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JR四国のお得なきっぷ2026|e5489・スマえき・フリーきっぷの選び方

【2026年度】JR四国の「トクトクきっぷ」について解説

2026年10月18日更新

こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。

2026年度のJR四国では、従来の紙の割引きっぷから「e5489」や「スマえき」を使った商品への移行がさらに進んでいます。

春には「【e5489専用】トク割WEBきっぷ」が登場し、スマえきトク割きっぷやスマえきSきっぷも継続。一方で、2026年秋には発売期間の延長や、一部商品の2027年2月末終了も発表されました。

さらに、近距離で特急「しおかぜ」「南風」の指定席を安く使えるチケットレス商品や、25歳以下向けの「スマえき 若者限定四国フリーきっぷ」など、選択肢も増えています。

この記事では、2026年10月現在の情報をもとに、JR四国のお得なきっぷを「指定席」「自由席」「四国周遊」「観光地めぐり」に分けて解説します。

JR四国のきっぷ購入方法そのものから確認したい方は、JR四国のきっぷ・予約完全ガイドもあわせてご覧ください。

この記事でわかること
  • 2026年10月現在も使えるJR四国のお得なきっぷ
  • e5489とスマえきのどちらを選べばよいか
  • 2027年2月・3月に終了予定のきっぷ
  • 指定席・自由席・周遊旅行ごとのおすすめ

e5489とスマえきの違いや事前購入の流れを詳しく確認したい方は、JR四国の切符を事前購入する方法|e5489とスマえきを比較も参考にしてください。

目次

2026年秋に変わったポイント

4月時点の記事から最も大きく変わったのが、スマえき商品の発売期間です。9月30日で終了予定だった商品が延長された一方、高知方面では2027年2月末で終了する商品があります。

2026年JR四国のキーワード「チケットレス」と「WEB予約」
きっぷ現在の発売・利用期間
スマえきトク割きっぷ
高松~松山
2027年3月31日まで
スマえきトク割きっぷ
高松~高知・朝倉/徳島~高知・朝倉
2027年2月28日まで
スマえきSきっぷ2027年3月31日まで
スマえきくろしおSきっぷ2027年2月28日まで
スマえき四国フリーきっぷ2027年3月31日利用開始分まで

特に注意したいのは、スマえきトク割きっぷの高知方面とスマえきくろしおSきっぷが2027年2月28日で終了予定となっていることです。

一方、高松~松山のスマえきトク割きっぷとスマえきSきっぷは、2027年3月31日まで利用できます。

2026年秋の変更ポイント

スマえきトク割きっぷやスマえきSきっぷは、当初案内されていた2026年9月30日から発売・利用期間が延長されています。ただし、高知方面の一部商品は2027年2月28日で終了予定のため、利用日によって対象商品が変わる点に注意してください。

指定席ならトク割WEBきっぷ

乗る列車を事前に決められて、指定席を確保したい方にまず検討してほしいのが「【e5489専用】トク割WEBきっぷ」です。

e5489専用トク割WEBきっぷの特徴(指定席・前日購入)

e5489でのみ購入できる片道タイプの割引きっぷで、乗車券と特急列車の普通車指定席がセットになっています。

2026年春の記事では高松~松山、高松~高知を中心に紹介していましたが、現在の商品には四国各地と岡山を結ぶ設定もあります。

設定区間大人片道
伊予北条~岡山5,900円
松山~岡山5,900円
土佐山田~岡山4,400円
後免~岡山4,400円
高知~岡山4,400円
徳島~岡山4,200円
高松~松山4,200円
高松~高知3,500円

発売期間は2027年3月30日までで、2027年3月31日利用開始分まで設定されています。

購入は前日まで

トク割WEBきっぷは、利用日の1か月前から前日まで購入できます。

当日になってから「安いきっぷがあるから買おう」と思っても購入できません。旅行日が決まっているなら、前日までに手続きを済ませてください。

また、e5489の「事前申込サービス」は対象外です。

紙のきっぷを受け取る必要がある

名前に「WEB」と付いていますが、トク割WEBきっぷはチケットレス商品ではありません。

予約後は、5489マークのあるJR四国またはJR西日本の指定席券売機、みどりの券売機プラス、みどりの窓口などで乗車前に紙のきっぷを受け取る必要があります。

受け取らずに列車へ乗った場合は、別途必要な運賃・料金を支払うことになります。

最新の設定区間や利用条件は、JR四国公式「【e5489専用】トク割WEBきっぷ」で確認できます。

自由席ならスマえきが便利

乗る列車を細かく決めず、特急の普通車自由席を利用したい方には「スマえき」の片道型商品が使いやすくなっています。

スマえきトク割きっぷ

「スマえきトク割きっぷ」は、四国内の都市間移動に使えるスマえき限定の片道きっぷです。

スマえきトク割きっぷの特徴(自由席・チケットレス)
区間大人片道利用期限
高松~松山3,900円2027年3月31日まで
高松~高知・朝倉3,420円2027年2月28日まで
徳島~高知・朝倉3,500円2027年2月28日まで

購入したきっぷはスマートフォンに表示し、駅係員や乗務員へ提示して利用します。紙のきっぷを受け取る必要はありません。

ただし、スクリーンショットや紙へ印刷した画面では利用できません。スマートフォンの紛失・故障などできっぷを表示できない場合も再発行されないため、旅行中のバッテリー残量には気をつけたいところです。

スマえきを旅行中に何度も利用するなら、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリーを1つ用意しておくと安心です。

スマえきSきっぷ

短・中距離の特急自由席なら「スマえきSきっぷ」が便利です。こちらも2027年3月31日まで発売・利用できます。

主な区間大人片道
高松~徳島2,550円
高松~新居浜3,750円
高松~今治3,890円
松山~新居浜2,880円
松山~今治1,650円
松山~宇和島2,880円
高知~須崎1,560円
高知~窪川2,550円

紙のSきっぷとは違い、片道単位で買えるのも便利なところです。往路だけ特急、復路は別の交通機関といった旅程にも合わせやすくなっています。

スマえきくろしおSきっぷ

高知・後免から中村・宿毛方面へ特急「あしずり」などを利用する場合は「スマえきくろしおSきっぷ」があります。

区間大人片道
後免・高知~中村3,990円
後免・高知~宿毛4,560円

ただし、こちらは2027年2月28日で発売・利用終了予定です。2027年3月以降の高知県西部への旅行では、その時点で利用できる商品を改めて確認してください。

e5489専用WEBきっぷとスマえきトク割の比較

近距離の指定席はチケットレスもある

2026年度は「指定席に安く乗りたいけれど、紙のきっぷを発券したくない」という方に向いた商品も増えました。

トク特しおかぜ・南風チケットレス

e5489専用の「トク特しおかぜチケットレス」「トク特南風チケットレス」は、対象となる近距離区間で普通車指定席を利用できる料金券タイプの商品です。

料金は区間により300~500円。利用日の前日から当日、指定列車の発車時刻2分前まで予約できます。

ここで重要なのは、この300~500円だけで列車へ乗れるわけではないことです。

別途、その区間に有効な乗車券が必要です。ICカード乗車券や定期券、スマえきの乗車券などと組み合わせて利用できます。

「トク割WEBきっぷ」が乗車券+特急指定席のセットであるのに対し、「トク特しおかぜ/南風チケットレス」は指定席の料金部分だけ、と覚えておくと分かりやすいでしょう。

四国周遊ならフリーきっぷ

高松・松山・高知・徳島など複数都市を移動するなら、区間ごとの割引きっぷよりフリーきっぷの方が使いやすくなる場合があります。

四国フリーきっぷは3日間18,000円

「四国フリーきっぷ」は、JR四国全線の特急列車・普通列車の普通車自由席が連続3日間乗り降り自由になる定番商品です。

3日間乗り放題のスマえき四国フリーきっぷエリアマップ

大人18,000円・こども半額で、JR四国全線のほか土佐くろしお鉄道の窪川~若井間、ジェイアール四国バスの対象路線バスも利用できます。

紙の四国フリーきっぷに加え、現在は「スマえき」「tabiwa」「しこくるり」などから購入できるデジタル版もあります。

デジタル版は2027年3月31日利用開始分まで設定されており、3日間有効のため3月31日から利用を開始した場合は4月2日まで利用できます。

1日単位のフリーきっぷまで含めて比較したい方は、JR四国の1日乗り放題きっぷ比較も参考にしてください。

バースデイきっぷも継続

誕生月なら、やはり「バースデイきっぷ」のお得感は大きいです。

誕生月限定でお得なバースデイきっぷ
種類大人有効期間
自由席用12,000円連続3日間
グリーン車用15,000円連続3日間

2027年3月31日利用開始分まで発売されます。

グリーン車用では通常の特急列車のグリーン車指定席・普通車指定席を利用できますが、「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は対象外です。

ものがたり列車を利用する場合は、乗車券部分のみ有効となり、特急券・グリーン券を別途購入します。

25歳以下なら冬の若者限定きっぷ

2026年冬には、25歳以下限定の「スマえき 若者限定四国フリーきっぷ」も設定されています。

価格12,000円
有効期間連続3日間
冬季発売期間2026年11月11日~2027年1月9日
冬季利用期間2026年12月11日~2027年1月11日
利用開始不可2026年12月23日~2027年1月4日

通常の四国フリーきっぷが18,000円なので、年齢条件を満たす方にはかなり大きな差になります。利用時は年齢を確認できる公的証明書を携帯してください。

観光地向けフリーきっぷも継続

四国全体ではなく、内子・大洲、高知東部、室戸など特定地域を観光するなら、地域限定のフリーきっぷも候補になります。

内子・大洲町並散策1日パスと徳島・室戸・高知55フリーきっぷ

内子・大洲町並散策1日パス

「内子・大洲町並散策1日パス」は大人4,000円・こども半額で通年発売されています。

松山から内子・伊予大洲・八幡浜方面の特急自由席を利用できるほか、愛ある伊予灘線もフリー区間に含まれるため、下灘駅を組み合わせた日帰り旅行にも使えます。

ただし、松山~下灘だけを往復するなら、2026年10月から新たに発売された「下灘往復きっぷ」の方がシンプルで安くなります。詳しくは下灘往復きっぷの料金・買い方・スマえき利用方法で比較しています。

徳島・室戸・高知55フリーきっぷ

徳島から室戸岬を経由して高知へ抜けるなら「徳島・室戸・高知55フリーきっぷ」が便利です。

大人5,800円・こども2,900円、有効期間は3日間です。

JR牟岐線、阿佐海岸鉄道DMVの対象区間、高知東部交通の路線バス、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線などを組み合わせて移動できます。

この商品は一時発売・利用を中止していましたが、2026年9月1日から再開しています。2027年3月31日利用開始分まで発売予定です。

【重要】2026年10月16日から発売を一時見合わせています

「徳島・室戸・高知55フリーきっぷ」は、阿佐海岸鉄道DMVの全便運休に伴い、2026年10月16日(金)から当面の間、発売を一時見合わせています。

当初は2027年3月31日までの発売が予定されていましたが、現在は新規購入できません。発売再開時期についても未定となっており、詳細が決まり次第、公式サイトで案内される予定です。

すでにきっぷを購入している方は、利用可否や払い戻しについて購入先へ確認してください。最新情報は徳島・室戸・高知55フリーきっぷ公式サイトの発売一時見合わせ案内をご覧ください。

ひがしこうち観光1日フリーきっぷ

高知~奈半利を中心に高知県東部を巡るなら「ひがしこうち観光1日フリーきっぷ」があります。

大人2,900円・こども半額で、高知~奈半利間を1日乗り降り自由。2027年3月31日まで発売・利用できます。

特急列車を利用する場合は乗車券部分のみ有効となるため、特急券など必要な料金券を別途購入してください。

四国水族館きっぷ

四国水族館きっぷも2027年3月31日まで継続していますが、2026年4月から利用できる出発駅が絞られています。

発駅大人
高松3,480円
坂出2,700円
丸亀2,700円
多度津2,700円
詫間2,980円
観音寺3,480円
琴平2,980円

松山・高知・徳島など遠方発の設定は2026年3月31日利用分で終了しています。

終了したきっぷと今後の注意点

2026年度は商品名が似ているきっぷの終了・継続が入り混じっているため、「Sきっぷは全部なくなった」などと誤解しないことも大切です。

指定席Sきっぷは終了

次の指定席タイプ2商品は、2026年3月31日利用開始分をもって終了しています。

  • 指定席Sきっぷ
  • 【e5489専用】指定席往復トク割きっぷ

指定席を利用する場合は、現在は「【e5489専用】トク割WEBきっぷ」などを中心に検討する形になっています。

Sきっぷそのものは残っている

ここは重要です。「指定席Sきっぷ」は終了しましたが、特急自由席用の「Sきっぷ(往復券)」は現在も発売されています。

そのため「紙のSきっぷがすべて廃止された」という理解は正しくありません。

高知方面は2027年2月末に再変更

2027年2月28日をもって、スマえきトク割きっぷの高松~高知・朝倉、徳島~高知・朝倉と、スマえきくろしおSきっぷが終了予定です。

2027年3月以降に高知方面へ旅行する場合は、現在の記事の価格をそのまま使わず、改めてその時点のJR四国公式商品を確認してください。

目的別に選ぶならどれ?

商品名が増えて分かりにくく見えますが、「指定席が必要か」「片道か周遊か」で考えるとかなり選びやすくなります。

こんな人候補
高松~松山・高知を指定席で移動トク割WEBきっぷ
高松~松山を自由席で安く移動スマえきトク割きっぷ
四国内の短・中距離を自由席で移動スマえきSきっぷ
しおかぜ・南風の近距離指定席トク特チケットレス
四国を3日間周遊四国フリーきっぷ
誕生月に四国周遊バースデイきっぷ
25歳以下で冬に四国周遊スマえき若者限定四国フリーきっぷ
松山から内子・大洲・下灘を1日観光内子・大洲町並散策1日パス
徳島~室戸~高知を周遊徳島・室戸・高知55フリーきっぷ

「とにかく一番安いきっぷ」を探すより、自分の旅行が指定席・自由席・周遊のどれなのかを先に決めた方が選択を間違えにくくなります。

JR四国のお得なきっぷFAQ

2026年10月現在のトクトクきっぷについて、特に間違いやすいポイントをまとめます。

スマえきトク割きっぷは9月30日で終了しましたか?

いいえ。発売期間が延長されています。高松~松山は2027年3月31日まで、高松~高知・朝倉と徳島~高知・朝倉は2027年2月28日まで発売・利用予定です。

スマえきSきっぷは2026年10月以降も使えますか?

はい。スマえきSきっぷは2027年3月31日まで発売・利用できます。スマえきくろしおSきっぷは2027年2月28日までです。

トク割WEBきっぷはチケットレスですか?

いいえ。e5489で予約・決済しますが、乗車前に対応する券売機や窓口で紙のきっぷを受け取る必要があります。

指定席Sきっぷが終了したならSきっぷはもうありませんか?

いいえ。「指定席Sきっぷ」は終了しましたが、特急自由席を利用する「Sきっぷ(往復券)」は現在も発売されています。

一番おすすめのお得なきっぷはどれですか?

旅行内容によって異なります。指定席ならトク割WEBきっぷ、自由席の片道移動ならスマえきトク割・Sきっぷ、3日間四国を周遊するなら四国フリーきっぷが分かりやすい候補です。

まとめ|2026年秋は発売期間に注意

2026年度のJR四国のトクトクきっぷは、e5489とスマえきを中心としたデジタル化がさらに進んでいます。

指定席を事前に確保するなら「トク割WEBきっぷ」、自由席を手軽に利用するなら「スマえきトク割きっぷ」「スマえきSきっぷ」、四国全体を巡るなら「四国フリーきっぷ」と考えると選びやすくなります。

また、2026年春の記事からの大きな変更として、スマえきトク割きっぷ・Sきっぷの発売期間は延長されました。

一方、高松・徳島~高知・朝倉のスマえきトク割きっぷとスマえきくろしおSきっぷは2027年2月28日で終了予定です。

JR四国のお得なきっぷは同じ年度内でも発売期間や商品内容が変わることがあります。旅行日が決まったら、JR四国公式のおトクなきっぷ一覧で最後に利用条件を確認してから購入するのがおすすめです。

2026年の四国旅を成功させるためのきっぷ選びのポイント
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