こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。
徳島県美波町の薬王寺へ正月に初詣するなら、JR四国の臨時特急「やくおうじ号」が便利です。
2027年も1月1日から3日までの3日間、徳島駅と日和佐・牟岐方面を結ぶ臨時特急が運転されます。徳島駅を朝8時40分に出発し、薬王寺の最寄りとなる日和佐駅には10時04分に到着。帰りも日和佐駅14時09分発の列車が設定されており、日帰りでの初詣を計画しやすいダイヤです。
薬王寺は四国八十八ヶ所霊場の第23番札所で、厄除けのお寺として知られています。正月には多くの参拝者が訪れ、普段とは違ったにぎわいを見せます。
この記事では、JR四国が2026年10月22日に発表した冬の臨時列車情報をもとに、2027年の運転日・時刻・停車駅・きっぷの買い方を解説。さらに、実際に正月の薬王寺で撮影された写真や、近くの手打ちうどん店「やすらぎ」の名物「厄除けうどん」も紹介します。
- 特急やくおうじ号は2027年1月1日〜3日の3日間運転
- 徳島8:40発・日和佐10:04着、帰りは日和佐14:09発
- 薬王寺はJR日和佐駅から約400m・徒歩約5分
- 正月の薬王寺の実写と名物「厄除けうどん」を紹介
特急やくおうじ号2027の運転日

JR四国は2026年10月22日、冬の臨時列車の運転計画を発表しました。そのなかで、徳島県美波町の薬王寺への初詣に便利な臨時特急「やくおうじ号」の運転も案内されています。
| 項目 | 運転内容 |
|---|---|
| 列車名 | 臨時特急「やくおうじ号」 |
| 運転日 | 2027年1月1日(金・祝)〜3日(日) |
| 運転日数 | 3日間 |
| 運転区間 | 徳島〜牟岐 |
| 運転本数 | 1日1往復 |
| 運転路線 | JR牟岐線 |
| 薬王寺最寄り駅 | 日和佐駅 |
運転日は正月三が日の3日間だけです。通常の特急列車のように毎日走っているわけではありませんので、1月4日以降に薬王寺へ向かう場合は、牟岐線の普通列車などを利用することになります。
かつて牟岐線では特急「むろと」などが運転されていましたが、現在は定期特急が運転されていない区間です。そのため、普段は普通列車を利用する区間を臨時特急で移動できることも、「やくおうじ号」の特徴になっています。
詳細はJR四国の公式ニュースリリース一覧に掲載されている、2026年10月22日付「冬の臨時列車運転のお知らせ」をご確認ください。
2027年の運転時刻
2027年の「やくおうじ号」は、午前に徳島から日和佐・牟岐方面へ向かい、午後に徳島へ戻るダイヤです。
薬王寺への日帰り参拝を予定している場合、日和佐駅に到着する時刻と、帰りの列車が出発する時刻を確認しておきましょう。
下り|徳島から日和佐・牟岐方面
| 駅名 | やくおうじ1号 |
|---|---|
| 徳島 | 8:40発 |
| 日和佐 | 10:04着 |
| 牟岐 | 10:20着 |
徳島駅から日和佐駅までの所要時間は1時間24分です。朝のうちに到着できるため、薬王寺の参拝に加え、門前町で食事を楽しむ時間も確保しやすくなっています。
薬王寺へ向かう場合は、終点の牟岐駅まで乗る必要はありません。日和佐駅で下車してください。
上り|日和佐・牟岐から徳島方面
| 駅名 | やくおうじ2号 |
|---|---|
| 牟岐 | 13:53発 |
| 日和佐 | 14:09発 |
| 徳島 | 15:28着 |
帰りは日和佐駅を14時09分に出発し、徳島駅には15時28分に到着する予定です。
行きの列車で10時04分に日和佐駅へ到着し、帰りの列車に14時09分に乗る場合、日和佐での滞在時間は約4時間5分となります。
この時間には駅から薬王寺までの往復移動も含まれます。実際に参拝や食事に使える時間は少し短くなるため、特に正月の混雑が気になる場合は、余裕を持った計画を立てましょう。
なお、途中駅の詳しい発着時刻や運転変更については、JR四国が公表する最新の時刻表を確認してください。
特急やくおうじ号の停車駅
「やくおうじ号」は牟岐線のすべての駅に停車するわけではありません。利用できる駅が限られているため、徳島駅以外から乗車する場合は特に注意が必要です。
参考として、2026年正月に運転された「やくおうじ号」の停車駅を紹介します。
| 順番 | 停車駅 | 所在地 |
|---|---|---|
| 1 | 徳島 | 徳島市 |
| 2 | 南小松島 | 小松島市 |
| 3 | 羽ノ浦 | 阿南市 |
| 4 | 阿南 | 阿南市 |
| 5 | 桑野 | 阿南市 |
| 6 | 由岐 | 美波町 |
| 7 | 日和佐 | 美波町 |
| 8 | 牟岐 | 牟岐町 |
※上記は2026年正月の参考情報です。2027年の停車駅については、2026年10月22日付のJR四国公式発表にある停車駅一覧を確認してください。
薬王寺を参拝する場合、最寄り駅は日和佐駅です。南小松島駅や阿南駅などから利用する場合も、自分の乗車駅に停車するかを確認しておきましょう。
臨時特急は通常の普通列車と停車駅が異なります。普段利用している駅でも通過する可能性がありますので、駅名だけでなく利用する列車名も確認することが大切です。
日和佐駅から薬王寺への行き方
薬王寺の最寄り駅は、JR牟岐線の日和佐駅です。駅から薬王寺までは約400mと近く、徒歩約5分でアクセスできます。
正月の混雑や歩く速度によっては少し時間がかかるため、初めて訪れる場合は7〜10分程度を見込んでおくと安心です。
日和佐駅からは徒歩でアクセス
日和佐駅を出たら、薬王寺のある国道55号方面へ向かいます。駅の近くには道の駅日和佐があり、薬王寺へ向かう案内も確認できます。
薬王寺は小高い場所に建っているため、近づくと境内の建物や朱色の瑜祇塔(ゆぎとう)が見えてきます。
駅から薬王寺までの距離は短く、通常であればタクシーを利用する必要はありません。ただし、境内には石段があるため、歩きやすい靴を選ぶのがおすすめです。
薬王寺は厄除けで知られる札所
薬王寺は徳島県海部郡美波町にある四国八十八ヶ所霊場の第23番札所です。弘法大師にゆかりのある寺院で、厄除け祈願のために多くの参拝者が訪れます。
境内には33段の「女厄坂」と42段の「男厄坂」があり、一段ごとに賽銭を供えて厄を落とす風習があります。参拝と合わせて石段を登るのも、薬王寺ならではの体験です。
また、朱色の瑜祇塔は薬王寺を象徴する建造物の一つ。日和佐の町からも見えるため、初めて訪れる方にも印象に残る風景ではないでしょうか。
薬王寺については、美波町公式サイトの薬王寺紹介でも詳しく案内されています。
正月の薬王寺はどんな様子?
初めて薬王寺へ正月に参拝する方にとって、気になるのが境内の雰囲気や混雑状況です。
ここでは、実際に正月の薬王寺で撮影された写真を使って紹介します。写真は過去の初詣時の様子であり、2027年当日の状況を示すものではありません。
初詣客でにぎわう境内

写真は、正月の薬王寺境内で撮影されたものです。
木造建築の軒下には大きな提灯がつるされ、授与所の周辺には多くの参拝者が集まっています。厚手のコートや防寒着を着た人の姿も多く、冬の初詣らしい雰囲気が伝わってきます。
普段の薬王寺を訪れる場合と異なり、正月は授与所や境内に人が集中することがあります。参拝だけでなく、お守りなどを授かる予定がある場合は、そのための時間も考えておくとよいでしょう。
特に「やくおうじ号」の帰りの発車時刻は決まっています。混雑しているからといって無理に急ぐのではなく、時間に余裕を持った計画がおすすめです。
朱色の瑜祇塔と正月の風景

もう1枚は、薬王寺の境内から朱色の瑜祇塔を見上げた写真です。
手前にある重厚な木造建築の屋根と、背後に見える朱色の塔が印象的です。澄んだ青空との組み合わせも美しく、正月らしい晴れやかな雰囲気が感じられます。
写真の左側には色鮮やかな幕も見え、寺院ならではの景観を楽しめます。
薬王寺を訪れた際は、参拝だけでなく、境内の建築や塔にも目を向けてみてください。ただし、正月は参拝者が多いため、写真撮影に夢中になって通行を妨げないようにしましょう。
参拝に必要な時間の目安
薬王寺での参拝時間は、どこまで境内を回るかによって異なります。
本堂への参拝を中心にする場合は30〜45分程度、石段や瑜祇塔なども見て回る場合は1時間以上を見込んでおくと計画しやすいでしょう。
ただし、正月は参拝の列ができたり、授与所が混雑したりする場合があります。上記はあくまで通常の移動や参拝を想定した目安であり、混雑状況によってはさらに時間がかかります。
帰りの「やくおうじ2号」を利用する場合は、日和佐駅14時09分発に間に合うよう、遅くとも13時40〜50分頃には駅へ戻ることを意識しておくと安心です。
参拝後は厄除けうどんもおすすめ
薬王寺での参拝が終わったら、周辺で食事を楽しむのもおすすめです。
薬王寺近くには、本格手打ちうどん店「やすらぎ」があり、薬王寺にちなんだメニューとして「厄除けうどん」が知られています。
やすらぎの名物・厄除けうどん

写真は、手打ちうどん店「やすらぎ」で提供されている「厄除けうどん」です。
器には温かいうどんが盛られ、えび天や焼き餅、わかめ、かまぼこ、ねぎ、天かすなどが添えられています。
特に焼き餅が入っているのが特徴で、一般的なかけうどんとは少し違った食べ応えがありそうです。寒い正月に参拝したあと、温かいうどんを味わうのも日和佐ならではの楽しみ方といえるでしょう。
美波町の観光案内でも、えび天や焼き餅、鳴門わかめを使った「やくよけうどん」が紹介されています。ただし、メニュー内容や価格は変更される場合があります。
やすらぎの店舗情報
「やすらぎ」は薬王寺の近くにある手打ちうどん店です。薬王寺への参拝と組み合わせて利用しやすい場所にあります。
| 店名 | 本格手打ちうどん やすらぎ |
|---|---|
| 住所 | 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前42-3 |
| 主なメニュー | やくよけうどんなど |
| 通常の営業時間目安 | 10:30〜売り切れまで |
| 正月の営業 | 要確認(元旦は早朝から営業していた) |
上記の営業時間は美波町の観光案内に掲載されている通常時の情報です。2027年1月1日〜3日の営業が確定しているわけではありません。
正月の営業日は通常と異なる場合があるため、厄除けうどんを目的に訪れる際は、事前に店舗の営業状況を確認してください。
帰りの列車が14時09分発なので、混雑して食事に時間がかかる場合は注意が必要です。参拝を優先し、余裕があれば食事も楽しむという計画にしておくと無理がありません。
きっぷの買い方・予約方法
臨時特急「やくおうじ号」に乗車する場合、乗車券と特急券の購入方法を確認しておきましょう。
乗車券と特急券が必要
「やくおうじ号」は特急列車のため、基本的には普通乗車券に加えて特急券が必要です。
徳島駅から日和佐駅まで利用する場合なら、徳島〜日和佐間の乗車券と、その区間に有効な特急券を用意することになります。
座席が自由席なのか指定席なのか、また事前予約が必要なのかについては、2027年の当該列車の案内に従ってください。
通常の特急列車と異なる取り扱いが設定される場合もあるため、臨時列車だからといって普段と同じ方法で乗れるとは限りません。
きっぷはいつから買える?
JRの指定席券は、通常、乗車日の1か月前の午前10時から発売されます。
この一般的な発売ルールに当てはめると、2027年1月1日乗車分は2026年12月1日、1月2日乗車分は12月2日、1月3日乗車分は12月3日が発売開始日に相当します。
ただし、これは通常の指定席券の発売ルールに基づく説明です。「やくおうじ号」の具体的な発売条件や座席設定については、JR四国の案内を確認してください。
駅の窓口や対応する券売機、インターネット予約など、利用できる購入方法についても、発売時の案内を確認するのが確実です。
トクトクきっぷは使える?
JR四国ではさまざまなトクトクきっぷが発売されていますが、すべての企画きっぷで「やくおうじ号」に乗れるわけではありません。
利用できる列車や設備、特急料金が含まれているかどうかは商品によって異なります。乗車券として使える商品でも、特急料金が別途必要になる場合があります。
きっぷの基本的な仕組みについては、当サイトのJR四国のトクトクきっぷガイドも参考にしてください。2027年の乗車に利用する場合は、商品の発売期間や利用条件を改めて確認しましょう。
徳島からの日帰りモデルプラン
「やくおうじ号」を利用するなら、徳島駅から朝の列車で日和佐駅へ向かい、薬王寺を参拝して午後に徳島へ戻る日帰り旅行が考えられます。
今回は、薬王寺への参拝に加えて、時間に余裕があれば「厄除けうどん」も楽しむ行程例を紹介します。
| 時刻 | 行程 |
|---|---|
| 8:40 | 徳島駅からやくおうじ1号に乗車 |
| 10:04 | 日和佐駅に到着 |
| 10:15頃 | 徒歩で薬王寺へ到着 |
| 10:15〜11:30頃 | 薬王寺を参拝、境内を散策 |
| 11:30〜12:30頃 | やすらぎなど周辺で昼食 |
| 12:30〜13:40頃 | 門前町を散策し、日和佐駅へ移動 |
| 14:09 | 日和佐駅からやくおうじ2号に乗車 |
| 15:28 | 徳島駅に到着 |
※参拝・食事・散策の時間帯はモデルプランです。実際の混雑や店舗の正月営業によって変更してください。
このプランのポイントは、午前中に参拝を済ませることです。
参拝に時間がかかった場合でも、その後の食事や散策を調整しやすくなります。一方、参拝を午後まで後回しにしてしまうと、帰りの列車の時間が気になって落ち着いて参拝できないかもしれません。
また、帰りの「やくおうじ2号」を利用せず、通常の普通列車などで戻る方法も考えられます。ただし、牟岐線は都市部のように列車本数が多い路線ではありません。別の列車を利用する場合も、日和佐駅からの時刻を事前に確認してください。
薬王寺の初詣に便利な宿を探す
徳島県外から訪れる場合や、朝の列車に余裕を持って乗りたい場合は、徳島駅周辺で前泊する方法もおすすめです。
徳島駅周辺にはホテルや旅館があり、前日に到着しておけば、翌朝8時40分発の「やくおうじ1号」に合わせて移動しやすくなります。
朝の特急に余裕を持って乗るために。宿泊料金・立地・プランを比較して、旅に合う宿を見つけましょう。
※宿泊料金・空室状況は日付によって異なります。2026年12月31日〜2027年1月3日の予定日に合わせて検索してください。
乗車前に確認したい注意点
正月の臨時特急を使って薬王寺に参拝する際は、通常の列車とは異なる点に注意が必要です。
帰りの列車に乗り遅れない
「やくおうじ号」は正月三が日に1日1往復運転される臨時特急です。帰りの「やくおうじ2号」に乗り遅れた場合、同じ列車がもう1本来るわけではありません。
帰りの列車に間に合わなくなった場合は、通常の牟岐線普通列車など、ほかの移動方法を確認する必要があります。
日和佐駅からの列車本数は都市部ほど多くありません。駅に戻ってから次の列車を調べるのではなく、出発前に帰りの予定も確認しておきましょう。
正月の混雑を見込んでおく
薬王寺は厄除け祈願で多くの人が訪れるお寺です。正月には参道や境内が混み合うこともあります。
参拝や授与所での待ち時間が長くなる場合は、予定していた昼食や散策の時間を確保できないかもしれません。
帰りの列車の時間を優先して、無理のない行動を心がけてください。
歩きやすい靴と防寒対策を
日和佐は海に近い町で、正月は風の冷たさが気になる季節です。
駅から薬王寺までの距離は短いものの、境内には石段があります。歩きやすい靴を選び、上着や手袋などの防寒対策をしておくと安心です。
また、天候によって列車に遅れや運休が発生する場合もあります。出発当日はJR四国の運行情報を確認しておきましょう。
特急やくおうじ号2027のよくある質問
最後に、「やくおうじ号」で薬王寺へ初詣する方が確認しておきたい疑問をまとめます。
まとめ|正月の薬王寺初詣は鉄道で
2027年の正月も、徳島駅と日和佐駅・牟岐駅を結ぶ臨時特急「やくおうじ号」が運転されます。
運転日は1月1日〜3日の3日間。徳島駅を8時40分に出発し、日和佐駅には10時04分に到着します。帰りは日和佐駅14時09分発、徳島駅15時28分着です。
薬王寺は日和佐駅から徒歩約5分。厄除け祈願や瑜祇塔の見学に加え、時間に余裕があれば門前町での食事も楽しめます。
今回紹介した正月の薬王寺の実写からも、境内のにぎわいや歴史ある建築の雰囲気が伝わるのではないでしょうか。また、手打ちうどん「やすらぎ」の「厄除けうどん」も、日和佐を訪れる楽しみの一つです。
ただし、「やくおうじ号」は正月の臨時列車です。出発前には運転日・停車駅・きっぷの発売条件を確認し、特に帰りの時間には余裕を持って計画してください。
鉄道で日和佐へ向かい、厄除けで知られる薬王寺で新しい一年のスタートを迎えてみてはいかがでしょうか。

