記事更新 2026年9月27日
こんにちは。Shikokuレールノート運営者の「よんてつ」です。
予讃線の特急「しおかぜ」「いしづち」は、普通車指定席やグリーン車を利用するなら事前予約が可能です。指定席は原則として、乗車する列車が始発駅を発車する日の1か月前の午前10時から発売されます。ネットならe5489、駅なら指定席券売機や窓口から購入できます。
一方、自由席を利用する場合は座席そのものの予約は必要ありません。ただし、乗車券とは別に自由席特急券が必要です。また、e5489のチケットレス特急券なら当日でも購入できますが、チケットレスになるのは基本的に特急券部分で、乗車券は別途必要という点には注意してください。
- しおかぜ・いしづちの予約が必要かどうか
- 指定席をいつから予約できるのか
- e5489・券売機・窓口での予約方法と当日購入
- 自由席・指定席・グリーン車の選び方と注意点
予讃線の特急予約|まずここを確認
最初に、予讃線の特急を予約するときに押さえておきたいポイントをまとめます。初めて「しおかぜ」「いしづち」に乗る方は、ここを確認してから予約画面へ進めば迷いにくいです。
- 指定席・グリーン車は乗車日の1か月前10時から発売
- ネット予約はe5489が基本
- 自由席は座席予約不要だが自由席特急券が必要
- 空席があれば当日でも指定席を購入できる
- チケットレス特急券は乗車券が別途必要
| 予約方法 | 向いている人 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| e5489 | スマホ・PCで事前予約したい | 商品によって受取方法や条件が異なる |
| チケットレス特急券 | 紙の特急券を受け取りたくない | 乗車券は別途必要 |
| 指定席券売機 | 駅で自分で座席を選びたい | 設置駅を事前に確認 |
| 駅の窓口 | 乗り継ぎやきっぷの相談をしたい | 営業時間に注意 |
しおかぜ・いしづちは予約が必要?

予讃線の代表的な特急は「しおかぜ」と「いしづち」です。しおかぜは岡山〜松山方面、いしづちは高松〜松山方面を結んでいます。
普通車指定席やグリーン車を利用する場合は、乗る列車と座席を指定して購入します。一方、普通車自由席なら座席そのものを予約する必要はありません。そのため「絶対に予約しないと乗れない列車」というわけではありません。
ただし、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、3連休などは自由席が混みやすくなります。岡山〜松山や高松〜松山のように長時間乗る場合、私はできるだけ指定席を確保しておく方が安心だと思います。
なお、瀬戸大橋を渡るのは岡山発着の「しおかぜ」です。高松発着の「いしづち」は瀬戸大橋を渡りません。一部列車では宇多津〜松山間でしおかぜ・いしづちを連結して運転するため、乗車する号車も確認しておきましょう。

指定席はいつから予約できる?
しおかぜ・いしづちの指定席は、原則として利用する列車が始発駅を発車する日の1か月前、午前10時から発売されます。
例えば10月20日に乗る列車なら、基本的には9月20日の午前10時から購入できます。前月に同じ日がない場合は発売日が変わるため、月末に乗車する場合は注意してください。
e5489には、通常の発売開始より前に申し込める「事前申込サービス」もあります。ただし、事前申込をした時点で座席が確保されるわけではありません。実際の予約処理は発売開始日の午前10時以降に行われるため、満席の場合は座席が取れないこともあります。
通常の土日であれば発売日に予約しなければ取れないケースばかりではありませんが、連休や帰省時期、イベント開催日は早めに動く方が安心です。
e5489で予約する方法と注意点

e5489では、スマートフォンやパソコンから「しおかぜ」「いしづち」の指定席を予約できます。駅へ行く前に空席を確認できるので、予讃線特急を予約するなら最も使いやすい方法のひとつです。
一般的な流れは、乗車駅・降車駅と日時を入力し、利用する列車と座席タイプを選び、支払い方法を指定して予約する形です。商品によっては座席位置まで選択できます。
ここで注意したいのが、e5489で予約したからといって、すべてのきっぷがチケットレスになるわけではないことです。通常のきっぷを予約した場合は、乗車前に駅で受け取りが必要になるケースがあります。
一方、「チケットレス特急券」を選べば特急券の受け取りは不要です。ただし、これは基本的に料金券ですので、乗車券は別途用意する必要があります。
また、JR四国ではICOCA・Suicaなどの交通系ICカードを利用できる駅が限られています。松山駅はICOCAエリア外なので、「チケットレス特急券+Suicaだけで高松から松山まで行ける」と考えないようにしてください。

当日でも予約できる?
空席が残っていれば、しおかぜ・いしづちの指定席は当日でも購入できます。急に松山へ行くことになった場合でも、まずe5489や駅の指定席券売機で空席を確認してみてください。
チケットレス特急券については、対象商品なら時刻表に記載された発車時刻の直前まで購入できるものがあります。そのため「駅に着いてから特急に乗ることを決めた」という場面でも利用しやすいです。
ただし、発車直前になるほど操作ミスや通信状況の影響を受けやすくなります。乗る列車が決まっているなら、ホームへ入る前に購入を済ませておく方が安心です。
予約変更・払い戻しで注意すること
e5489では、予約内容や購入した商品の条件によって、ネット上から変更・払い戻しができます。ただし、きっぷを受け取った後はオンラインで変更できない場合があります。
また、チケットレス商品は通常の紙の指定席特急券とは条件が異なります。例えば予約した列車・座席を利用することが前提の商品では、乗り遅れたからといって別の列車の自由席へそのまま乗れるとは限りません。
予定が変わりそうな旅行では、「変更できるか」「払い戻し手数料はいくらか」まで購入前に確認しておくと安心です。特に割引商品は通常のきっぷと条件が異なることがあります。
乗車券・特急券を買える場所

しおかぜ・いしづちに乗るためのきっぷは、e5489のほか、駅の指定席券売機や窓口などで購入できます。
操作に慣れている方ならe5489が便利ですが、新幹線からの乗り継ぎや複雑な経路、割引きっぷを含む旅行では窓口で相談した方が分かりやすい場合もあります。
覚えておきたいのは、特急に乗るためには基本的に「乗車券+特急券」が必要ということです。指定席なら指定席特急券、自由席なら自由席特急券、グリーン車なら特急券に加えてグリーン券が必要になります。
自由席・指定席・グリーン車の選び方
予約方法が分かったら、次に迷うのが座席です。しおかぜ・いしづちは自由席、普通車指定席、列車によってグリーン車を利用できます。それぞれ価格と使い勝手が違います。
料金は座席タイプでどう変わる?
特急料金は自由席、指定席、グリーン車で異なります。特に指定席は利用日によって最繁忙期・繁忙期・通常期・閑散期が設定され、同じ区間でも料金が変わります。
このため、以前の記事に掲載していた「高松〜松山は○円」といった固定の料金表は削除しました。運賃改定やシーズン区分で変わる可能性があるため、実際に乗る日の料金を予約画面で確認する方が確実です。
| 座席 | 予約 | 向いている人 | 料金の特徴 |
|---|---|---|---|
| 自由席 | 座席予約不要 | 時間を柔軟に決めたい | 指定席より安い |
| 普通車指定席 | 必要 | 確実に座りたい | 時期によって料金変動 |
| グリーン車 | 必要 | 長距離を快適に移動したい | 特急料金+グリーン料金 |
自由席と指定席はどちらがおすすめ?
自由席の一番のメリットは、指定席より料金を抑えやすく、座席を事前に決めなくても利用できることです。出発時間を完全に決めていない日帰り移動などでは使いやすいでしょう。
一方、自由席は座席が保証されません。連休や繁忙期には座れない可能性があります。岡山〜松山、高松〜松山のように長く乗るなら、数百円程度の差で座席を確保できる指定席の安心感は大きいです。
家族旅行、大きな荷物を持っている場合、2人以上で並んで座りたい場合も指定席が向いています。逆に短距離利用で混雑していない時間なら自由席でも十分でしょう。
なお、通常の自由席特急券とe5489のチケットレス商品では利用条件が異なる場合があります。「予約した列車に乗り遅れたら自由席へ行けばよい」と一律に考えず、購入した商品の条件を確認してください。
グリーン車はどんな人に向いている?

岡山〜松山は列車によって2時間半を超える移動になります。移動時間をできるだけ楽に過ごしたい方には、グリーン車も選択肢です。
グリーン車は普通車より座席がゆったりしており、長時間座っていても姿勢を変えやすいのがメリットです。出張でパソコンを使いたい場合や、松山到着後すぐに観光したい場合にも、移動中の疲労を減らしやすくなります。
ただし、すべての「いしづち」にグリーン車が設定されるわけではありません。予約するときは列車ごとの設備表示を確認してください。

8000系と8600系で設備が違う
しおかぜ・いしづちには主に8000系と8600系が使われています。8600系は全座席にコンセントがあり、長距離移動でスマートフォンやパソコンを使う人には便利です。
8000系もリニューアルが進んでおり、リニューアル車ではグリーン車・普通車指定席の全席と、自由席の窓側にコンセントが設置されています。ただし、車両検査などで運用が変わる場合もあるため、設備だけを理由に列車を決める場合は最新情報を確認してください。
時刻表・混雑と予約時の注意点
予約方法と座席が決まったら、最後に時刻と混雑を確認します。しおかぜ・いしづちはおおむね1時間間隔で利用しやすい列車ですが、号数によって車両や座席設備が異なることがあります。
時刻表とダイヤの確認方法

時刻表はJR公式サイトやe5489の検索画面で確認できます。旅行前に検索したうえで、乗車当日にも運行情報を確認するのがおすすめです。
特に気を付けたいのが、しおかぜ・いしづちを併結して運転する列車です。岡山方面と高松方面では乗る車両が異なるため、指定席券に記載された号車と、ホームの乗車位置を確認してください。
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などは、通常と編成や指定席・自由席の設定が変わることもあります。普段利用したことがある列車でも、多客期は改めて確認した方が安心です。
混雑時は指定席を早めに確保
しおかぜ・いしづちはビジネス利用だけでなく、本州から松山方面へ向かう観光客も多く利用します。そのため、金曜夕方、日曜夕方、3連休、春休み・夏休みなどは混雑しやすくなります。
特に岡山駅では新幹線から乗り換える人がまとまって乗車します。岡山から松山まで確実に座りたいなら、自由席へ並ぶより指定席を予約しておく方が動きやすいでしょう。
一方、予定変更の可能性が高く、乗る列車を直前まで決められない場合は自由席の方が使いやすいケースもあります。料金差だけでなく、自分の旅程に合うかどうかで選ぶことが大切です。
予讃線特急の予約でよくある失敗

初めてしおかぜ・いしづちを予約するときに多いのが、「e5489で買えば全部チケットレス」と思ってしまうことです。チケットレス特急券を利用する場合でも、乗車券部分は別に必要です。
また、通常のきっぷをe5489で購入し、受け取りが必要なのに、そのままホームへ向かってしまうケースにも注意してください。予約完了画面で「受け取りが必要か」を確認しておきましょう。
しおかぜ・いしづちの併結列車では、自分が岡山方面なのか高松方面なのかによって乗る車両が変わります。指定された号車を確認せず、同じ編成だからと別の車両へ乗らないようにしてください。
もうひとつ注意したいのが交通系ICカードです。JR四国ではICOCA・Suicaなどを使える駅が限定されており、松山までICカードだけで乗車できるわけではありません。チケットレスを利用するときほど、乗車券をどうするかまでセットで確認することが大切です。
予讃線特急の予約でよくある質問
最後に、しおかぜ・いしづちを予約するときに迷いやすいポイントをまとめます。
予讃線の特急予約まとめ
予讃線の特急「しおかぜ」「いしづち」は、普通車指定席やグリーン車なら乗車日の1か月前10時から予約するのが基本です。ネットならe5489を利用でき、空席が残っていれば当日でも購入できます。
座席を確実に確保したいなら指定席、時間を柔軟に決めたいなら自由席、長時間の移動を快適にしたいならグリーン車という選び方が分かりやすいでしょう。
そして一番間違えやすいのが、e5489とチケットレスの違いです。e5489で予約しても受け取りが必要なきっぷがありますし、チケットレス特急券を購入しても乗車券は別途必要です。
予約画面で「乗る列車・号車・座席」「きっぷの受け取り」「乗車券の有無」の3点まで確認しておけば、当日はかなりスムーズに乗れます。多客期は満席になることもあるため、旅行の日程が決まったら早めに空席を確認してみてください。



