も考え、特に年始は余裕のある乗り換えを選びたいところ。詳しくは岡山から徳島へのうずしお乗り継ぎガイドで紹介しています。
岡山駅では乗り換え時間に余裕を
岡山駅では、新幹線の改札を出て在来線ホームへ向かいます。四国方面の列車は行き先が異なるため、案内表示で列車名と発車ホームを確認しましょう。特に小さなお子さんと一緒だったり、大きなスーツケースがあったりすると、移動には思ったより時間がかかるものです。
乗り換え時間が短い列車を選ぶと移動自体は早くなりますが、新幹線が少し遅れただけで予定が慌ただしくなることもあります。私は年末年始の旅行なら、岡山で少し休憩できるくらいの接続を選ぶ方が、落ち着いて旅を楽しめるかなと思います。最新のホーム番号は利用当日に必ず確認してください。
四国までの総額を考えよう
東京~岡山14,000円と聞くと、それだけで四国へ行けそうな気がしますが、実際には岡山から先の運賃・料金が加わります。高松へ行くのか、松山・高知・徳島まで行くのかによって追加額は異なるので、必ず旅の総額で比較してください。
また、このセールは新幹線の乗車券と特急券が一体になった商品です。「東京から松山までの通常の乗車券を通しで買う場合」とは料金の仕組みが異なります。新幹線と在来線を分けて購入した方が、いつでも必ず安くなるとは限りません。四国と本州を結ぶ列車の選び方は、四国・本州アクセス完全ガイドも参考になります。
予約前の注意点を確認
お得なきっぷほど、利用条件の確認が大切です。ここでは、特に誤解しやすい座席・ICカード・変更や払い戻しの扱いをまとめます。購入ボタンを押す前に、ぜひ一度目を通してくださいね。

座席はあとから確定する
繰り返しになりますが、このセールは予約時点で席番を指定できません。乗車1カ月前の8時以降に座席が決まり、メールで知らされる仕組みです。窓側に座りたい、家族と隣同士に座りたいという希望がある場合は、確定後の変更操作と空席状況の確認が必要です。
また、予約時点ではS Work席、車いす対応座席、期間限定のお子さま連れ車両などが対象外とされています。必要な設備がある方は、公式案内を確認してから手配してください。旅行を安心して楽しむためにも、必要な座席条件を料金より優先するのがおすすめです。
ICカード登録でチケットレス
スマートEXやエクスプレス予約で交通系ICカードを登録しておけば、対応する新幹線改札ではチケットレス乗車ができます。複数名なら乗車する全員分のICカード指定が必要です。カードを指定していない場合や、紙のきっぷを受け取る場合は、予約サービスの案内に従ってください。
ここで気をつけたいのは、新幹線にICカードで乗れることと、四国内を同じICカードだけで移動できることは別だという点です。四国には交通系ICカードが使えない区間もあります。岡山から先の特急・普通列車については、駅や路線ごとの対応状況を確認しましょう。
変更・払い戻しにも条件あり
予定が変わる可能性がある方は、変更や払い戻しの条件にも目を向けてください。早特商品のまま変更できるのは、変更先も発売期間・区間・人数・空席などの条件を満たす場合です。条件を外れると、通常商品への変更となって差額が発生することがあります。
また、2名以上での予約が前提なので、予約後に同行者が行けなくなった場合の人数変更には注意が必要です。払い戻し手数料も含めて購入前に確認してください。年末年始は急な予定変更もありますから、無理に安さだけで決めず、変更のしやすさも比較しておくと安心です。
ホテルや帰りの交通費も忘れずに
年末年始はホテルや帰りの列車も混みやすい時期です。セール対象の片道だけ先に決まっても、戻りの新幹線が高くなったり、宿泊費が想定よりかかったりすると、全体ではあまり節約できないこともあります。私はこういうとき、行きの新幹線・帰りの新幹線・四国側の列車・宿泊をまとめて比較するようにしています。
宿泊も必要なら、じゃらんnetでホテルを探す、またはYahoo!トラベルで宿泊プランを比較するといった方法があります。まずは泊まりたい地域の空室を確認してから、新幹線を申し込むのもよさそうですね。
よくある質問
最後に、予約前によく迷うポイントをQ&Aでまとめました。急いで確認したい方は、この部分をチェックしてみてくださいね。
まとめ|方向と締切を確認
年末年始の「EX早特☆期間限定セール!」は、2人以上で新幹線に乗る方にとって魅力的な選択肢です。東京・品川・新横浜~岡山のおとな片道14,000円は、四国への移動も組み合わせやすい価格ですね。
ただし、年末の12月25~31日は岡山→東京方面、年始の1月2~4日は東京→岡山方面という方向の違いがとても大切。さらに、予約は11月5日5時30分から、各乗車日の40日前までです。年末年始になってから買える商品ではありません。
旅行の日付と方向が合えば、まずは2名以上の同行者と予定を合わせ、岡山から四国への接続列車も調べてみましょう。あとは四国側の運賃や宿泊費まで含めて、無理のない計画にするのがいちばんです。
なお、2027年の新幹線指定席料金の見直しについては、新幹線「のぞみ」「みずほ」2027年値上げと四国への影響でも紹介しています。今回のセールは2026年末~2027年始の期間限定商品なので、2027年7月以降の料金改定とは時期を分けて見てくださいね。
冬の瀬戸大橋を渡る列車旅も、東京で過ごす年末年始も、きっと楽しい思い出になるはず。あなたの予定にぴったり合う、お得で心地よい旅になりますように。

